富士スバル 太田店

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「モントレー2012 in 渋川」

2012-07-31 10:15:51 | すなブロ

伝統の全日本ラリー・モントレー復活戦は

地元柳澤宏至選手が3位入賞

 

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国内ラリーの数々のトップドライバーやラリーチームを輩出してきた群馬。
そのラリー王国・群馬で開催されてきたラリーが「モントレー」でした。
しかし、全日本ラリーが開催されなくなって久しかった群馬に9年ぶりに
「モントレー」が復活することになりました。
数年前から全日本ラリーのキャンディデイト・イベントとして地区戦が開催され、
当時から渋川市のバックアップを得られてきましたが、
今回の全日本ラリー昇格にあたっても渋川市をホームタウンに開催されました。
ラリーはかつてのラリー銀座とも言われた榛名山と赤城山周辺の林道をメインステージに、渋川市総合公園内に設けられたギャラリーステージをこなしていく構成でした。
また、榛名山側のステージは道幅も広くアベレージスピードが高いのに対して、
赤城山側はツイスティなうえにコース上には落ち葉や土が出ていたため、
かなりのテクニカルなセクションとなっていました。
関東周辺でこの夏一番の暑さを記録した7月28日にスタートが切られた
今回のラリーでしたが、シリーズリーダーの勝田選手はラリー序盤に出遅れてします。
全日本ドライバーたちにとっては全く初めてのコースということもあり、
様子を見ながらのスタートが裏目に出たといえるかもしれません。
最大のライバル奴田原選手や地元の柳澤選手、石田選手に先行を許してしまう
展開となってしまいました。
それでもステージを走るごとにライバルたちとの差を縮めていき、
順位を徐々にアップ。さらに今ラリー最長となる12.13kmのSS7では奴田原選手をとらえて
トップに立ち、そのままデイ1はゴールしました。
また3位争いとなった柳澤選手vs石田選手の地元対決は柳澤選手がラリー中盤に
トラブルを抱えてしまい、石田選手にリードを許すことなっていました。
デイ2は約9.3kmと6.8kmの林道ステージと2本のギャラリーステージという構成のために、
「1本目のSSで離されなければと考えていましたが…」と話していた勝田選手が
トップ死守を図るものの、ベストタイムの奴田原選手に逆転されてしまうと
そのまま逃げ切りを許す形でラリーはフィニッシュを迎えると思われました。
しかし、全SSゴール後のTCインで早着のミスを犯してしまった勝田選手はペナルティを
食らってしまい下位へと後退。
これでトラブルを抱えながらも走り切った柳澤選手がSUBARU勢最上位の3位で
フィニッシュすることとなりました。
 
 
2
 
        SUBARU BRZ ゼロカー