ふじもん先生ブログ「世界のリアルをお届けします」

株式会社グローカルアース代表のふじもんが、世界のリアルと日々の活動をお届けします。

熱く生きろ、通信制高校の生徒たちよ!

2015-03-16 17:24:41 | 日記

注)この写真の人物は、僕じゃないっす。

オーストラリアへのワーキングホリデーと一度目の世界放浪の旅から帰国したのが、たしか28歳。(たぶん)

僕が初めて勤めた日本の学校は、通信制高校だった。

その縁もあり、その後も僕は通信制高校との関わりが何かと続いている。


通信制って面白い。良い意味で柔軟性のあるカリキュラムなので、上手く活用すれば個性的で独自の教育も実現させやすい。

僕はこの通信制というシステムに、1つの可能性を感じてもいる。

でも、当の子どもたちは決してそうではないことも多い。

通信制に通う子どもたちと話していると、次のような発言を間々耳にする。


「どうせ私たち通信だから・・・」

「みんなからも『へ~通信なんだ~』とかバカにされるし」

「親からも『あんたはどうせ通信なんだから・・・』って言われるんだよね」



通信制に通う子どもたちの中には、「通信制」というだけで劣等感を感じている生徒もいる。

あくまで僕の感覚値だけど、それはそこそこの数になるのではないだろうか。


そんなの関係ないよ。どこの学校を出たとか通信制とか全日制とか、そんなの関係ねぇんだよ、みんな!

そんなちっちゃな話に囚われないで。みんな1人1人には、間違いなくかけがえのない価値がある。

みんなのことを大切に思っている人は、間違いなくいるんだから。

みんなどうか、そのことを忘れないで。


そんな小さなことで、自信を無くさないで。

そんな些細なことで、自分を卑下しないで。


確かに今の通信制高校は、何らかの理由で「全日制高校に通えなくなってしまった人」の受け皿的な要素が強い。

確かにそれは事実だろう。

だから「私たちは普通の学校に通えなかったダメな生徒」的な意識を持ってしまっている子どもたちも少なくないのだ。


でもさ。


全日制高校に通えなくなったからって、それが何なの?

別にいいじゃん、毎日学校の通わない生き方があったって。

それにさ、毎日通ったところで、バカみてーに念仏唱えてるような授業をしている先生だってけっこういるべ?

卒業生に聞いてみたけど、「授業がつまらなくて死にそう」みたいな話もけっこう聞くしさ。

世の中の価値観は大きく変化している。仕事に関しても「毎日会社に行く」っていう発想も、もはや常識ではなくなりつつあるわけだし。

それにそもそも、今の日本の学校制度では高校って義務教育じゃないんだし!多様な学び方があって然りじゃないか。


憤りがあるんだよね、俺には。


中学校の先生方も(これも感覚値ですけど)通信制に対して良いイメージを持ってはいない。

「あの子は通信しかないかしら・・・」みたいな感じだ。

それは仕方ないと言えば仕方ない。僕も中学校の現場にいたし、その感覚はよく分かる。


良い学校も悪い学校も確かに存在する。全てが平等に、完璧にってわけにはいかない。それは分かってる。

僕は別に、全日制高校を批判しているわけでももちろんない。

だけど、その学校を卒業した子どもたちが、劣等感を感じてしまうような学校なんてあってはならんだろう。

通信制を出た子どもたちの全てが、堂々と「私は通信制高校の出身です!」って、胸を張って言えるような社会になってほしいな。

いや、「なってほしい」を願っても仕方ない。そうなるように働きかければいいのか。


実はある通信制高校で働く先生が、「世の中の人にもっと通信制高校を知ってほしい。そのために何かしたい」と言っているんです。

もしかしたら近々、「世の中の人に通信制高校をもっと知ってもらおうの会」的な団体もやってしまうかも(笑)。


いずれにしても、人間の価値は出身校なんかで決まるもんじゃない。

中卒とか高卒とか大卒とか、通信とか全日とか、そんな小さな話、どうだっていいんだ。

本質は、もっと違うところにある。


だから、最後の一言。

みんな、自分に自信を持って!みんなはみんなのままでいいんだぜ!自分に誇りを持って、生きたいように生きようぜ!


ふじもん
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自論「中学校」。お読みあそばせませませ♪

2015-03-13 11:04:38 | 日記


俺はもともと中学校の先生だった。

あんまりこう言うと「不幸自慢してんじゃねーよ」みたいに捉える人もいるかもしんないけど、

そういう人はそーしてくれればいいや。


たぶんね、日本の学校種の中で、中学校の先生が一番しんどい。

幼稚園や保育園があって、6・3・3・4制の学校制度があって、というのが今の日本なわけだ。

それが良いとか悪いとかはちょっと置いといて、現実としてこの制度だよね。


その中で、中学校ってすごく大変なんだ。

子どもたちは「大人と子どもの境目」を生きている。

身体はしっかり大人だけど、心はとっても不安定。

色々問題も起こす。

体力はあるし知恵もついてきてるから、一筋縄にはいかない。

力では抑え込めないし、話だけでも通じない。


そして土日はほぼ全部部活。

俺、これがまずいと思うんだよな。

俺はテニス部を見てたけど、テニスなんてまったくの未経験。

苦しいのよ、ぶっちゃけ。何したらいいのかサッパリわかんねーんだから。

一生懸命やっている生徒にマジで申し訳ないし。

たぶん同じ思いで部活に取り組んでいる先生、日本中にたくさんいるはずなんだよな。


そんな中で、多くの中学校の先生が生きている。

俺は29歳で初めて中学校の教壇に立ったけど、時を同じくして大学院に行き始め、色々な教育イベントに参加するようになった。

その時思ったんだよね。

保育士さんや小学校の先生、そして大学の先生にはけっこうお会いするんだけど、

中学校や高校、特に中学校の先生に出会ったことって一度もない気がする。


なんでか?


たぶんね、出てこれないんだよね、学校から。

志があってやる気があって、もっと勉強してもっと学校を良くして質の高い授業して・・・とか思っていても、

ホントに忙しいんだ、中学校の先生って。

なのに、あまりマスコミは取り上げない。

幼児教育や小学校の授業、ちょっと飛ばして大学などの高等教育はニュースになるけど、

中学校と高校、特に中学校ってニュースにならないんだよね。


だからさ、世の中の人々って、中学校のリアルな世界や中学校の先生がどんな人なのかって、あんまり知らないんだと思う。

だからさ、俺思ったんだ。

俺の知ってる熱い中学校の先生と一緒に、「中学校の先生が何かやっちゃうチーム」を創っちゃおうって!

俺はもう中学校の先生ではないけど、想いは中学校で働いている時とまったく一緒。

だからさ、ここで誰かが動く価値ってあるんじゃないかって。


誤解しないでほしいのは、すべての学校種がもちろんそれぞれに忙しくて、その教育的価値に差なんてないことは承知してます。

でも、そのように見た上でも、やっぱり「中学校」て不思議な世界になっちゃってるんじゃないかな。



やべ、思い付いたことを思い付いたように書いていたら、すっげぇ長くなっちゃった。

最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます!

これからも、どうぞよろしくお願い致します。


ふじもん
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俺だ。俺の背中を見せてやる!!!

2015-03-09 19:12:39 | 日記


先日、「未来教育会議」という団体が主催するシンポジウムに行ってきました。

僕の大学院時代の恩師が主催している団体で、その恩師からお誘いを受けて行ってきたのですが・・・

こうして真剣に子どもたちの未来を先進的に考えている人々がいる一方で、

先日、僕は先日「ムカついてしまった」ある講演を聞きました。


ある高校での進路講演会でのこと。

講師は、どこかの教育系企業のおじさん。

俺ね、ムカついてしまいました。

だってさ、冒頭からさ、子どもたちの夢や希望を打ち砕くことばっかり言うだからさ。


「好きなことをやって人生を生きていけると思ったら、大間違いですよ。」

「苦しい思いをするからお金がもらえるんです。働くとは苦しいことなんです。」

「イチロー選手や本田選手は特別です。あなたたちとは違うんです。」



すげームカついちゃってさ(笑)。


え?俺好きなことやって生きてますけど?

働くこと?楽しいっすよ。そりゃ苦しい時もあるし不満がゼロなんて時はないけど、ベースはメッチャ楽しいわけだし。

え?なんで初対面のアンタが子どもたちがどんな人間なのか知ってるの?


俺さ、違うと思うんだ。

そんな話をしたって、子どもたちは夢や希望を失うだけじゃん。

現実にはつらいこともそりゃある。だけどさ、楽しいぜ人生って!

もっと前向きになれる話をしよーぜ、大人がさ!

学校の先生もだけどさ、もっと子どもたちの心がフルフル震えちゃうような話をすべきだよね。


楽しいことをやって生きている大人は確実にいる。そんな大人に触れさせたい。

笑顔で働いている大人はたくさんいる。そんな大人がたくさんいることを、子どもたちに知らせてあげたい。


やっぱり俺がやるっかねーな。

バカみてーに生きてる俺の背中を見せてやるぜ!



そんな思いを抱いてしまったので、講演のあとその講師の方に一言物申してしまいました。

以上、短気な私の小さな物語でした~(笑)。


ふじもん
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今日から「ふじもんブログ」再開です。押忍!

2015-03-06 09:39:07 | 日記
こんにちは!いつもお世話になっております、ふじもんです。


「ふじもん先生の旅プロジェクト・世界一の授業」をスタートさせてから3か月弱・・・。


日々少しずつ、前に進んでおります。


小さな一歩が少しずつですが、ここで歩みを止めないことが大事!そう思って邁進しています。


ということで・・・


今日から新しいブログをスタートします!


日々の活動から僕が思ったこと感じたこと、書きたいことをバンバン書いていきます!


もっともっとぶっ飛んで、


もっともっととんがって、


もっともっと「俺らしく」いきたいなぁ!


人生は一度きり。


楽しまなくてどーする!


やりたいことやらなくてどーする!


そして死ぬときは北斗の拳のラオウのように。それはもう決めているのよね(笑)。


ということで今回は、「これからやるぞ!」という決意表明だけなのですが(笑)。


皆様、改めましてどうぞよろしくお願い致します!


ふじもん
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