ふじもん先生ブログ「世界のリアルをお届けします」

株式会社グローカルアース代表のふじもんが、世界のリアルと日々の活動をお届けします。

2018~2019年冬旅 ~日本はどうする?フィジーとトンガから考える、他民族と一緒に暮らすこと~

2019-01-08 04:48:37 | 日記
2019年1月6日。


トンガ。変な言い方をすると、なんだか「普通」の国だった(笑)。

でも、確実にフィジーやツバルとは異なる。

そこにはトンガだけの「トンガ」があった。



僕たちは、同じ地域にある国々のことをひとまとめにして、

「同じようなもんでしょ?」と見てしまうことがあると思うけど、

それは大変失礼なことだと僕は思う。


中米を周った時も、あの小さな中米の国々1つ1つにも、それぞれ違いがあった。

歴史も伝統も、そして人々のプライドもあった。


最近は聞かれなくなったが、初めて世界を放浪した時は、

「日本と中国と韓国は何が違うんだい?」といった質問がけっこうあった。

その地域に住む僕らからすれば、「いやいや、何言ってんの。それぞれ違う国ですよ!」

と思うけれど、遠い地域の方からすれば、けっこうそうでもないもんだ。


だからこそ僕たちは、遠い地域の方々の想いにまで身をはせて、

違いや尊厳、想いや誇りにまで気を配れるようにならなければならないだろう。



フィジーとトンガに来た目的の1つ。それは、他民族との共存の在り方について、少しでも触れること。


日本ではあまり知られていない話だが、フィジーにはかつてさとうきび産業の労働者として、大量のインド人が連れてこられた。

実はフィジーの約4割はインド系の人々だと言われている。




そしてトンガは、かつて中国に対してパスポートを発行していたらしく、南太平洋諸国の中でもとりわけ中国人が多い国でもある。


南太平洋に関するある本を読んでいたら、フィジーもトンガもそれぞれインド人と中国人との間に、色々と対立関係や埋まらない溝がある、と書いてあった。

日本も政府が外国人の流入に向けて、いよいよ動き出した。それが良いとか悪いとか賛成とか反対とかはちょっと置いておいて、実際現地に行ったらどうなのか?を知りたいと思ったのだ。


※フィジーの結論

インド人の数、ハンパない!と言うか、町によってはもはやインドです(笑)。


僕はインド大好きだから、すっごく居心地が良いのですが(笑)。

大切な点の結論をしては、パッと見る限り、インド人もフィジー人もみーんな仲良く暮らしているように見えた。町を見る限り、僕には対立の構図は見えなかった。


そこで、例によってあちこちで現地の方に聞いてみた。

「対立?そんなのないよ!一緒に仲良く暮らしてるよ!」

「フィジー人は怠け者だからね(笑)。一生懸命働くのはインド人さ!彼らがフィジーの経済を支えているよ。」

「彼らはイギリスの植民地支配が終わった後も、自分たちの意思でインドに帰らずフィジーに残ったんだ。もう数百年前の話になる。今はもうなんともないよ。」



という肯定的な意見がある一方で、

「俺はあんまりインド人は好きじゃない。彼らはフィジー人のリズムを壊してしまったからね。」

「一緒に暮らすのは良いが、ここはフィジーだ。必要以上にフィジーのことに入ってくるとなれば、当然ノーだよ。」


という方もいた。これは大変に興味深い違いだった。

実際に、政治的な世界では、フィジー人とインド人の間で(一部の過激な人たちなんでしょうが)対立や暴動も発生しているという。

ただ、フィジーを普通に旅する限り、その対立が目に見えてあるようには僕には思えなかった。

やっぱり現地に来ないと分からない。旅は面白い!


※トンガの結論

まず町中を歩くと…、商店やレストランは、ほとんどみんな中国人経営!




ちなみに世界を歩くと、これは珍しいことではない。コスタリカの小さな海沿いの村やレソトの山奥の村、ベリーズの小さな島などの商店もみーんな中国系の方々が経営をしていて、本当に驚かされたことがある。

…しかし、中国人の数自体は、思ったより多いようには感じなかった。


町中を歩いてみて率直に感じたことは、

決して関係性が悪いわけではないが、取り立てて良いわけでもなさそうだ。トンガ人が何かをやっている(教会だったり道端での談笑だったり)中に、中国系の人がいるシーンはまずなかった。




そして例によって、町の人々に聞いてみた(笑)。


「中国人は賢いからね、トンガのお店をみーんな支配してしまったよ。」

「彼らは莫大なお金をみんな中国に持ち帰ってしまう。トンガの小さな商店はみんな奪われてしまった。良いとは思っていないよ。」


という否定的な意見がある一方で、

「中国政府は色々助けてくれるからね。道路もみんな作ってくれた。感謝はしてるよ!」

という意見もあった。

そしてフィジーと同様だが、町を歩いている限り、トンガ人と中国人が深い対立関係にあるようには見えなかった。


ただ、これは根本的な大きな違いだけど、フィジーはインド人が来てから数百年の歴史があり、トンガはここ十数年の話である。その歴史の差を考えなければいけないだろう。

しかし、トンガの方々は、中国との関係についてはあまり話したがらない感じだった。今の政府の方針でもあり、触れにくいところもあるのか、あるいは今まさに進行している問題であり、何とも言えないところがあるのか…。



ちなみに、今のトンガ政府の支持率は60%くらいはあるという。国民の多くは現政権を支持しているようではある。


ここで思い出さされるのが、ツバルの政府関係者の話だ。
「尖閣諸島や南沙諸島のような強引な手法を私たちは恐れている。」

「一帯一路の政策は警戒して見ていますよ」


という言葉。そして、近年かなりあちこちで話題になっているが、中国の莫大な貸付に対して返すことができないとき、その国の港や道路などを中国の支配下に置いてしまう、という問題をよく耳にする。


僕は政治学者じゃないし中国の本当の意図は分からないけどれ、南太平洋の国々は、まさにそんな話題の真っ只中にいる国々である。

そういった国の様子を政治的な視点からも見ることができたのは、大変有り難かった。


日本もこれからますます外国人が増えていく中で、さて私たちはどう在るべきなのか?が、深く問われていると思う。

そこには、人間としての真っ直ぐな気持ちが先ずもって大切なのだが、それだけではどうにもならない政治的、経済的、軍事的な意図も大いに入ってくるだろう。

フィジーとトンガは、そういった視点でも大変勉強をさせてくれた。


さぁ、どうする日本!?


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2018~2019年冬旅 ~ツバル・海面上昇のリアル~

2019-01-04 17:08:46 | 日記
2018年12月31日。


数十年前、初めてツバルという国のことを知った。


地球温暖化による海面上昇の影響で、世界で初めて海に沈んでしまう国である、というニュースか何かを見て、大変なショックを受けたのを覚えている。


ツバル。人口1万人にも満たない、小さな小さな島国。

ようやく、ようやく!この国に来ることができた!


ツバルはかつてはイギリスの植民地であり、また現在はイギリス連邦の一員なので、みんな当然のように英語も話す。

国民全員がツバル語と英語のバイリンガルだと言っても過言ではないだろう。


僕は街中で出会う色んな人に、海面上昇のことを聞いてみた。

「この水たまりは晴天でも引くことがないんだ。下から水が上がってくるからね」




「地面から水が湧き出てきて、ここは池になっちゃったんだよ。」


「ハリケーンが来る時などは、波が島全部を覆ってしまうこともある。正直怖いよ。もし津波が来たらツバルに逃げ場はない。みんなお終いだよ。神に祈るしかないんだ。」




海面上昇のことを尋ねると、皆それぞれ色んなことを教えてくれた。


失礼な言い方になってしまうけれど、パッと見た感じでは、思っていた以上に被害がないように見えた。

そして島民の方々も、聞けば色々話してはくれるのだが、生活そのものは温かい島特有ののんびりした空気の中でゆったりと生きている。

もし何の知識もない人がツバルに来たら、海面上昇や水没の危機などなかなか感じられないと思う。

しかし、細かいところまで見てみると、色んな影響が出ていることが分かった。晴れても引かない水たまりや地面から湧き出た水が新たな池を作ってしまうなど、衝撃的な話だった。


僕が一番衝撃を感じたのは、ボートに乗ってフナフティ環礁の島に行ったときである。




ある小島のビーチで、その島の出身だというボートの運転手に話を聞いた。


「俺が子どもの頃は、海岸線がその先まであった。おそらく3mはもっと島が広かったな。今はどんどん島が削られて、小さくなっているんだ。」


衝撃的な話だった。

そして、その島の周囲を歩いてみると…

海ギリギリのところにまで、木々が生えている。










いや、そうではない。正確に言うと、海が木々に迫ってきているのだ。


海岸線がどんどん押し寄せてくる。その結果、木々はむき出しの状態になり、やがてなぎ倒され、海にさらわれていくという。










昔テレビで見たままの光景だった。

僕にとって、それは衝撃の世界だった。





「私が子どもの頃と比べても、格段に海岸線が上がってきているわ。でも、中にはこれが地球温暖化の影響ではないと言う人もいる。ただの自然の現象だと。いずれにしても、島が小さくなっているのは間違いなく真実よ。」




ボートの案内をしてくれた女性は、こう話してくれた。


ツバルは大変に細長い国で、一番幅のある空港のあるところでも、端から端まで歩けば10分足らずでお互いの海岸線に着いてしまう。

狭いところになると、ほんの数mしか幅がない。


そして標高は、一番高いところでも3m程度だという。

それを考えたら、わずかな海面上昇でも大変な影響になることが分かる。
それに加えて、近年の気候変動でハリケーンが強大化しているのだから、もし大波が来たら…と考えると、本当に恐ろしい。


幸いなことに、僕は政府関係者の親戚だという安宿のおばさんの車で、島内を案内してもらえた。




「この辺りは大潮の際には水で埋もれてしまうのよ。」




島の両サイドの特に細くなっている地域は、すっかり水に覆われてしまうという。
しかし予想外に、その地域にもたくさんの家があった。首都が置かれているフナフティには仕事があるし、どうしてもその土地に住まないといけないのだという。


政府関係者にも話を聞いてみようと、僕はある政府関係施設を訪れた。


年末年始だったのでお休みではあったが、有り難いことに事務職員の方が対応をしてくれた。

その際に見せてくれたのが、下の写真である。










これが、今のツバルで起きているリアルである。

「なんとかしないといけないけど、どうにもすることができない。でもあなたのように、この問題に興味を持ってツバルを訪れてくれる日本人がいることは、大変嬉しいことです。」


そして有り難かったのは、ツバルの大臣の方とお話をすることができたことだ。


彼女は、エネルギーと水産業との担当大臣らしい。日本でいうところの、環境省、エネルギー省、農林水産省の兼務大臣といったところであろうか。大変なポジションの方である。


「すでに一定の数の人々が移住をしています。フィジーやニュージーランド、オーストラリアなどに。大半はフィジーですが、ついに環境難民という言葉が生まれてしまいました。」

「日本には大変感謝をしています。JICAの方も頻繁にツバルを訪れてくれて、色々なプロジェクトを行ってくれています。そう言えば、今は帰省しているのですが、日本人女性が一人ツバル人の男性と結婚して、ツバルに住んでいますよ!お子さんも2人いて(笑)。」



以前との比較がないと、パッと見ただけではツバルに何が起きているのかは分かりづらいかもしれない。

しかし、各地をよく見てみると、その危機は確実に起きているのだと随所に感じられた。


ツバル。

明日明後日の話ではないが、ゆっくりではあるが、しかし確実に、この島は小さくなっている。そして確実に、海に埋もれてしまうであろう。僕はそう感じた。

迫りくる海岸線となぎ倒されている木々を見たとき、僕は恐怖を感じた。

そして、気候変動に伴うハリケーンの強大化によって、いつ島全部が大波に曝されるかも分からない。

もしそれが起きてしまったら…海面上昇による完全な水没を待たずして、ツバルは人が住めない土地となってしまう。


ツバル。

僕たち先進国が大量に排出する温室効果ガス等々の影響によって、自然と共に暮らし温室効果ガスをほとんど出していない人々が、真っ先に被害を受けてしまう現実がある。

ツバル訪問の学びは、大変に大きかった。

そして問題の大きさも、大変に大きいものだと改めて分かった。


しかしこんな問題もあった。

島北部に、大量に廃棄されたゴミの山…。聞くところによると、これらは一気に押しつぶした後、船に乗せて他の国で処理されると聞いたのだが…




僕にはそうは思えなかった。ただただ不法投棄されているゴミとしか思えなかった。




ツバル自体にも問題があることが分かった。ゴミ処理が自分たちでできているわけではないこと、そしてあちこちに投げ捨てられているゴミを見れば分かるが、ツバルの人たちにも環境教育がまだ浸透していないこと。

その様子を見て、僕はアマゾン上流のペルーのある村を訪れたときのことを思い出した。
https://blog.goo.ne.jp/team-nondakure/m/201307/2

ツバル。

僕には何ができるのか。何をすべきなのか。よく分からないのだけれど、

このグローバル極まりない問題への対策は、きっとローカルの第一歩から始めるしかないのだろう。



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2018~2019年冬旅 ~そうだ、ツバルに行こう~

2019-01-03 18:10:34 | 日記
2018年12月30日。


「ツバルに行く」と言ったら、意外にもたくさんの方から「ツバルってなに?どこ?」という返答をいただきました。

ということで、みんなでツバルに行ってみませんか?(笑)ツバルの情報をまとめてみました~!

※空から見たツバル。とっても細長い国なのです!


【行き方】

日本からの直行便はないので、フィジーを経由して行くことになります。


フィジーのスバ(ナウソリ国際空港)から週に3便、火・木・土にフライトがあります。

ちなみにツバルの首都フナフティの空港は市民の遊び場です(笑)。フライトのとき以外は、みんなでラグビーをしたり走り回ったりと、他の国では考えられない光景が広がっていて面白いですよ!


空港と滑走路には入り放題です(笑)。



【金額】

高いですね…。時期にもよるでしょうが、高いです。

年末年始にかけての僕のフライトは、往復で約8万円もしました。



【通貨】

まさかのオーストラリアドル!

ツバルに行くと決めている方は、日本でオーストラリアドルに両替しておくのもよいかもしれません。

ツバルの銀行でも日本円からの両替はできるのですが、空いている時間が短いので、うまくできない可能性があります。


ある程度の金額を日本で両替しておいて、その後銀行の空いている時間に足りない分を両替に行く、というのが一番かもしれないですね。



【なぜ注目されるのか】

地球温暖化が原因とされる海面上昇の影響によって、世界で一番初めに消えてしまう(水没してしまう)国と言われています。

僕個人の記憶ですが、確か20~30年前にその話を聞き、大変なショックを受けました。その状況をこの目で見てみたい!ということで、今回ついに行くことができたのです。


【国の様子】



人口はなんと約1万人だけ!9つの島からなるツバルは、首都が置かれているフナフティに国際空港があり、旅行者は基本的にこのフナフティで過ごす人がほとんどでしょう。


町中はとってものどか。高いビルなどは皆無です!


フナフティがある島以外の島々には300~400人程度の集落がある程度で、ほとんどの人がフナフティに住んでいるそうです。でも、高校があったりするなど、決して無人の島というわけではないようです。


【島での過ごし方】

心豊かで笑顔あふれる島の方々との触れ合いを楽しみながら、のんびり過ごすのが一番の過ごし方ではないかなと思います。


僕は海面上昇の状況を知るため、政府機関などあちこち訪れてみましたが、普通の旅行であれば、島の方の様子を見ながらのんびり…が一番だと思います。

離島にも行きたいという方は、その気になれば9つの離島へも船で行けるそうです。が、どの島も数時間かかるので、短期の旅行では現実的ではないですね。

フナフティは環礁になっているので、その小島へは小型のボートで行けます。ただ、ボート1台当たり250AUドルとのことなので、何人かでシェアしないとちょっと高いですね…。


【移動の仕方】

当然ながら、公共のバスや電車はないっす(笑)。基本的に歩きながらのんびり…でよいと思いますが、バイクを借りられるので、バイクを借りて島の端から端まで行ってみるのも良いかと思います。僕も行ってきました!

あと、島の方は優しいので、何か用事があって色々聞いていると、その方がバイクの後ろに乗せてくれて連れて行ってくれることも多々あります。僕は幸運なことに、宿のおっちゃんの親戚という方が、なんと車で島内の案内をしてくれました!

政府関係者ということだったので、かなり色々案内して下さり、大変勉強になりました!


【宿泊】

高いです…。ドミトリーの安宿に泊まる感覚だと、ビビります。あちこち探したのですが、僕が泊まった一番安い宿でも40AUドル!ツインベッドの部屋でしたが、一応ドミらしいです。

※フィラモナロッジ





空港の真横というロケーションはマジヤバイ!空港から徒歩1分、宿の2階からフライトが目の前で眺められるというのは世界でもそうそうないでしょうね!

その宿に泊まる前、たまたま日本人が一緒にいたのでルームシェアした宿(下のエスファンホテル)でも35AUドル×2人分。これは大サービスをしてくれたということで、本当は一室120ドルだと。施設等々を考えたら、確かにそのくらいの金額かもしれません。

※エスファンホテル


いわゆる普通のホテルといった部屋ですが、掃除も行き届いていて快適は快適です。エアコンも湯沸かし器もあり、なんとコーヒーと紅茶が飲み放題でした。


宿のおっちゃんとおばちゃんがメチャクチャ親切で、島内の案内から離島へのボートの手配、サービスでお昼ごはんから夕ご飯までご馳走してくれたりと、本当に助かりました。少し高いですが、スタッフの皆さんはマジで良い人です!

【wi-fi】

宿ではけっこう飛んでます。が、旅行者はwi-fiナンバーなるものを下の写真のテレコムさんで買って、そのバスワードを入れて接続しなければいけません。




5AUドル、10AUドル、15AUドルとあるのですが、画像をアップしたりするとけっこうあっという間に終わってしまいます。たぶん動画は重すぎて無理だと思います。これまた高くつくので、ツバルにいる間くらいはネットから離れてのんびりする方がいいのかもしれないですね。


【食事】

レストランや食堂がほとんどありません。ぱっと入れるところはみんな中国人がやっている中華のレストランで、ツバル料理のレストランみたいのはないんですよね。


ただ、あちこちで何やらイベント?パーティ?みたいのを頻繁にやっているので、歩いていると色々と声をかけられます。みんなビュッフェみたいな食べ放題なので、上手くいけばそこでツバル料理を無料で楽しめます!




ちなみに僕は、考えてみたら1円も食事代を出さずに済んでしまいました。6日間もいたのに!全部そういったイベントと宿の方々のサービスと、歩いていたら「一緒にメシ食っていけ!」のお誘いで済んでしまったのです。恐るべしツバル!


【お酒】

オーストラリアのビールとフィリピンのビールが買えます。が、安くはないです。日本のビールと同じ感覚だと思っていただけたらと。

一般の商店には置いておらず、だいたいホテルのフロントか併設しているお店で買っていますね。ツバルの方はとっても良い方ばかりですが、飲むと面倒な方々も少なからずいるので、そこだけは注意ですね。どこの国も同じですが…。


【その他】

蚊は多いです!長ズボン必携!あと、スプレー式の部屋でシュッとやると蚊がボトボト落ちてくる強烈なやつを日本から持っていくといいですよ!

水没の危機を感じさせられる様子はあちこちにあります。別のブログでまとめておりますが、恐怖すら感じる状況のところもありました。




日本との関係は以外にもかなり深く、日本人のことも日本のことも多くの方がよく知っています。JICAのプロジェクトも盛んに行われているようで、日本への印象はかなり良いと思います。





みんな熱心なキリスト教徒です。日曜日は、ほとんどの島民が協会に行っていました。


総理大臣の家も、空港のすぐ横にあります。日本の安倍首相と良好な関係を築いていると、ツバルの方々の多くが語ってくれました。


ツバルは中国ではなく台湾(中華民国)と良好な関係を築いています。政府とちょっとだけ繋がりがある方にこっそり?堂々と?聞いた話によると、中国人の移民にはかなり慎重に対応しており、これ以上増えないようにコントロールしていると言っていました。

尖閣諸島や南沙諸島のことも話してくれて、「あのような事態を恐れている。一帯一路は警戒しなくてはならない政策だ。」といったことも話してくれました。

「中国人はどんどんお店を開いてしまい、共同で値段を釣り上げる。彼らが来てから、生活用品の値段がぐっと上がってしまった。」ということです。こういった話を聞けたことは、大変貴重でした。



ということで、ツバルの情報をまとめてみました!これを読んでいただければ、だいたいのことは大丈夫かと思います!

水没の危機に瀕している国。そうだ、ツバルに行こう!


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2018~2019年冬旅 ~豊かであるということ~

2019-01-03 17:40:33 | 日記
2018年12月27日。


決してお金持ちの家なんかじゃない。


それどころか、貧しい方の家庭だった。


たまたま2日も続けて転がり込みホームステイをさせていただいたのだが、

両方の家とも、決していわゆるお金持ちのそれではなかった。


言葉ですべてを説明するのは難しいけれど、

家中虫だらけだし、「ここで寝なさい」のマットレスにはゴキブリがいるし、シャワールームには巨大なカエルが2匹もいるし、南京虫さんまでいるし…


そんな家だった。


子どもたちも靴を履いていない。

みんな裸足で遊びまわっていた。


お金持ちだからとか、部屋が余っているからだとか、そんなんじゃない。

それなのに、彼らは何の裏表も計算もなく、日本から来た一外国人の僕を快く泊めてくれた。


初日の長老のおじいさんの言葉が忘れられない。

「汚い家で申し訳ない。日本の家はもっと綺麗かい?でも我々フィジアンは、モノは貧しいかもしれないけれど、熱いハートを持っている。これが一番大切なんだ。」


お金が悪だとは言わない。

しかし、人類が作り上げたこの偉大なる交換手段に、僕たちはコントロールされていると僕は思っている。


本当に大切なのはお金じゃない。多くの人がそれは分かっているけれど、

お金への執着ってのはすごいもので、

しかしかと言って、お金なしで現代社会を生きることはなかなかに難しくて、

やっぱりお金を考えざるを得ない。


こんなクソみてーな紙切れに振り回されている僕たち。

キャッシュレスの時代だと言っているけれど、本質は何も変わっちゃいない。

見えていたキャッシュが水面下に入るだけで、それは逆に怖い事態を引き起こすだろう。


突き抜けたいなって思う。

この下らなくも素晴らしい世界で、もう一歩先に行きたいなって。


フィジーの人は「怠け者」などではなく、一歩先の感覚を身に着けているのかもしれない。

今一度、大切な自然と、大切な仲間と、家族と、足元にある大切なものに目を向けてみたら、

日本にいても、気づくことがあるのかもしれない。


みんなで突き抜けよう。

そうじゃないと、たぶん地球がヤバくなる。


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2018~2019年冬旅 ~なーんきんむーしむしかーたつむりー…~

2019-01-03 17:12:52 | 日記
2018年12月27日。


ツバルに向かうため、フィジー南東部の町ナウソリに向かった僕。

※途中でボートをヒッチハイクして、ナナヌイラというメッチャ綺麗な島に立ち寄りました。

噂には聞いていましたが、マジで綺麗でヤバイ!!!














※このインド系のご家族が乗る予定だったボートに便乗しちゃいました~!




※ここからさらにヒッチハイクを試みましたが、ちょうどよくバスが来たので、乗っちゃいました。



そして、ナウソリ着。

バスを降りた途端に一人のおっちゃんに話しかけられ、気が付いたらそのおっちゃんの村に向かっていた僕。


大変に有り難いことに2日連チャンでリアルホームステイに出会えた僕。


出会いは素敵な宝物。有り難きご縁に心から感謝の僕。






イベント事ではない、フィジー人の素朴な夕飯にも出会うことができた。




しかしだ。

世の中には、ご縁がなくてもよい輩が確かに存在する。


元小学校の先生だったというおっちゃん。

蚊が多いからと、なんと蚊帳代わりにテントを家の中に張ってくれた!


ちょっと暑いけど、これは有り難い。

さらに優しいおっちゃんは、床が硬くて寝づらいだろうと、布団とシーツまで持ってきてくれたのだが…。

こいつがまずかった。

気持ちは本当に有り難い。しかし…尋常じゃなく清潔ではなかった。


「あ、こいつはヤバイ可能性が…。」

僕もそれなりに旅をしている。すぐに何かが教えてくれた。

しかしおっちゃんの好意を断りたくはない。僕は恐れながらも布団をテントの中に入れ、横になった。

テントの中に入り込んできやがった蚊は臨終していただき、さて横になり、ウトウトし始めた頃…。


来た。この地獄の痒み。

これが来たときは、僕は覚悟を決めている。もうその夜に安眠はないと。

そう、みんなの嫌われ者、南京虫(トコジラミ)様の登場だ。


マジかーーー!まさかここで出会うことになるとは…!!!

携帯のライトを点けると…うほーーー!いやがった!あの最悪に気持ちの悪い物体が!足はえぇんだよな~こいつ。本当に気持ち悪い!あーーー気持ち悪い!

あーーー痒い!!!

すぐに見つけた2匹は別の世界に旅立ってもらい、申し訳ないのだけれど、僕は布団をテントから放り投げた。できるだけ遠いところに…。

ちょっと離れたところに寝ていたおっちゃんもそれに気づき、「どうしたんだ?何があったんだ?」となった。

僕は事情を説明したのだが、おっちゃんは「そうか、じゃあこのふとんは俺が使おう」と、その布団をつかってスヤスヤ寝てしまった。


悪いのは、日本というぬるま湯で生きる弱っちくてヤワな僕なのか?

それともおっちゃんの皮膚の強さが常軌を逸しているだけなのか?


テントから南京虫様の居住区を強制移住させた後は、なんとか奇跡的に眠りにつくことができた。みんな出て行ってくれて本当によかった…!


油断していた、ここは常夏の国だということを。

うっかりしていた、蚊や虫対策をちゃんとしてくることを忘れていたと。

忘れていた、世界には出会う必要のない輩がいるということを…。




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