JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

人が消えた京都 13

2021年04月29日 | 京都

昨年 5月上旬 の京都 鴨川 ・・・



夏の風物詩、



納涼床 はすでに始まっていました。



しかし、



それぞれの床は、



やって来ない客に
戸惑っているようでした。



都市と川といえば、



パリの セーヌ川
ロンドンの テムズ川
モスクワ川
メルボルンの ヤラ川
ルツェルンの ロイス川
など様々ですが、



鴨川のような、
人が歩いて渡れるくらいのせせらぎは
とてもめずらしいと思います。



私は、10代の一時期、
1年足らずの短い時間でしたが
京都で過ごしたことがあります。



鴨川のほとりは散策の場所でした。



高野悦子の死を悼み、
高橋和己を読みふけり、
国鉄の
ディスカバージャパンキャンペーン
旅立ちを夢見た頃 ・・・



モラトリアム ・・・
後の自分に
大きな影響を与えた時間でした。



さて、この日、
鴨川を歩くのはひと組の家族だけ。



静かな千年の都は、軽やかに流れる
せせらぎの音に浸ることができました。


EAGLES No more cloudy days

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4 コメント

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Unknown (ピエリナ)
2021-04-29 06:59:51
おはようございます🤗

「二十歳の原点」を読んだ日々を思い出しました。
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Unknown (JFK)
2021-04-29 07:03:45
ピエリナさん、懐かしいですね。
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Unknown (zooey)
2021-04-29 18:20:53
>高野悦子の死を悼み、高橋和己を読みふけり、
国鉄の『ディスカバージャパン』 キャンペーンに
旅立ちを夢見た頃 ・・・

同じです。
高野悦子は「二十歳の原点」がベストでしたね。
国鉄のキャンペーン、金沢の「あめの俵屋」の暖簾を若いお嬢さんたちがくぐっているポスターを思い出しました。
返信する
Unknown (JFK)
2021-04-29 18:26:10
zooey さん、コメントをありがとうございます。
そして、♪いい日旅立ち♪ ですね。
返信する

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