てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

HOゲージ ディーゼル機関車

2014年08月09日 | Weblog

DD16

軸重制限の最も軽い丙線区で運用可能な機関車として計画された。当時最も軸中の軽いDD13やDE10でも丙線区では大幅なう運転制限の元でしか入線できず、蒸気機関車での運用がされていたが、DD16の登場によって淘汰された。

模型は、サンゴ模型店製



DD13

おもに、ヤードで入れ替えを行うために、気動車用に開発したエンジンDMF31形を改造して、車体の前後に各1台搭載して登場した車両である。登場時は、ヘッドライトがエンジン上に1灯であったが、112号機以降出力の増強と外観の設計変更がなされ、ヘッドライトは、エンジンルームに埋め込み2灯式となった。

模型は、マイクロキャスト製 ヘッドライト1灯タイプ


模型は、エンドウ製 ヘッドライト2灯タイプ



DD51

幹線地区非電化区間の標準機として、高度性直に大量に投入された機関車。国鉄では、無煙化の推進のため非電化区間ではディーゼル機関車を投入していたが、当時は高出力の液体変速機が存在しなかったため電気式のDF50が開発され、運用されていた。しかし、出力の点でいささか不足気味であったことから、DD51の登場となった。DD51は、旅客用ではC61、貨物用ではD51の性能を満たすべく開発され、現在に至っても今なおブルートレインのけん引他、第一線で活躍している。

模型は、カトー製で寒冷地用


模型は、カトー製で暖地用



DE10

ローカル線の無鉛化、および入替用機関車として開発された。軸重の重いDD13では入線困難な線区や入替時の空転防止性能を向上させるため、エンジンは新たに開発されたものを1基搭載し、軸配置も特殊なA・A・A-B、5軸として軸重軽減と粘着性の向上を達成した。

模型は、カトー製



DD54

DD51に代わって、エンジン1基で2000馬力を出し、軽量化が図れる機関車として、ドイツの技術の導入をして、亜幹線地区用に開発された。軸配置は、B-1-Bで箱型車体、流線型のヨーロッパ調機関車であった。山陰線、福知山線、播但線で使用されたが、故障の続発、整備の煩雑さなどが原因で、平均7年の短命で廃車の運命となる。

模型は、エンドウ製





DF50

非電化区間の幹線用の無煙化を推進するための登場した。当時は高性能の液体変速機がなかったことから、ディーゼルエンジンで発電し、その電気でモーターを駆動する電気式ディーゼル機関車とて製造された。軸配置は、B-B-Bの6軸駆動である。使用するエンジンの違いから0番代と500番代に分かれていた。ディーゼル機関車技術の過渡期に登場しただけに出力不足がたたり、主役の座はDD51に譲り、もっぱら亜幹線地区で活躍した。

模型は、天賞堂製


模型は、TOMIX製


2014.08.10 HO-0029


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