EF63形は、信越本線横川 - 軽井沢間の碓氷峠専用の補助機関車として日本国有鉄道(国鉄)が設計、1962年から製造した直流電気機関車である。常に重連で用いるため前面貫通型となっている点と、傾斜したサッシ支持の前面窓、側面の通風フィルターが大きいのが外観上の特徴である。台車は電磁吸着ブレーキなどの特殊装置を持つことから本形式専用にDT125(両端用)、DT126(中間用)が設計された。本形式は横川 - 軽井沢間を通過するすべての列車と連結する特殊性から、通常の機関車とは異なり電車とも連結するため、双頭型両用連結器装備している。既に全車廃車となっているが、碓氷峠鉄道文化むらでの運転体験ができることから4両が動態保存されているほか、 静態保存ならびにカットモデルを含むと全体で12両と製造数の約半分が保存されている。
模型は、トミックスから発売された2両ユニットである。1両には動力車でもう一両は付随車である。実物と同じく双頭連結器を装備しており、連結可能である。Nゲージでここまで可能にしてくれる努力に脱帽。
2010.03.27 N-0019
模型は、トミックスから発売された2両ユニットである。1両には動力車でもう一両は付随車である。実物と同じく双頭連結器を装備しており、連結可能である。Nゲージでここまで可能にしてくれる努力に脱帽。
2010.03.27 N-0019