加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

総務文教常任委員会(東条小中一貫校基本設計など)

2018-01-30 15:01:52 | Weblog
1月25日総務文教常任委員会があり、翌日神戸新聞にも記事が掲載されました。
東条小中一貫校の建設にあたり、コスミックホールについて「今はあるので連携を考えていく」というような表現に対し、2年前の公共施設適正配置計画の説明を聞いていた市民の方から「コスミックホールって今年の夏に存続するかどうか結論出すんと違うの?なぜ学校を建設した時に連携を考えるような設計ができるの?」というご質問をいただきました。

現在、市役所では公共施設適正配置計画には、議決した本文以外の部分については大幅な変更の作業を進めています。
当時の市の説明を覚えておられる市民の方にとっては、「昔聞いた話と違うんですけれど」という思いを持たれるかもしれませんが、
議会で議決した本文以外では 方向性・金額等において 市役所は大幅な変更をしようとしておりますので 違っている部分もあろうかと思います。
(もっとも、このコスミックホールの部分については、議決した本文の考え方に沿って執行されているかどうかという点でも 当局に説明を求める必要があると思っています。)

・私も 今の職にあって 議会の議論に影響を与えないよう 主観的なコメントは避けようと思って活動してきましたが
 今から述べることさえ「おかしい」と指摘できないようであれば それば議長云々という前に 議員藤尾潔ではありません。
 議会内で指摘を受けるかもしれないとは思いますが 私も腹をくくって書いていきたいと思います。

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Q:議会等で「コスミックホールの存続については今年の7月に存続か廃止か決めると言っているにもかかわらず、なぜ平成33年度開校の東条小中一貫校の設計において『コスミックホールと連携した学校』ということが言えるのか。存続ありきなのですか?」
(注:連携とは、学習発表会等においてホールを利活用することなどを意味していると思います)
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Aはだいぶ後に書きます。最近の時系列に沿って説明します。

・今、総務文教常任委員会では「小中一貫校のプールを屋上に持っていく必要があるのか?まちのど真ん中でもあるまいし」という指摘をされる議員さんがいらっしゃいます。まあ、5月くらいには市役所も「土地を確保できたからプールを新設します」みたいに言っていましたしね。

◎1月23日 東条地域開校準備委員会(東条地域の委員さんの中での話)
委員「なぜ校舎を東条川のほうに持ってきたのでしょう?」
設計業者さん「コスミックホールとの連携を考えて南側にもってきました」(あとこの時か木曜日か。道路の騒音から離す、東条川を見て育つみたいなことを言っていたと思います)

私も傍聴しておりましたが、この時点で私は「議会への説明からすると、存廃をこれから決めるコスミックホールとの連携を今の時点で決めて設計するのはつじつまあわないような気がする」と思いました。
それと、11月の開校準備委員会には公務で傍聴に行けなかったのですが、翌日の新聞記事には「細長い土地で苦労したが上に積み上げて面積を確保した」という記事がありました。もともと、県道側に配置していれば校舎・体育館・プールが配置できる と説明をうかがっていたのですが
・わざわざ狭い東条川のほうに校舎を持ってきて 苦労して積み上げて設計しておられるわけです・・・。屋上プールの話がつながります。
今まで議会では「動線を考慮して~」ばかりで意味がわかりませんでしたが 設計業者さんの言っていることはわかります。


◎1月25日 加東市議会総務文教常任委員会
2日前の話の確認のため 普段は議事内容について遠慮している藤尾も質疑をしました。(今まで遠慮していましたが、西脇市議会林議長から、議長が委員会で自由に発言できる法的根拠を教えていただきました。これからもっと活発に委員会質疑に臨みたいと思います。ふっきれてきました)

藤「当初県道側に校舎が配置されていたのに東条川方面に移ったのはなぜですか」(←答えを把握しておいて質問する の術を使いました。この時の答弁の仕方によって、当局の本音を見定める時などにつかいます。性格が悪いですね・・・)
教育委員会「プロポーザルの時設計案を業者に出してもらって、大建設計さんの案が採用されました。それにもどづいて基本設計をしていますので、我々の案ではなく大建設計さんの案でスタートしています。」
(注:何の答えにもなっていないし、一昨日「コスミックホールと連携を考えて校舎を南側に配置した」って業者さんが言っていましたが、議会で同じことを胸を張って説明できない理由でもあるのでしょうか。まあ、「我々の案」でないと言いたいことはよくわかりました。)
設計業者さん「今回コスミックホールと図書館があるということで文教ゾーンを形成するという前提条件がある(!・・・ですが、業者さんが前提条件を読み違えている訳ではありません)ので。」(騒音と川の景色の話はこの後だったかも知れません)
藤「コスミックホールの位置づけが議論に上がっている中で、コスミックホールと連携した学校づくりをするために校舎を南側に配置するというということは、学校を開校した時点ではホールは存在するということになりませんか。」
教育委員会「コスミックホールがずっと続いているという想定でしている訳ではない。今ある施設について有効な文教ゾーンを形成するという業者の提案だったと思う。(注:提案を読んで採用したのは誰?)7月8月にホールの存廃を決定するという方針に変わりはない。(廃止したらコスミックホールと連携した学校づくりを目指した校舎の意味がなくなりますね。もったいない。)
藤「今回の表記は、開校時点でホールが存在している、7月8月の判断は決め打ちだという誤解を招くようなことは慎重であるべきではないですか?それと、なぜそちらから「ホールと連携した学校づくりのため南側に校舎を配置している」と議会に説明できないのですか?私が質問してから後追い、後追いの説明で。」
教育委員会「その時点においてホールが存在しているか判断できるようなことをしていたことは申し訳ない。(…ですむのだろうか…ただ、適正配置計画において中学校区に1館図書館をおきますので、図書館で文教ゾーンを形成したいと・・・(住民のみなさんには「コスミックホールと連携」って言っていますし、プロポーザルの文章もコスミックになっていますね。逆に同じ説明を東条でできますか??)」
藤「最後に市役所に聞きますが、プロポーザルの案については当局も報告を受けられていると思いますが、コスミックホールと連携ということがあって承知をされたのですね?」
(注:ちなみに、私も連携の言葉が提案に入っていること自体はプロポーザルの性格上問題ないと思いますが、その際には「ホールの存続に予断を与えることは慎むべき」等の注意喚起をすべきだと思います、議会に対して平成30年に今後の在り方を決めると述べていることが頭の片隅にでもあるのなら。これだけの大きな案件でしょうから、副市長もしくは市長の決裁は入っていると思いますが・・・)失敗したのは、この時他のことをくっつけて聞いてしまったので、今回の設計案について市内部でどの程度把握したのか の回答がきっちり得られていなかったこと。これは私の質問の反省点です

長文になりすぎましたが
Q:議会等で「コスミックホールの存続については今年の7月に存続か廃止か決めると言っているにもかかわらず、なぜ平成33年度開校の東条小中一貫校の設計において『コスミックホールと連携した学校』ということが言えるのか。存続ありきなのですか?」
については
A:議会には言っていませんが、東条地域ではコスミックホールを活かした学校づくりということでお話してきましたので。
ということだと思います。

爆弾発言のように思いますが
私も自分の立場を考えて でたらめなことは書いていないと思います。
資料等でほぼトレースできることですし、
ほとんどのことが 私の目の前で堂々と行われてきたことなので・・・・


今まで我慢していた分 書き出したら 止まらなくなりました・・・
また書きます。



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