加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

新聞報道の件について

2018-03-30 18:20:36 | Weblog
コメントありがとうございます。
今朝の新聞報道の件について、ご報告をさせていただきます。

市当局より、「4回にわたり懲戒審査会を開催して調査を行った結果、行為者本人にはセクハラにあたるとの認識はなかったものの、関係者への聞き取り等の状況から、(市としては)セクハラにあたる行為があったものと判断し、地方公務員法29条にある「法令・既定などへの違反」「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行」に該当するものと判断して、当該職員を戒告処分にした」旨の報告をいただきました。


「戒告」という処分についてですが、公務員の懲戒には懲戒免職、停職、減給、戒告といった処分があります。また、懲戒に至らないものとして訓告、厳重注意があります。
戒告は減給処分等の見えやすいものではありませんが、懲戒処分を受けたものとして人事の記録に残り、今後の人事面や給与面で影響してくることから、先述しました懲戒に至らない訓告等に比べて 実際のところは重い処分にはなります。
 また、国家公務員の懲戒に関する規定では「相手の意に反することを認識の上で、わいせつな言辞等の性的な言動を行った職員は、減給又は戒告とする。 」というようになっております。
 
 まず 被害にあわれた方が平穏な生活を取り戻されるよう祈念しますとともに、当該職員には戒告の事実を重く受け止めた行動を望みますし、市役所としても市長の出されていたコメントの通り再発防止に努められるように、と思います。

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以下ご質問への個別のご回答です。
①先述したとおり、当該職員においてはセクハラにあたるとの認識がなかったとのことです。今回の戒告処分により そのような認識も猛省を促したいと思います
②報道にもありましたように、今回の対象は 一般市民であり 職員云々という点に関しては 誤った情報が錯綜しているものと思われます。
③処分の量定については 上記の内容によりご判断いただければと思います。
④再発防止に努めるのは当然のことです。市としても従来よりハラスメント等に関する研修等は実施をしてきております。そのような中でこのような事態を招いたのですから、さらなる取り組みが必要だと考えます。

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