一般質問

公私ともにバタバタしていまして、更新が滞ってしまいました。

例の監査請求をした件について、訴訟の検討が大詰めにきています。（監査の結果が出てから３０日以内・・２４日までに提訴しなければならないため）いざ裁判となると、どちらが正しい・間違っている、合法か違法かと言う問題だけでなく、訴訟技術的な問題もあって難しいなぁ、と実感させられます。ギリギリまで頭を使ってどうしようか考えたいと思います。

さて、１０日の本会議での私の一般質問に対する答弁ですが、
児童虐待については社町で確認されているもの（県の保健センター調べ）で
平成１５年度７件（身体的２件、ネグレクト４件、心理的１件）…改善済
平成１６年１２月末まで　６件（身体的３件、ネグレクト２件、心理的１件）
※ネグレクト…食事を与えないなど、日常生活を放棄させること
実際にこれだけの件数が起こっていることに驚くと同時に、児童虐待は発見するのも難しいケースが多いわけで、事態の深刻さを思い知らされます。
まだ、DV（配偶者への暴力）は平成１６年の２月末までで電話による相談２９件、面接による相談７件が県にあったそうです。
両方ともに、まず専門的な知識をもって対応できる職員を養成していきたいという話がありました。

次に、犯罪の実態についてですが、平成１６年に町内で起こった刑法犯罪が４６１件。
事件別では建物侵入５２件（うち空き巣３１件）、屋外での盗難等３０８件（車上荒らし７９件、車や自転車・バイクを盗む：６４件）その他１０１件（うち振り込め詐欺１７件）
時間的には夜間が多い。
地区別（駐在所別）では社駐在所管内２９７件、三草８３件、福田４４件、上久米３７件です。
先ほどの児童虐待・DVと同様に、予想を越えた実態に驚くばかりです。
対応として、今年から生活環境課に防犯の相談員を配置するとのことでしたが、これによって直ちに犯罪がなくなるか、というとそうではありません。議員としては、行政にしっかりした対応を求めるとともに、行政で完全にカバーしきれない面もあるわけで、まずこういった実情をみなさんに知っていただいて気をつけていただくことも大事だと思いました。