加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

ゴミの減量化について

2005-02-20 23:04:23 | Weblog
今日は姫路でゴミの有料化・減量化の勉強会に行ってきました。

中播磨県民局(姫路)の、地域ビジョン委員会という、住民サイドから政策提言をしていく委員会の活動の一環でした。社町にいて町の課題を考えるのも大事ですが、こうやって全体的な視点で政策を考えてみるというのも大事なことです。

ゴミの減量については3Rというキーワードがあります。reduce(ゴミの発生量を減らす)reuse(元の形での再利用)recycle(別のものに変えて再活用)。過剰包装をやめたり、物の生産の際に少ない材料で物を作ったり、不要なものを買わないようにする、これがリデュース。リターナブルびんのように、元のビンを洗って再活用するのがリユース。PETボトルのように、工場へ持っていって繊維などに変えて再利用するのがリサイクルです。

この3Rというのは、同じ位置にあるのではありません。まず発生量をなるべく押さえ(リデュース)、再活用できるものは再活用し(リユース)、そういうことができない場合にリサイクルをする、ということになります。しかし、現在の日本では「リサイクル」に目が向きすぎていて、優先度が高いはずの「リデュース」「リユース」に目が行っていない。だからゴミが減らない、という話でした。(また、これにはリサイクルをしている業者や、廃棄物処理業者など、実際にゴミが減ると困る人々がいるというのが、隠れた理由である、との話もありました)

相生市の環境課長さんも話をされていて、相生市は5年前からゴミの有料化にとりくんだこと、17分別に取り組んだことなどを説明されていました。ゴミの再資源化率もかなり高く、焼却するゴミの量も減ったとのことでした。ただ、年が減るにつれ、慣れてくるのか、近年は増加傾向にあるので次の手を考えなくては、とのことでした。その中に、ゴミステーションごとに分別・減量化の取り組みを評価して、優秀なところには特典を与えていく、というのがあり、実現したら面白い試みだな、と思いました。
(ちなみに、その再資源化の資料で、市・町ごとに県内自治体のべスト10が発表されていましたが、東条が4位、滝野が7位なのに社はのっていませんでした・・・・)
減量化をいうだけではなく、減量化することによるインセンティブが働くしくみにしていかなければいけない、そのように感じました。

帰りに久しぶりにみゆき通りを散歩してきました。僕にとっては、中学・高校の時学校帰りにたまに姫路に出かけるのが楽しみだったので、そんなことを思い起こしながら歩いていました。風景はあんまり変わっていないのですが、専門店が本当に減って、激安ショップやいろんな教室などに変わったなぁ、というのが非常に印象的でした。こだわりのある店というのは見てるだけでも面白かったものですが…。こだわりを感じられるのは飲食店ぐらいになってました。
ちょっとだけブルーな気分になって帰ってきました。

※そういえば、国道372号の社町駅脇の細くなってるところを2車線にする工事が終わっていました。怖いところでしたからね。

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