gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

0>H20.5 国東・龍神海岸~姫島クルーズ

2011-12-30 23:17:45 | カヤッククルーズ

 平成20年5月5日、晴れ・風も穏やかな中、早朝6:00龍神海岸を出艇し、以後黒津崎(松の大木と岩礁が美しい)から北北東方向沖合いに漕ぎ出し一路姫島を目指した。出艇時、潮は満ち込みで艇を順調に進めることができたが、なかなか姫島の姿を認めるまでに至らず、ようやく国東・鶴川沖あたりで霞む島影が目に入るようになってきた。これから富来(羽田海岸)、熊毛(向田海岸)沖を経由。このあたりの海岸(~海底)はなだらかな砂地で海岸の砂の白さの上に国東”六郷満山”の峰峰の緑が美しい。
パドルを漕ぐ波音に反応したのか・・・急に”飛び魚”がビューンと飛んでいく・・・
だいぶ沖合いに出てきているのだろう・・・すぐ右横200mを貨物船が通過していく・・・いいところを見せようと懸命に漕ぐが艇のスピードが落ちてきている。引き潮に変わってきているようだ。時計を見ると11:00、島の姿はくっきりとして柱ケ岳鼻の内側(稲積漁港)に人影がみえるところまで来ている。潮に逆らって更に漕ぐこと1時間半、12:30に漸く柱ケ岳鼻の付け根の岸壁近くに到着したが、ここまで既に6時間半を要しており上陸している時間はない。取り急ぎユーターン。復路は、先ほどの苦しさが嘘みたいに(潮に乗り)順調なクルーズ。しかし、またもや国東・田深沖で潮が変わったようで進まなくなった。コースを沿岸にとり(テトラの内側を走行)潮の影響を避け、(平常であればなんでもないが疲れのピークの今は)難関の黒津崎沖をかわして17:30に龍神海岸に到着。艇を降りると、思わずその場にへたりこんでしまった。いやー・・丸丸一日漕ぎっぱなしで何とか体も持つものなんですね・・・その後、艇の陸揚げでは海岸に散歩に来ていたご近所の方(穴見さん)にお手伝いをいただきました。ありがとうございました。

 このクルーズでは、使用したカヤックがレジャー用のもの(バムリコ艇:安定はしているがスピードに欠ける)であり、時間をかけてしまったこと。また、想定はしていたが国東半島沖では潮の干満によりかなり流れが生じ長距離に亘る横方向のクルーズは相当潮の影響を受けることを体験した。私自身最初に取り組んだ中距離クルーズであり、お披露目するのは恥ずかしいところですが、この経験が以後のクルーズの基になっているのは事実です。また残念ながら、当時デジカメを所有していなかったため、掲載の写真は事後撮影のものです。


道の駅”国見”脇から臨む姫島の遠景
(写真は事後(h23.10 通りがかりに)撮影のもの)



龍神海岸とバムリコ艇
(写真は事後(h23.8 ”子供達とのカヤック遊び”で)撮影のもの)



龍神海岸から北に黒津崎を望む
(写真はh24.1 撮影のもの)



黒津崎の景観
(写真はh24.1 撮影のもの)






富来海岸から遠く北西方向に姫島を望む
(写真はh24.1 撮影のもの)



向田海岸から眼前に姫島を望む
(写真はh24.1 撮影のもの)




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