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ボウリング上達法:スペアの狙い方編

2006年03月06日 | Bowling
前回はストライクの狙い方まで紹介しましたが、今回はスペアの狙い方を紹介したいと思います。

ストライクを狙うのであれば常に同じコースに投げておけば良いのですが、スペアとなるとどのピンが残るかなどバリエーションが多いので、そう簡単にはいきません。勿論ストライクを出すのも簡単ではないのですが…。

スペアには様々なバリエーションがあります。どこに当てれば効率的に取ることができるかなどは経験(または理論)によってわかってくるものですが、まずは一番手前のピンに当てることを目指しましょう。手前のピンに当たらなければ、全てのピンを倒すことはまずできませんから。

今回は左に曲がる人を想定してピンの取り方を解説します。右に曲がる球を持つ人は、左右逆に考えてください。

【真ん中のピンの狙い方】
真ん中寄りの1,3,5,8ピンを取る場合は、ストライク狙いのときとさほど変わりません。ファールラインに対して垂直に投げることを心がけて、平行移動でピンを狙いましょう。左に曲がる人の場合、1番ピン、3番ピン、5番ピン、8番ピンはポケット狙いのコースにそのまま投げれば大体当たります。(曲がりが大きい人の場合はその限りではありませんが・・・)
さらに細かく言うと、ポケットは1番ピンと3番ピンの間ですから、1番ピンだけを狙うときはピン0.5本分左に、3番ピンだけを狙うときはピン0.5本分右に平行移動して投げます。5番ピンと8番ピンは、曲がる球であればポケット狙いのままでOKです。ただ、このあたりは持ち玉の曲がり具合で人によって違ってきますから、ご自身で微調整されてください。

【左寄りのピンの狙い方】
左寄りの2,4,7ピンを取る場合は、ストライク狙いより立ち位置と狙うピンを左側に平行移動して狙いましょう。2番ピン狙いなら1.5本分左に、4番ピンなら2.5本分左に、7番ピンなら3.5本分左に平行移動するわけです。
端に近いピンを取るのはプレッシャーが伴いますが、あまり意識せず、平行移動とファールラインに垂直に、ということを念頭に置いて投げてください。しっかり投げられれば左残りは取れるはずです。

【右寄りのピンの狙い方】
左に曲がる球を持つ人の泣き所が右残りです。6,9,10ピンをファールラインに垂直に投げて取ろうとすると、ガーターギリギリのところを投げることになりますし、それでも10番ピンは取れないでしょう。
右残りの場合は、左端に立って斜めに狙っていきます。こうすることで、ピンに当たる角度が広くなり、ピンを倒せる可能性が高まるわけです。正面から狙うと右半分に余裕がありません。角度で言えば90度程度。斜めに狙えば左右に余裕があります。180度近い角度があるわけです。
斜めに投げるのはファールラインに垂直に投げるよりフォームが崩れやすいので難しくなりますが、同じように投げられるように心がけましょう。狙いどころとしては、ピンそのものではなく、ピンの手前を横切る程度の角度で投げ込みます。そうすると左に曲がって上手くピンに当たるという計算になります。

文字で書いてしまうと分かりにくいと思いますが、頭の中でコースを思い浮かべて読んでみてください。まずはイメージから。

次回は自分の狙ったコースに投げ込むためのコツである、スパット理論をご紹介したいと思います。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
われながら (富士)
2006-03-07 23:01:56
うーん、書いてる自分でも右と左が逆になってたりしました。

やはりテキストで表現するのは難しいですね・・・。

時間があったらイラストも作ってみたいと思います。