青梅市の津雲邸で雛人形の展示が開催されています。
江戸後期の有職雛、稚児雛、次郎左衛門の立雛、江戸七澤屋の雛道具のほか、明治初期に天皇家から下賜された初参人形などが展示されています。
津雲邸は元衆議院議員の津雲国利が明治6年~9年にかけて建造した邸宅で京都の宮大工招き、地元の大工、石工、畳職人などの諸職との協働により建築された瓦葺き入母屋造り、押縁下見張、一部漆喰塗の建物です。
純和風建築でありながら縁側との仕切りにガラス戸を用いるなど近代的な要素を持ち、また欄間や天井など随所に職人が技巧を凝らした装飾を持つ贅を尽くした建築物として評価されています。
津雲邸の見どころの一つに欄間の繊細な細工が有ります。家紋の蝶や鳳凰などの繊細な細工が随所に見られます。
津雲邸の管理者のご厚意によりフラッシュをたかなければ写真撮影は良いという許可をいただきました。暗いので少しピントが甘い写真になってしましました。
一階茶室
一階和室他
一階縁側
一階広間
二階和室
二階廊下
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