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続々・徒然日記

秋月風鈴のつぶやき。
ブログ更新は開店休業中です(苦笑

風鈴の3行日記 <痴漢男・漫画版読了>

2007年01月08日 18時43分45秒 | コミック・小説
mixiの友人が勧めていた”痴漢男”のウェブ漫画版を読んだ。
予備知識ゼロで、せいぜい「電車男のパクリかなー」くらいの気持ちだったのだが。
もの凄く面白かった!笑った!泣いた! こんな作品に手が届くからネットは止められない。 

CGH!2巻(著 小池田マヤ)読了

2007年01月08日 13時48分24秒 | コミック・小説

Y口氏から借りた(というか借りさせられた)CGH!2巻を読了。
この作品はプランター会社に勤めるOLヒナとトンデモ社長率いる一癖も二癖もある社員5人が仕事に恋に変態チックに大騒ぎするコメディ&シリアスなストーリーが魅力の怪作です。

  §

小池田作品はすべからずそうなのだが、読了後にズシっと心にくる。読んでいる最中はバカ笑いしている自分がいるのに、終わって一息つくと、心に石でも乗せられたかのような感触に襲われる。
決して不快ではないが、ある種戒めのようなそれは、作中のキャラクターたちが感じている思慕や直向きさや葛藤などが読者に伝わっているからなのではないかと感じる。

トンデモ設定のあり得ないストーリーにもかかわらず細部で精巧なほどリアルさを感じるストーリーに、読者側は自らの実体験(仕事や恋愛など)を重ねられることで、物語に共感してしまうのだ。
たとえば、主人公ヒナは凡才であり、天才的で個性豊かな面々にいつも振り回されているのだが、ヒナを通して伝わる彼らの言葉は、読者には生きた言葉として伝わる。この生々しい感情は紙面を通して読者の心に届き、それが時に痛く、時に愛おしく心に響いていく。それが心の重さと感じるのだ。ただ”面白かった”だけでは終わらず、作中の言葉や表現に何か感じるところがあったのだといえよう。

また、ストーリーの組み立てや予想できない展開は絶品だ。凡人では理解できない思考のキャラたちが次に何をしでかすのか、読者にも全く想像し得ない。ページをめくるたびに驚かされること請け合いである。今回も何度か咳き込むほど笑わさせてもらった。そして、そこには巧妙な次回への仕掛けが隠されている。
もし、この作品を雑誌連載で読んでいたならば、毎月ヤキモキしなければならなかったことだろう。早く3巻を読むのが楽しみである。

  §

表紙や絵柄はまるっきり女性漫画ですが、是非男性でも偏見なく読んでもらいたい作品です。またCGH!に限らず、小池田作品はいずれも心を動かす何かを感じさせられますので、機会があればお手に取ってもらえれば幸いかと。
個人的な願望としては「すぎなレボリューション」や「聖☆高校生」あたりをドラマ化してもらえれば喜んで見るのですが…ま、倫理的にムリかな、やっぱり(苦笑。

ひとり居酒屋とナオコサン

2007年01月06日 23時18分32秒 | コミック・小説
午前中に画像のチェックのために、おとボクの1話を流したら、そのまま最終話まで見てしまいました。気がついたら15時…アホか…マジで…orz

気を取り直して仙川に出勤。
珍しく順調だったのに、1敗してから流れが裏目裏目に。
無敗の伊織まで敗北を喫することに…くっ
(後で思い返せば、あり得ない打ち方してたんですけどね…反省)

晩御飯も仙川で済ましてしまおうと食事処を探してたら、ふと、新規開拓をしようと目に付いた韓国家庭料理屋に入る。
…居酒屋でした。
回れ右して帰るわけにもいかず、軽く飲み食いしていこうと店員に声を掛けたら、カウンターのカップルとカップルの間に案内された。
ちょ、新手のイジメかよっ!

はっきり言って無言でメシ食ってるのは、店内で俺だけでした。
気まずいったらねぇ。
まぁ、雰囲気と味は悪くなかったので、誰かと仙川に来たときに利用するレパートリーが増えたと思うことにしよう、うむ、我ながらポジティブだな(あれ?涙が…

帰りしに書店に立ち寄ったとき、目の片隅に入ったのが「百合星人ナオコサン」というコミック。
どっかで見たなぁと思いながら視線を流していたら「初回版のみ主題歌付き!MOSAIC.WAV」との文字が……って! MOSAIC.WAV!?
思わず2度見しちゃいましたよ恥ずかしい。コントかよ。
もちろん買って帰りました。

内容は百合っていうより炉? あとショタ?
妙にシューティングゲーネタが多くて噴きました。
あとようじょネタ大杉。主題歌のカップリングもようじょようじょうるさいww
でも登場キャラの中でお気に入りが彩ちゃん(ツンデレ幼女)な俺も同罪ですかそうですか。
主題歌の「百合星人ナオコサン」はコミック読んでから聞くとジワジワ来ます。
「地球の進化守るため宇宙から来たようには全然見えないナオコサーン」ってフレーズがなぜかツボに入ってそこでいつも笑えます。
なるようになっちゃえ、人類!!

マリア様がみてる「クリスクロス」読了

2006年12月28日 02時15分49秒 | コミック・小説
一時期と比べると、マリみてブームもだいぶ下火になっているようですが、個人的にネットラジオを聞いて再燃した秋月です、どーも。
第三期のOVAも発売され、そのEDをKOTOKOが歌うなど、また少し世間的にも話題になっているのではないかと思われますが、秋月としては、OVAの内容はもちろんのこと、中の人萌えになった今、オーディオコメンタリーをぜひ聞いてみたいと思う、今日この頃です。

さて、マリみての最新刊「クリスクロス」を読了しました。以下ネタバレにつき反転。

サブタイトルの通り、クロス(=ロザリオ)が絡む話と思い、ようやく長かった祐巳と瞳子のスール問題が解決するかと思いきや! まだ引っ張るんですよ…これが。
お互いが求め合ってるのに和解できないモヤモヤってのは、見えそで見えないチラリズムのようなもどかしさと似ていて実に愛おしいですが、届きそうで届かない切なさにも通じますな(バカ?

ともかく、物語上の1年前に行った「カード探し」ストーリーの焼き増しですが、今度は探す方から隠す方へとシフトしています。昨年バージョンではお姉さまのカードを見つけられないもどかしさに祐巳と読者がシンクロしてヤキモキするのですが、今年はお姉さまor瞳子に見つけて欲しい、でも一般生徒にも平等に接したいという葛藤が伝わって、違う感覚のヤキモキをさせられます。
とはいえ、最近感じているのが祐巳も2年の後半になり、ずいぶんと成長したということ。しばらく前に瞳子にいいように振り回されていたのがウソのようです。逆に一歩引かれてしまった瞳子が祐巳の事で一喜一憂し、その自身の気持ちを必死に抑えようとしているのが見てていじらしいです。さすがツンデレ声優の名を欲しいままにする釘み(以下検閲

とにかく、本巻では祐巳と瞳子の心の動きの対比、それと祥子さまの貫禄が見どころでしょうか。(あ、バレンタインのチョコをもらってデレまくってる祥子さまもポイント高いですよ!)
残念ながら白薔薇姉妹は脇に徹してます。あと黄薔薇はいつも通りお笑い担当ですww。
それと、志摩子が隠したカードの場所がクイズのようになっていて、答えは次巻となってますので、クイズマニアの人も楽しめるかと。ヒントは本編参照。(秋月はまだ答えがわかってません)

「白砂村」第1巻・発売!

2006年12月10日 23時15分05秒 | コミック・小説
今井神 著「白砂村」第一巻(一迅社)発売しました!
思い返せば4年前、友人に勧められた時、白砂村はまだ同人誌でした。
しかし、その勢いと面白さ一目惚れ! それが商業デビューする日が来るとは…(涙
内容は純和風のアクション&ホラー&ミステリー。
日本神話や妖怪とか探偵とか見捨てられた村とかそんな匂いがぷんぷんです。
とにかく秋月イチオシでございますので、御一読いかが?