
ツーリングの目的地「出雲大社」です。
早朝から行ったので、最初の一時間はすごく空いてました。
境内の空気が澄んでるように感じるのは気のせいでしょうか。



さすがに境内はめちゃ広いです。
入り口の鳥居をくぐると、まず砂利の参道を下ります。
下まで行くと、さらに銅の鳥居、そして松の参道と続きます。


松の並木道を突き当たると、ようやく拝殿に着きます(左)。笛と太鼓でお出迎え。
その奥に進むと、八足門にたどり着きます(右)。
ここから先がいわゆる本殿があるエリアになるのですが、一般入場はここまで。
ただ、本殿エリアは回廊と端垣に囲まれているものの、周囲を回ることができるので、御本殿自身はバッチリ拝見できます。

でかい!(中央の白い点が人間です)
高さ24mの巨大な大社造りの本殿ですが、太古の本殿は96mもあったそうです。
1000年以上も前に、100mの建造物を建てる技術は圧巻ですが、それこそ地上の全てを見下ろす光景だったでしょうね。


境内を西に進むと神楽殿があります。
その名の通り、祈祷や神楽を舞う広間で、結婚の議もここで行います。
入り口にある長さ13mのしめ縄にコインを投げて刺さると、素敵な縁があるとか。


出雲大社には公開されている宝物殿が2カ所ありますが、彰古館には資料的なものが多く飾られていました。
その中でも一目で気に入ったのが「八岐の大蛇」像!(左)
酒樽に巻き付き、鎌首をもたげるその姿はまさに異形の生物!
また、神こ殿(「こ」は示偏に古い)はまさに宝物庫!!
ここのお宝はホントにやばいです。撮禁だったので写真はないですが、ぜひ一度は自身の目で確かめてみてください。
右の写真は、主祭神である大国主命と因幡のウサギのエピソード銅像。

あと、出雲大社は「平成の御遷宮」の準備に入っています。
来年の平成20年4月から御本殿を含め、境内境外の摂社・末社の修復作業に入るため、平成28年まで主祭神の住まいが御仮殿になります。
もし訪れる予定があるのなら、今年中に行った方が吉かも知れません。
というか、今年行っておいてよかったー。
語ることは尽きませんが、出雲大社についてはこの辺で。
なんで平日なのにあんなに人がいるんだろう…。
昼近くになると、ファミリー、ツアー、マニアでいっぱい!w
最後は名物の出雲そばで締めです。
ちょっと辛いダシが、んまい!

ごちそうさまでした。