筆職人の日常

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お盆らしい話

2022-08-15 22:26:00 | 日記

お墓参り。


お盆の前に花を綺麗にしたいと母が前もって飾ってくれていましたので、今日は少しツボミのお花を付け足しました。

少し枯れた花や茎を取っていたら手がカメみたいな匂いがする…この匂いは亀じゃ無くて腐った水の匂いだったのか。


祖父が亡くなり、後を追う様に3か月後に祖母も天に召されてからもう5年。

入院するまで20年以上一緒に住んでいました。


私の工房は母方の祖父母が住んでいた実家の離れです。

祖父母の物がまだ残っていたりしています。





私の工房にある宝船。
商売やってるならあったほうがいいと母が言ってたのでそのままあります。



親が途中まで共働きだったので私と姉はおばあちゃんっこです。

祖父、おじいちゃんは正直ボケてたことの思い出の方が多いですが、

小さい頃は習い事をおじいちゃんが送り迎えしてくれました。

しかもおじいちゃんは帰り道の車にはいつもオヤツが用意してあって嬉しかった思い出があります😊

鶏肉が食べれなかったおじいちゃんでも、たまにケンタッキーを買って習い事のお迎えにきてくれる事もありました。

昔庭で飼ってたニワトリを、食べるために両親が殺めた時の鳴き声が忘れられないそうです。


おじいちゃんにはおじいちゃんに良く似たお爺さんがたまに訪ねてきて楽しそうにお喋りしていました。

ハゲ方が良く似てたなぁ😆


(私の仕事関係はお年寄りが多く、ハゲ方で人の見分け方を判断している時があるのはここだけの話🤫)


そのお爺さんはおじいちゃんの兄弟の様に見えてイトコだそうです。


おじいちゃんはイトコと一緒に育ったそうです。


さて、ここからは


お盆らしく、少し切ない話になります😌

イトコさんが小さい頃家族で満洲に行っていたそうです。

その満洲で両親が戦死?だったか亡くなられて子供だけで日本に帰ってきたいわゆる戦争孤児だったそう。

両親の地元に戻って親戚の家にいっても厳しい時代、たらい回しだったそうです。


そんな時おじいちゃんの母親が「うちに居ていいよ」って言ってから

おじいちゃんとずっと兄弟の様に大人になるまで暮らしていたそうです。


昔はそんな感じなんだろうなぁ。


なんて思っていましたが、少し大人になって改めて考えるとそんなに簡単な話では無いです。

おじいちゃんの母親も甥っ子だったからと言って厳しい時代に息子とヒイキする事なく一緒に育てることの難しさ。


いきなりきたイトコと同じよう厳しい生活を我慢するおじいちゃん。

嫌だった事もあるんじゃ無いかな。


おじいちゃんも戦時中を生きぬいた強い人だなぁと感慨深いです。

大人になってからも仲良かったおじいちゃんたち。

現代では、同じ市内に住んでる兄弟でも大人になるとあまり会わない所は多いみたいですね😌


私も強くたくましく優しい人になりたい!🥺


さて、今引越しでテンヤワンヤです。

強くなる第一歩にしっかりした新生活をしたいです。

書類とか手続き苦手〜😭

断捨離って捨てれない〜😭

と、弱音を吐きつつもこなしていかないと行きません。


一つ一つを確実に強いしっかりした大人になりたいと思います!



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