筆職人の日常

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訳アリ品 出品

2022-02-27 10:12:00 | 商品説明
書くのには問題ないけど、これを通常商品として販売するには基準が狂ってしまう…
そんな訳あり品なので書くのには問題ありません。

第一弾はマルシェル限定で、送料込みでかなりお手頃価格となっております。

お試しにいかがですか?😆



私の春の風物詩

2022-02-19 15:46:00 | 日記


年に一度の賞状書き。




私が主催している「筆の端材でリサイクルコンテスト」の賞状です♪


賞状書きは書家さんのお仕事の一つです!

あ、はい頼まずに自分で書きました…。


賞状書きって普通の書とは少し違って製図のような事をします。

バランスが命って事ですね!

一発書きの必要も無く、掠れたところなど二重で書いたりもします。


今回はガラスの裏側から光を当ててやりました。



ほら、透けて見える👀



そんな機材はないので耐熱ガラスの裏からスタンドを足で固定しながら…
3枚書いたから大勢が辛かった😂



ぺかーぺかー✨✨

こんなふうに

名前と賞頑張って書きました❣️

他はまぁ、スタンドで裏から光を当てなぞったのですが


なのでバランスはまぁ、それなりに書けましたが書家さんの書く賞状はやっぱりカッコいいなぁと改めて尊敬✨✨



これからもいろんな書に挑戦したいと思います😊


やっぱり賞状書きも自分で経験してからオススメ筆をつくれる様にしたいしね!


筆職人で書道をする人って実は少ないんです。

商売道具を減らす事になるからね。


私は使い手に寄り添いたいのです❣️


そんな私の師匠も書道します。

しかも今!見れるのもあります!

しかも一つは明日まで!




財団加盟美術団体選抜展

2022220日まで

愛知県豊橋美術博物館です!


豊橋美術館にある三沢厚彦の彫刻と一緒に♡





第4回華友会小品展

令和432日から14

わたなべ珈琲店

愛知県豊川市小田渕町2-69

9:0022:00 年中無休


楽しみ!

着物で行こうかしら♬


あ、写真に写ってる師匠のNEWリーフレットカッコいいでしょ♬

るんるるーーん♬




コンテスト受賞作品発表2021

2022-02-16 08:08:00 | 日記



応募の数々ありがとうございました❤️


筆づくりを子供たちが身近に感じほしい!

地元に筆づくりの文化がある事をもっと知って欲しい!

色んな形で遊んでほしい想いで行っています😊


 筆の端材でリサイクルコンテスト2021


☆ 受賞作品決定 ☆


去年は「 筆の端材でリサイクルコンテスト 2021」に応募くださった皆様ありがとうございました。

大変創意工夫に溢れた作品、重ねて御礼申し上げます。


多数の応募の中から厳選な審査の結果、最優秀、特別賞、デザイン賞を決定いたしました。



最優秀賞       スカンク


デザイン賞   カピバラ



特別賞          モジャモジャの花


受賞者には賞品に豊橋筆に名前を彫ってお渡しします。


個人的にはトップ写真の毛電車も大変気に入っておりますが、応募を希望されなかったし泣く泣く…?!

いらないって会場に置いてったしね!



2021年の応募も既に始まっております。

興味のある方はご連絡下さい。


よろしくお願いいたします。


主催 筆工房 由季


このコンテストはがはじめたキッカケは

筆づくりには端材が沢山でます。

何か出来ないかな?

と思っていた時、夏休みの自由研究向きに何か出来ませんか?とお話を頂きました。

そのことを機にリサイクルコンテストを2018年から開催しております。


私は小さい頃から物づくりが好きでこの道に進みました。

物づくりが楽しくて物づくりを仕事にしたいと思って貰えたら嬉しいです。


リサイクルなどの「もったいない精神」は物づくりの大切な根元だと思っています。


 #筆の端材でリサイクルコンテスト 

#筆の端材で遊んでみよう 


筆の端材でリサイクルコンテスト 詳細

https://toyohashifude.com/fudenohazaide-recycle/


The prize winner of the contest gives a presentation.


マルシェルさんでも販売しております😊

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だもんだい

2022-02-11 15:24:00 | 日記


【 豊橋筆 掲載 宣伝 】

月間 まんがライフ3月号 
株式会社竹書房  発行・発売1月27日
税込440円

佐野妙先生作
「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」
に豊橋筆が特集して貰えています😊
ありがとうございます!

タイトルからして豊橋の良さを教えてくれる漫画です♬
どうせなのでここからは
がっつり三河弁
(豊橋を含む愛知県の南側地域の方言)
でご紹介したいと思います。
なのでタメ語で失礼♬




「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」

照準語では「だから」が「だもんで」になるけどそれが進化して
「だもんだい!」
って言っちゃう時も😆
なにが問題なのか?!

そうそう!この漫画にはマルシェルさんにも販売させて貰ってる商品も載せて貰えただにー。

三河弁は語尾に「にー」をつかう
「だにー」という事もよくある。
ダニ?

どかっこいいじゃん♬

「ど」とか「じゃん」もよく使う

よく言われる三河版は
「じゃん」「だら」「りん」
を日常的につかうじゃんね。

「じゃん」を使うのは都会という説もあるけど三河人も使うに。
でも、三河人にとって「じゃん」は少し怒ったり決めつけたりする人が使うイメージが少しあって「じゃん」よりも「じゃんね」と、緩和させるために「ね」をよく付けるに。

三河人はその流れで語尾に「ね」をつける事が良くあるけど他県の人には「ね」は共感を求めているイメージがあるようで、たまに「そこで共感を求められても…」と反応があったりして少し切ないだらぁ🥺

「りん」も少し命令みたいな意味なの。
だから「みりん!」って私たちは言うと「見てね!」って意味なんだけど調味料と間違えられたりするに。

後は
「さばくる」必死に探すこと
とか今思いつくことはそんな感じかヤァ。

とりあえず
「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」
にはもっと詳細が載っとるもんで、是非読んでみりんね

チョコじゃ無いけどバレンタインのプレゼントにもいいに♬

道具作り

2022-02-06 22:57:00 | 日記



筆づくりには欲しくても売ってない道具があります。

これがそのひとつ。
…ここまできて初めて名前知らないことに気づく😳

軸の曲がりを直す棒です✨✨




このくぼみに筆の軸を入れてくっくっと曲がりを直して真っ直ぐにします。

ちなみにこの棒は庭に落ちてた奴。
もしかしたら甥っ子が拾ってきたオモチャ(宝物)だったかもしれない🤫

ノコギリで切り込みを入れることは出来るけど、ノミは無いしどうしよう…と考えてたら

あ!糸鋸があるじゃ無い♬





京都伝統工芸大学校時代に私は金属工芸を専攻していてその時に糸鋸をよく使っていました。
糸鋸は自由自在に切れて便利です♬
ですが、思い通りに切るのは技術がいて今回は苦労して時間かけてやりました😂

糸鋸(いとのこ)の刃は細いのですぐに折れます。
こんな分厚い木を、しかも垂直に上げ下げするのはたーいへん!
頑張りました😆




こんな感じでイスに固定してやりました♬
懐かしいなぁ。




頑張って切った後はヤスリで角を取ります。
これをしないと軸に傷が出来て大変!

糸鋸やヤスリの作業は机だと高さが微妙なのでイスに固定してやりました😆

金属工芸してる人はこういった板が高い確率であるかと思います。

切ったりヤスったりする時に固定することはとても大切で、この板がその役割を担っています。

出来に大満足!

これで軸の曲がりが直せるぞ!
軸をクックっと曲げる前にコンロの上に置いて温めてからします。
…そう、コンロの真上に置いたら燃えちゃうのでそれをまた絶妙な高さで炙るための装置がまた必要だなぁ。

もう少し筆づくりの道具作りは続くのであった🌟

その頃には道具の名前を聞いて覚えておきます😆