筆職人の日常

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訳アリ品

2022-04-15 08:32:00 | 商品説明
訳あり品 第二弾❣️

前回の第一弾はそうそうに完売して嬉しくも発送は嬉しい悲鳴として大変だったので間を置いておりました😆
こっそり第一弾も2本だけ追加したら気付いてくれた方いて嬉しい♩♬

発送はまだまだ慣れません。

第一弾よりも毛が上質なのです♪

以下は訳あり品理由と少しボヤキ。


こう言った勝ち軸はお店には好まれません。



こう言った勝ち軸は基準サイズが崩れてしまうからです。

この画像を見て、
そのくらいいいじゃん。
これはダメだね。

と意見も分かれるかと思います。
筆は道具ですし。

間を置いたお陰で色んな立場の人から連絡、意見を頂けました。

こんな考えを持った筆職人さんに早く会えてたら…
と、廃業された軸屋さんの言葉は切なかったです😌

軸は竹である事が多いので保管方法が悪いと割れてしまったり。
割れやすくなってしまったり。

軸だけじゃ無くて、他にも勿体ないことはいっぱいある!
との意見も😌

品質を守る。
伝統を守る。

大切なことです。

でも
時代は、文化は、変わって行きます。
それに合わせて変えていかなくてはいけないこともあるはずです。

軸屋さんがいないと筆は作れません。
筆の毛の部分(穂首といいます)
穂首は特に豊橋では一貫生産が多いですが軸は分業制です。
竹屋さん、加工軸屋さん、塗り軸屋さん、穴開け屋さん。
細筆の職人さんは自分で加工することもありますが、竹の栽培は無理でしょう。

…軸が竹からプラスチックに変わればいいかもしれませんが😣

タガを外しすぎてはいけませんが、
広い視野で求められているものを、作り続けたいと思います。


筆作りと写経体験

43014時から

愛知県蒲郡 宗徳寺本堂で開催✨✨

2,500 事前申し込み

申し込み(それかDM下さい)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc6lOBLMKshE7cjkEyvJx-YJ1kE9RQ_eTf6vp46k-H06Brc-A/viewform


開館40周年記念企画 筆工房由季も参加

《ヒカリサク  伝統工芸に未来のヒカリを 展》

日時 2022716()94()

   午前10時~午後5時(入館は430分まで)

場所 四日市市文化会館第2展示室

今回はプロジェクションマッピングと工芸がコラボ!