百年は 花に宿りて すぐしてき 470 (大江匡房)
不順な8月の蝶
8月の終盤には、一気に涼しくなりましたが、まだ遠くからクマゼミの鳴き声も聞こえてきます。ヒマワリ畑や散歩道では、暑い盛りからアキアカネも舞い始めています。
8月はぐずついた天気が続き、散歩にも出かけなくなりました。チョウを見る機会もめっきり減ってしまいました。庭では初夏以来ずっと少ない状況が続いていて、散歩道ではなお一層顕著でした。昨年と比較すると10種も少なく、3年前の半分の15種にも達しませんでした。
チャバネセセリ
イチモンジセセリ
ナガサキアゲハ
ツマグロヒョウモン
下旬になって、庭ではやっとキタキチョウが翅び交い始めました。
南方系のクロコノマチョウをこの2化の時期としては初めて見かけました。サトキマダラヒカゲやヒメウラナミジャノメなどの普通種すら見かけないのに、一体何が起こっているのでしょう。
2022.8.31