goo blog サービス終了のお知らせ 

ごんごんの  遍路のみちは一歩から 同行三人

リタイア後、近場のウォーキングで健康増進に努めています。年々歳々四国遍路が遠のきます。

電車・バスで往くお遍路③

2018-04-03 08:40:00 | 電車・バス利用遍路

 3回目は、今治「南光坊」から愛媛・香川の札所を巡り、「大窪寺」まで巡拝し、高松を経て帰郷の途につきます。

 

1日目(火)

 新幹線で「福山駅」を経由し、「しまなみライナー」で今治に入ります。駅前のホテルに荷物を預け、「南光坊」、「泰山寺」を巡拝し、「せとうちバス」で「今治駅」に戻ります。

 

2日目(水)

 「せとうちバス」で今治駅からバス停「大須木」へ進みます。バス停から「蒼社川」を渡り車遍路道を辿って「栄福寺」を参拝します。「仙遊寺」へは遍路道を辿ります。参拝後も「五郎衛坂」を下り国分寺道を辿り、「伊予富田駅」近くのバス停を目指します。バス停からは「せとうちバス」で「国分寺」へ進み、参拝します。参拝後は「伊予桜井駅」まで歩きます。途中で昼食を摂ります。バスに乗り遅れた場合は、「国分寺」までさらに2km歩き、昼食を抜いて「伊予桜井駅」に進みます。

 「伊予西条駅」へ移動し、「横峰寺」へ接続する「せとうちバス」に乗車し、「横峰登山口」まで進みます。有料の林道を登る「マイクロバス」の乗車場(上の原)まで坂道を登ります。マイクロバスに乗り換えて、山上の駐車場へ進みます。行程表ではすぐに出発するようになっていますが、発車時刻は不定期です。山上駐車場に着いたら、戻りの便や最終便の時間を確認して、参拝時間を調整します。行程では、最終便を覚悟して、「星が森」も参拝する計画です。「横峰登山口」の「伊予西条駅」行きの最終便は1750発ですが、その前の便は1544発となっています。この便に乗るためには、参拝時間を確保できそうにもありませんし、路線バスに乗り遅れた場合は、「伊予氷見駅」までの4kmを下るか「最終便」まで待つことになります。「伊予西条駅」から今治へ戻ります。ホテルには連泊します。

 

3日目(木)

 荷物を負って、「今治駅」から「伊予小松駅」へ移動します。西条市の札所を巡拝して昼食を摂り、「石鎚山駅」からJRを乗り継ぎ、「伊予三島駅」に進みます。駅からは「せとうちバス」でバス停「三角寺口」までバスを利用し、「三角寺」への道を2kmあまり登ります。参拝後は遍路道を逆打ちで「三島駅」に戻ります。距離が長いので、タクシーを利用するのも方法です。「伊予三島駅」からは、JRを乗り継ぎ、「丸亀駅」へ進みホテルに入ります。

 

4日目(金)

 「雲辺寺」へのバス利用のため、早朝の出立です。「特急」を利用し「観音寺駅」に進みます。「観音寺」の1寺2札所を参拝して、駅へ打ち戻ります。往路は「琴弾八幡宮」経由となっています。駅からは「観音寺のりあいバス」の「五郷高室線」でバス停「谷の上」へ進みます。運転手さんに「雲辺寺山麓駅へ往く」と伝えると、登り口で下車させてもらえます。ロープウェイで「雲辺寺」をお参りし、「山麓駅」で昼食とします。食後、タクシーで「大興寺」へ移動します。参拝後は、歩いて三豊市の山本庁舎へ進み、「豊中庁舎」まで「三豊バス」を利用します。庁舎から歩いて「本山寺」を参拝し、「本山駅」経由で「丸亀駅」に戻ります。

 

5日目(土)

 屛風ヶ浦の七ケ寺を巡拝します。「詫間駅」からはタクシーを利用し、道の駅「ふれあいパークみの」に進みます。遍路道を歩いて「善通寺」まで参拝した後は、赤門から本郷通りを進んで、赤門筋の交差点を右折して、バス停「赤門前」からバス停「金蔵寺立場」まで「琴参バス」に乗車します。午後のバスはこの時間しかありません。乗り遅れた場合は、JR土讃線で「善通寺駅」から「金蔵寺駅」へ進みます。「金倉寺」から「道隆寺」へは、再び遍路道を辿ります。七ケ寺参りを終えたら、北門から「多度津駅」を経て、丸亀に戻ります。

 

6日目(日)

 丸亀から「国分駅」へ進み、「国分寺」を参拝します。へんろころがしを辿り、順打ちで「五色台」へ登ります。「白峯寺」「根香寺」を巡拝して、「五色台」を「鬼無駅」に下ります。この計画では、距離も高度差も最大の困難日となりそうです。「国分寺」を参拝した後は「坂出駅」に戻り、「坂出駅」からタクシーを利用して「白峯寺」まで進むことを選択する方法もあります。「鬼無駅」からは丸亀に戻り、ホテルに入ります。丸亀最後の夜です。

 

7日目(月)

 電車・バスを乗り継いで札所を巡拝します。1回の歩行距離は短いのですが、札所も多く、途中でホテルに荷物を預けます。時間に追われる慌ただしい1日となりそうで、昼食もままなりません。屋島で軽く食事をします。「八栗寺」を参拝後は、琴電「八栗駅」まで下って高松市街に戻ります。

 

8日目(火)

 いよいよ最終日です。琴電志度線で「志度駅」に進みます。「志度寺」から「長尾寺」までは遍路道を辿ります。「長尾寺」近くのバス停「大川本社前」からバスを利用して、結願の「大窪寺」に移動します。参拝後、門前で食事休憩してバスでJR「志度駅」に出ます。「高松駅」、「岡山駅」を経由して帰宅の途につきます。無事の遍路に感謝。南無大師金剛遍照(合掌)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車・バスで往くお遍路②

2018-03-25 15:30:35 | 電車・バス利用遍路

 2回目は、高知の「国分寺」から足摺岬を巡って、愛媛の南部から今治「延命寺」までを参拝します。

 

1日目(日)

 岡山駅経由で、前回の終了地「御免駅」で下車し、JR土讃線を乗り継いで、「国分寺」「善楽寺」をお参りします。「高知駅」と「はりまや橋」のほぼ中間に位置する宿泊先のホテルへは、「土佐神社楼門」前の交差点から100mほど西側右手のバス停から県庁前行きに乗車します。

  

2日目(月)

 土佐電鉄バスを乗り継いで、「禅師峰寺」から「清滝寺」を巡拝します。バスやフェリーの乗車時間に遅れないようにして、「土佐市役所前」まで進みます。「雪蹊寺」から「種間寺」間を歩きますので、全行程中最長の1日となります。「清滝寺」への登りはタクシー(料金推定)を利用します。ホテルには連泊となります。

 

3日目(火)

 朝、「高知駅」に荷物を預けます。悩みどころの1日です。午前にドラゴンバスを利用して「青龍寺」を参拝し、高知駅に戻り、「My遊バス」で「竹林寺」を参拝します。土日祝日ですと、高知駅に戻る「My遊バス」(1303発)があるのですが、土日祝日ですと、宇佐方面(青龍寺)から高知に戻るバスがありません。「高知駅」からは「あしずり3号」で窪川駅へ。「岩本寺」を参拝して、「土佐くろしお鉄道」で「中村駅」まで進みます。

 

4日目(水)

 「中村駅」から「高知西南交通バス」を利用して、「金剛福寺」を参拝して「中村駅」に打ち戻ります。休む間もなく「宿毛駅」行きのバスに乗車して、「寺山口」で下車し、「延光寺」を参拝し、「平田駅」で「土佐くろしお鉄道宿毛線」に乗車して「宿毛駅」近くのホテルに入ります、

 

5日目(木)

 「宿毛駅」から「宇和島バス」で「平成札所前」から「観自在寺」を打ち戻り、さらに「宇和島駅」までバスで進みます。宇和島駅からは予土線で「務田駅」まで乗車し、歩いて三間の2ケ寺を巡拝します。「仏木寺」前から「宇和島バス」で宇和島駅に戻ります。駅からは再びバスを利用して、「卯之町営業所」まで進みます。「明石寺」を参拝して「卯之町駅」に出て、予讃線の「特急宇和海」を利用して「松山駅」まで移動します。速足の方は、「明石寺」への登り下りをスムーズにこなせば、1730発の「宇和海24号」に乗車できると思われます。松山では「道後温泉」の宿に3連泊します。

 

6日目(金)

 久万高原の2ケ寺を巡拝します。JRバスを利用して、「大街道」近くの最寄り駅から「久万中学前」まで乗車します。「大宝寺」を参拝し、「大宝寺口」から「伊予鉄バス」に乗車して「岩屋寺前」まで進みます。「岩屋寺」を打ち戻って、バスで久万の市街地に戻り、「お久万大師」の最寄り駅(東国)で下車し、参拝してバス停の「久万中学前」に戻ります。松山へのバス発車時間まで時間をもて余しそうです。

 

7日目(土)

 前日より少し早い時間で、「大街道」の最寄りのバス停から「伊予鉄バス」を乗り継いで、「浄瑠璃寺前」まで進みます。「浄瑠璃寺」から遍路道を歩いて「西林寺」まで巡拝します。「高井局」から「久米小学校前」まで「伊予鉄バス」を利用し、「浄土寺」からは再び遍路道を歩いて「石手寺」までを巡拝し、宿に入ります。

 

8日目(日)

 2回目の最終日です。「道後温泉駅」から「伊予鉄」の電車とバスを乗り継いで、「太山寺」の二の門まで進みます。「太山寺」を打ち戻って、歩いて「円明寺」まで進みます。「伊予和気駅」から予讃線で「今治駅」へ進み、駅からはバス停「阿方」まで「せとうちバス」に乗車して、「延命寺」を参拝します。

 日曜日設定のため、1345発を逃すと、次は1645発の3時間後となります。バス停から「今治駅」までは、県道38号を辿れば3kmですので、参拝後1時間弱で今治駅に到着できると思われます。その場合は1510発の「しまなみライナー」に乗車できます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車・バスで往くお遍路 ①

2018-03-16 11:08:02 | 電車・バス利用遍路

  

 電車やバスを利用し、1回7・8日程度で3回(20泊23日)に分けて遍路道を辿ります。1日の歩行距離はおおむね15km以内、最長の歩行日でも18km以下に設定しました。タクシーを利用すれば、さらに歩行距離も短くできます。電車やバスの時間に制限されますので、多少慌ただしくなる場合もあり、昼食時間を確保しにくい日もあります。事前にコンビニ等で軽食を準備します。

 

1日目(金)

 1日目は、区切り打ちの歩き遍路計画と同じですが、徳島駅から霊山寺への路線バスが廃止されましたので、JR高徳線を利用して板東駅から門前通りを通って「一番さん」に向かいます。2番「極楽寺」へは県道12号を辿り、「歩き遍路計画」より100mほど距離を短縮します。

 

2日目(土)

徳島バス(鍛冶屋原線)③番線の鍛冶屋原車庫行8:30発に乗車し、東原で下車し、「切幡寺」まで5ケ寺を参拝します。帰路は「阿波川島駅」への遍路道を辿るのも方法ですが、参道石柱門を出て右手に進みます。歩き遍路で四国を一周する際の県道139号を逆に進みます。県道を道なりに往くと、道路改良された大きな交差点に出ます。右手道路の先に「阿波市役所」の新庁舎が見えますが、直進して「市場」の集落へ県道を進み往きます。「市場図書館」を過ぎた先の点滅式の信号のある四ツ辻が、「バス停市場」です。「市場交通バス」に乗り、JR徳島線の「学駅」経由で徳島に戻ります。切幡寺から最寄駅(阿波川島)まで(6km)タクシーを利用するのも方法です。


3日目(日)

JR徳島線を利用し、鴨島駅から「藤井寺」を打ち戻って徳島駅に戻ります。焼山寺へは遍路ころがしを辿らず、「徳島バス」と「神山町営バス」を利用し、「バス停焼山寺口」から「焼山寺」までの3.3km、450mの高度差を打ち戻ります。上り下りに時間を費やし、町営の最終バス(16:31)に間に合わない場合は、「焼山寺口」から「バス停神山高校前」までの3.7kmを下ることになります。1802(平日のみ)か最終の1920で徳島駅に戻ります。

 

4日目(月)

 早朝のバス(平日のみ)で「一宮札所前」で下車し、午前中までに「井戸寺」まで5ケ寺を巡拝します。寺最寄りの「府中(こう)駅」から徳島駅に戻って、「立江線」のバスで「恩山寺前」へ進み、「恩山寺」を打ち戻り、さらに「立江小学校前」までバスを乗り継いで、「立江寺」を参拝します。

 

5日目(火)

 勝浦線のバスを利用し、「バス停棚野」で下車し、「鶴林寺」への遍路ころがしを登ります。良い手立てがありませんので、「太龍寺」へも遍路ころがしを下り上りします。「太龍寺」からはロープウェイで山麓駅に下りて、「和食東」から「山口中」までバスを利用し、桑野川沿いに県道284号を辿り、「平等寺」を参拝し、「新野駅」から徳島に戻ります。徳島最後の夜です。

 

6日目(水)

 早朝、荷物を負って徳島から牟岐線で「日和佐駅」に向かいます。「薬王寺」を打ち戻り、「道の駅」で時間を潰し、JR、阿佐海岸鉄道を乗り継いで、「甲浦駅」まで進みます。「甲浦駅」からは、「高知東部交通バス」で一気に「室戸岬」を過ぎ、「金剛頂寺」から逆打ちをします。「バス停元橋」から「金剛頂寺」を打ち戻り、国道55号と旧道を辿って、「津照寺」を参拝し、最寄りの「バス停室戸」からバスで「スカイライン上り口」まで進みます。スカイラインを登って、「最御崎寺」を参拝します。時刻は納経時間を過ぎています。できたらお参りだけでもしておきます。納経は翌朝、出立までにすることにします。

 

7日目(木)

 1回目の最終日です。出立までにお参りを済ませ、「バス停室戸岬」まで急勾配の遍路道を一気に下ります。「高知東部交通バス」に乗車し「バス停唐浜東」で下車。地場産品販売所「神峯」に荷物を預け、「まっ縦道」の登りはタクシーを利用します。戻りは軽身で販売所に戻り、店で軽く食事をし、「唐浜駅」から「のいち駅」までは、「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」の「しんたろう1号」に乗車して、土佐湾を望みながらゆったりとした時間を過ごします。「のいち駅」からは「大日寺」を打ち戻り、「御免駅」に進みます。「御免駅」からはJR土讃線の「南風22号」に乗車して、岡山駅を経由して帰宅の途につきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする