3回目は、今治「南光坊」から愛媛・香川の札所を巡り、「大窪寺」まで巡拝し、高松を経て帰郷の途につきます。
1日目(火)
新幹線で「福山駅」を経由し、「しまなみライナー」で今治に入ります。駅前のホテルに荷物を預け、「南光坊」、「泰山寺」を巡拝し、「せとうちバス」で「今治駅」に戻ります。
2日目(水)
「せとうちバス」で今治駅からバス停「大須木」へ進みます。バス停から「蒼社川」を渡り車遍路道を辿って「栄福寺」を参拝します。「仙遊寺」へは遍路道を辿ります。参拝後も「五郎衛坂」を下り国分寺道を辿り、「伊予富田駅」近くのバス停を目指します。バス停からは「せとうちバス」で「国分寺」へ進み、参拝します。参拝後は「伊予桜井駅」まで歩きます。途中で昼食を摂ります。バスに乗り遅れた場合は、「国分寺」までさらに2km歩き、昼食を抜いて「伊予桜井駅」に進みます。
「伊予西条駅」へ移動し、「横峰寺」へ接続する「せとうちバス」に乗車し、「横峰登山口」まで進みます。有料の林道を登る「マイクロバス」の乗車場(上の原)まで坂道を登ります。マイクロバスに乗り換えて、山上の駐車場へ進みます。行程表ではすぐに出発するようになっていますが、発車時刻は不定期です。山上駐車場に着いたら、戻りの便や最終便の時間を確認して、参拝時間を調整します。行程では、最終便を覚悟して、「星が森」も参拝する計画です。「横峰登山口」の「伊予西条駅」行きの最終便は17:50発ですが、その前の便は15:44発となっています。この便に乗るためには、参拝時間を確保できそうにもありませんし、路線バスに乗り遅れた場合は、「伊予氷見駅」までの4kmを下るか「最終便」まで待つことになります。「伊予西条駅」から今治へ戻ります。ホテルには連泊します。
3日目(木)
荷物を負って、「今治駅」から「伊予小松駅」へ移動します。西条市の札所を巡拝して昼食を摂り、「石鎚山駅」からJRを乗り継ぎ、「伊予三島駅」に進みます。駅からは「せとうちバス」でバス停「三角寺口」までバスを利用し、「三角寺」への道を2kmあまり登ります。参拝後は遍路道を逆打ちで「三島駅」に戻ります。距離が長いので、タクシーを利用するのも方法です。「伊予三島駅」からは、JRを乗り継ぎ、「丸亀駅」へ進みホテルに入ります。
4日目(金)
「雲辺寺」へのバス利用のため、早朝の出立です。「特急」を利用し「観音寺駅」に進みます。「観音寺」の1寺2札所を参拝して、駅へ打ち戻ります。往路は「琴弾八幡宮」経由となっています。駅からは「観音寺のりあいバス」の「五郷高室線」でバス停「谷の上」へ進みます。運転手さんに「雲辺寺山麓駅へ往く」と伝えると、登り口で下車させてもらえます。ロープウェイで「雲辺寺」をお参りし、「山麓駅」で昼食とします。食後、タクシーで「大興寺」へ移動します。参拝後は、歩いて三豊市の山本庁舎へ進み、「豊中庁舎」まで「三豊バス」を利用します。庁舎から歩いて「本山寺」を参拝し、「本山駅」経由で「丸亀駅」に戻ります。
5日目(土)
屛風ヶ浦の七ケ寺を巡拝します。「詫間駅」からはタクシーを利用し、道の駅「ふれあいパークみの」に進みます。遍路道を歩いて「善通寺」まで参拝した後は、赤門から本郷通りを進んで、赤門筋の交差点を右折して、バス停「赤門前」からバス停「金蔵寺立場」まで「琴参バス」に乗車します。午後のバスはこの時間しかありません。乗り遅れた場合は、JR土讃線で「善通寺駅」から「金蔵寺駅」へ進みます。「金倉寺」から「道隆寺」へは、再び遍路道を辿ります。七ケ寺参りを終えたら、北門から「多度津駅」を経て、丸亀に戻ります。
6日目(日)
丸亀から「国分駅」へ進み、「国分寺」を参拝します。へんろころがしを辿り、順打ちで「五色台」へ登ります。「白峯寺」「根香寺」を巡拝して、「五色台」を「鬼無駅」に下ります。この計画では、距離も高度差も最大の困難日となりそうです。「国分寺」を参拝した後は「坂出駅」に戻り、「坂出駅」からタクシーを利用して「白峯寺」まで進むことを選択する方法もあります。「鬼無駅」からは丸亀に戻り、ホテルに入ります。丸亀最後の夜です。
7日目(月)
電車・バスを乗り継いで札所を巡拝します。1回の歩行距離は短いのですが、札所も多く、途中でホテルに荷物を預けます。時間に追われる慌ただしい1日となりそうで、昼食もままなりません。屋島で軽く食事をします。「八栗寺」を参拝後は、琴電「八栗駅」まで下って高松市街に戻ります。
8日目(火)
いよいよ最終日です。琴電志度線で「志度駅」に進みます。「志度寺」から「長尾寺」までは遍路道を辿ります。「長尾寺」近くのバス停「大川本社前」からバスを利用して、結願の「大窪寺」に移動します。参拝後、門前で食事休憩してバスでJR「志度駅」に出ます。「高松駅」、「岡山駅」を経由して帰宅の途につきます。無事の遍路に感謝。南無大師金剛遍照(合掌)