ごんごんの  遍路のみちは一歩から 同行三人

リタイア後、近場のウォーキングで健康増進に努めています。年々歳々四国遍路が遠のきます。

閑話つれづれ 花鳥風月 88

2018-01-30 10:18:00 | 閑話徒然

葦辺往く 鴨のはがひに 霜降りて ③(志貴皇子)

 

 

 ここ数年のお伊勢参りは、三が日を避けて正月中のお参りとなっています。来週はこの冬一番の寒波が到来するようなので、週末でしたが急遽でかけることにしました。

 

 正月中の土日は乗用車の乗り入れ制限もあり、外宮の駐車場は利用できません。かなり離れた三重県伊勢庁舎が臨時パーキングとなっておりました。庁舎前の御木本道路沿いには勢田川が流れており、何種類かの水鳥が憩っておりました。昔は水質汚濁の著しい河川でした。

オオバンが3羽いました。

 

カワウは単独で羽を広げ乾かしておりました。

 

カルガモは川面や岸辺にかなりの個体数でした。

 

 外宮前から内宮へは直通の臨時バスを利用しました。外宮も内宮も多くの参拝客で賑わっておりました。

 外宮正宮 

 

 内宮正宮

荒祭宮にも多くの参詣者が集っておりました。

 

 参拝後は、例年どおり赤福内宮前店で恒例のぜんざいを食しました。

 「おかげ横丁」には、人の動きを縫うようにして参拝客のおこぼれをもらうハトがおり、時折、頭上をかすめて移動していました。また、人混みで歩行もままならない「おはらい町」の屋並みでは、アカハラの姿も目撃しました。

 

 内宮から路線バスで伊勢庁舎に戻ると、勢田川沿いには水鳥を写す人影も見えました。僕もつられて、川面の水鳥を被写体にとらえました。コガモでした。オスの羽の緑が色鮮やかでした。


2018.1.20

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歩き遍路計画5の⑦

2018-01-28 09:15:37 | 四国遍路 区切り打ち5

第7日目(通算39日目) 14.7km 歩行速度 3.6km/h


 第5回目の最終日です。荷物を負って新居浜駅から讃岐街道に戻り、関の戸を越えて讃岐街道を東進します。別格の延命寺をお参りして、伊予土居駅まで進む行程です。

 

 宿で朝食を摂り、荷物を負って754発の多度津行きの列車に乗車して、前日の終了地新居浜駅から遍路を続けます。

 歩道の連絡橋を渡り、新居浜駅から前日通った長田通りを打ち戻り、国道のバイパスを直交します。さらに長田通りを山側に進み、国道11号の長田交差点を突き抜けて、善光地商店街入口交差点の讃岐街道に戻ります。左折して街道を東にひたすら進みます。旧街道の表示がある国領川を渡り、新居浜ICへの連結道の県道47号との交差点も過ぎます。新居浜船木郵便局前を抜け、池田の交差点で国道11号に合流します。国道を少し進むと、コンビニがありました。昼食を確保します。さらに国道を進み小さな峠を越えると、歩道の脇に「坂之下大師堂」がありました。ここまで4.9kmを歩きました。

 さらに国道歩道を下り、市場橋を渡ります。しばらく進むと、右手長野の旧道へ入ります。「バス停長野」の地点で再び国道に合流しました。少しずつ国道を登り往くと、「バス停関の戸」、「萩家うどん」があります。「関の戸」の峠まであとわずかです。右手には四国山地の山裾に松山道の高架が見えます。

 さらに国道を上り往くと、新居浜市から四国中央市に入り峠を越えました。峠を越えた先の「バス停関の原」を過ぎると、右手に緩やかに下る道があります。四国のみち道標には、延命寺5.5kmの表示がありました。道の下の集落で、右手からの讃岐街道に合流します。道なりに進むと、やがて街道は右に直角に曲がり、関川を渡ります。関川の郵便局・小学校を過ぎ、道なりに進んで街道を少し外れ、山裾の道を登り降りして進みます。さらに合流した讃岐街道の山裾を東に進みます。案内を見失わないようにして、木ノ川集会所隣接の「三度栗大師」をお参りして、讃岐街道に戻ると、延命寺1.6kmの四国のみち道標がありました。

 指示に従い街道を進むと、国道11号に再合流します。横断歩道を渡ると、讃岐街道は国道から左に分岐していきます。JR予讃線が左手から並行してきます。道なりに踏切を渡り、線路沿いを右手に進みます。下畑野の家並みを抜け、常盤橋を渡ります。さらに讃岐街道を道なりに東進し、西土居の家並みを過ぎて、再びJR線を渡ります。街道を進み往くと、築地塀の交差点に出ました。別格霊場「延命寺」の築地塀でした。左折すると、左手に境内があります。

 参拝後、境内を拝借して昼食とします。

 讃岐街道に戻り、四辻を左折して、さらに800mばかり東進します。割烹「つたの家」の三叉路を左折して70m進めば、「伊予土居駅」です。5回目の区切り打ちはこれにて終了です。

 1318発の高松行きに乗車し、観音寺駅で特急「しおかぜ」に乗り換え岡山経由で、山陽新幹線を利用して大阪経由で帰宅します。無事の遍路に感謝。南無大師遍照金剛(合掌)

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歩き遍路計画5の⑥

2018-01-26 10:00:01 | 四国遍路 区切り打ち5

6日目(通算38日目) 21.8km 歩行速度 3.7km/h


 小松・氷見の2ケ寺を巡り、別格芝之井を経て前神寺をお参りし、湯之谷温泉で昼食休憩とします。荷物を預け、身軽になって山裾の遍路道、旧道の讃岐街道を東に辿り、遍路道を大きく外れ新居浜駅まで進む行程です。

 前日と同じ720発の多度津行きに乗車して、伊予小松駅まで進みます

 駅から国道11号に出て、右折して前日通った国道を西に少し進むと、宝寿寺の案内があります。境内入口に「寶壽寺」の一国一宮の石柱が立ちます。駅から右手線路沿いを進んでも宝寿寺です。こちらの方が距離は短くてすみます。

 国道に出て、一転して東に進みます。小松駅前交差点を抜けて、さらに1kmばかり歩道のない国道で小松の街を抜け、氷見の街に入ります。道路案内で国道を左に折れると、「吉祥寺」の山門です。

 山門を出て国道を横断します。信号はありませんので、車の往来に注意して渡ります。右手に戻って信号を横断する方が良いかもしれません。山手側に入る道を道なりに進むと、「旬菜はる」に突きあたります。丁度お店の裏側あたりに番外霊場「芝之井」があります。路地もありますが、左折して右回りに辿ると讃岐街道に「水大師堂」と案内があります。立ち寄っていきます。

 戻って讃岐街道を左手、東方向に道なりに向かいます。横峰への進入路県道142号を抜けて、さらに道なりに進みます。紛らわしい三叉路には道標もあります。やがて石鎚神社の大鳥居が右手に見えてきます。参道前を過ぎてしばらく進むと、前神寺の駐車場が右手に広がり、「四国霊場第六十四番前神寺」の石柱、山門前に到着しました。

 納経所脇道を下って讃岐街道に出ます。山沿いの街道をさらに東に進みます。400mばかり進むと、「湯之谷温泉入口」の案内があります。左折して道を戻るように下ると、本日の宿「湯之谷温泉」です。「足湯cafeゆるり」で薬膳スープカレーを食します。

荷物を預けて遍路を続けます。讃岐街道に戻って、山沿いの道を道なりに下って奥の内の集落沿いを進みます。国道11号に合流する手前で讃岐街道と別れ、右折して水路沿いの道へ折れます。人家と田畑の道を道なりに東に進むと、人家に突きあたります。人家角の消火栓位置ポールやカーブミラーには遍路シールが貼られています。左折して進むと、田の中の三叉路となります。ここには案内がありませんが、右手山側に進み、水路沿いに道を東に辿ります。さらに道なりに進むと、ガードレールに左折の案内がありました。鋭角に左折して田の中の道を進むと、加茂川の左岸道路国道194号に出て来ました。横断歩道を渡り、自転車・歩行者専用の「伊曽の橋」を渡ります。橋を渡って右折して、川堤の右岸道路を上流に進むと「武丈公園」です。トイレ休憩もできます。3.6kmほど進んで来ました。

公園を過ぎたら加茂川と別れ左折して北に向かいます。西の川原の集落の四辻で案内に従って右折して、山沿いに道を東に進めます。田や人家の散在する道を往くと、やがて松山道の法面下の道となります。高速道の下を辿ると、アスファルトが途切れ、ブロックの法下、木々の小径となります。道なりに直進して再びアスファルト道の里道を道なりに進んで往くと、「西条道前病院」前を通ります。再び田の中の道となります。案内に従い四辻を左折し、さらに右折して道なりに進んで往くと、東野口で讃岐街道に出ました。鍋井川を渡り、さらに街道を道なりに飯岡の街並みを東方向に進みます。やがて街道は国道11号に合流となります。国道歩道を進むと、伊予西条IC進入口を過ぎます。西条市から新居浜市に入りました。さらに国道を東進し、川を渡ると讃岐街道が再び右手に分かれます。しばらく進むと、JR中萩駅前に続く三叉路となります。

 国道にほぼ並行する讃岐街道をさらに東に向かいます。荻生を過ぎ東川を渡り中村を過ぎ往きます。善光地町のコンビニのある交差点で左折して、遍路道を外れ讃岐街道と別れ、県道47号を海側に左折します。国道11号の大きな交差点に出ます。国道を渡ったら右折し、国道を進まず新居浜病院の前の道を進み、変則の四辻を左折して長田通りに出ます。左に進路をとって長田通りを海側に進みます。さらに国道11号バイパスを抜け、いくつかの交差点を抜けて往くと、やがて道は「新居浜駅」の南側に行き着きます。連絡橋の歩道を渡り、駅の北側に出ます。本日の行程はこれにて終了です。

1645発の伊予西条行きに乗車し、伊予西条駅で松山行きに乗り換えて石鎚山駅まで戻ります。駅からは国道11号に出て、左折して500mばかり進みます。国道沿いに温泉の案内が出ています。右折して道なりに進むと「湯之谷温泉」です。

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歩き遍路計画5の⑤

2018-01-24 11:30:00 | 四国遍路 区切り打ち5

第5日目(通算37日目) 25.2km 歩行速度 3.0km/h


 遍路道を外れ、壬生川駅から伊予小松駅を経由して、空身で横峰寺へのへんろころがしを打ち戻ります。帰りは白滝奥之院を経て、納経時間までに香園寺をお参りして小松駅へ戻る行程です。今治のホテルに3連泊とします。

 720発の多度津行きの列車で前日の終了地「壬生川駅」まで進みます。

駅前交差点からは、右手に大正通り(県道13号)を進み、次の交差点で左折して県道48号との重複区間を左に進み、100mほど進みます。歩道橋のある交差点でセンターラインのない県道13号に右折して道なりに進みます。「鶴岡橋」で崩口川を渡り、県道を道なりに進んで往くと、国道196号に合流します。コンビニがありました。昼食を調達します。

 国道を南方向に石槌の山塊を目指して進みます。次第に田園風景が広がってきます。小松町新屋敷の交差点を過ぎた先に三叉路があり、道路案内に「西条市街県道13号左」の表示が出ています。そのまま歩道を道なりに進んで県道13号に合流します。県道歩道をさらに進むと、再び三叉路となりました。横断歩道はありませんので、注意して道路を渡り、中山川に架かる2T未満限定の「中山川橋」を渡ります。田畑の市道をさらに南に道なりに進みます。次第に人家が増え、やがてJR予讃線です。線路を渡り、線路沿いに右折して進んで往くと、「伊予小松駅」です。

 駅から南に真っすぐに伸びた道を進みます。国道11号小松駅前交差点を直交して南の山を目指します。駅から550mばかり、少しずつ上って、「養生館跡」まで来ました。飲料はこの先横峰寺でしか確保できません。小松駅かここで調達します。さらに少し進むと、道は突き当りますので、右折して少し進むと、道路左角に道標があります。香園寺からの「岡村道」に合流しました。左折して道をさらに上ります。道なりに岡村を登り往くと、松山自動車道の高架が見えてきます。高架をくぐり進むと、道の駅に繋がる交差点に出て来ました。直進して林道本谷線を登ります。駅からここまで1.9km、55mほど高度を上げました。

 さらに林道本谷線を登り往くと、採石場のプラントが見えてきます。ダンプの行き交いに気をつけて、沢筋の林道を登ります。次第に勾配がきつくなります。堰堤の脇を過ぎて、さらに沢沿いの林道を登ります。プラントから1.5km、高度も240mまで上がりました。道なりに沢を渡ったすぐ先に、林道から分かれる小径があります。林道アスファルト道は直進となりますが、横峰へは左手の道を進んで行くことになります。遍路案内を見失わないようにします。

 沢沿いに少し進んだあと、杉林をつづら折れで一気に高度を上げます。かつて茶屋もあったらしい「おこや」の遍路道合流点に出てきました。四国のみち道標は、横峰寺3.6km、白滝奥の院3.3kmの表示を示しています。

 少し上って尾根筋をアップダウンして馬の背を進み、再び尾根伝いに高度を上げて、最後は一気に山腹を250m以上登り詰め、有料の平野林道に登り詰めました。幾分緩やかになった平野林道を登ると、右手に歩き遍路用の分岐路がありました。さらに右手に勾配のある坂道を登り往くと、駐車場からの下り道に合流しました。ここからは道は緩やかに下って、「横峰寺」の境内に入ります。

 仁王門からの参内は湯浪からの歩き遍路のみができますが、「星が森」での参拝は時間的に困難ですので、せめて仁王門には脚を伸ばしたいと思います。

 昼食休憩の後、横峰寺をあとにして「おこや」の合流点まで打ち戻ります。

 「おこや」からは案内に従って、白滝奥之院への道へ進みます。尾根筋を辿り山腹を緩やかに辿って高度を100mほど下げると、次第に勾配がきつくなります。つづら折れで一気に下ると、林道のような道に出てきました。沢筋の堰堤の脇を抜けてさらに山間を下ると「白滝奥之院」です。お参りをしていくかは、「香園寺」の納経時間との兼ね合いで判断します。

 山間の沢沿いの大谷林道を緩やかに下ります。大谷池に注ぐ川を渡りさらに進むと、松山自動車道の高架があり、高架下手前で道は二手に別れます。いずれの道も案内表示があるのですが、左手の割と平坦な方向に直進します。大谷池を左に望みながら、緩やかに登り下りして池の堰堤脇を下ります。さらに下ると、三叉路に案内があり、右手に進んで香園寺への道を辿ります。少しばかり林を登り下りすると、「高鴨神社」の境内裏手に出ました。社を回り込んで参拝をすませ、参道階段を下り、香園寺の石垣を回り込んで進むと、「香園寺」です。

 境内をあとにして、駐車場前を抜けて讃岐街道に出ます。伊予小松駅へは方向を定めて進めば良いのですが、讃岐街道を東に進み、最初の信号(点滅)交差点を左折して直進するのがわかりやすいと思われます。ただこれだと、距離が200mほど長くなりますので、讃岐街道の「小松橋」を渡った最初の大きな三叉路、「近藤篤山旧邸500m直進」の案内で左折して、小松小学校の前を抜けて、国道11号へ進みます。国道を右折して東進すれば、翌日の札所「宝寿寺」の前を過ぎ、ほどなく「小松駅」の道路案内があります。信号を左折して進めば「伊予小松駅」です。本日の行程はこれにて終了です。

 松山行きの列車に乗って、「今治駅」に戻ります。今治最後の夜となります。

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閑話つれづれ 花鳥風月 87

2018-01-22 09:26:48 | 閑話徒然

みづうみの 氷は解けて なほ寒し(島木赤彦)

 

 

 散歩コースもこの冬一番の寒波に襲われました。遊歩道のビオトープも氷つきました。


 コスモス畑は2、3日前から水が張られていました。冬小麦の種まきの準備としては時期が遅すぎます。害虫や雑草の種子を駆除する意味合いがあるのでしょうか。作付けの計画があるのでしょうか。

 

 水を張った畑は、この寒波ですっかり一面氷ついてしまいました。

 

 ツグミやセキレイ、スズメ、カワラヒワなどの小鳥が訪れ、何やら餌をあさっています。

 

 

 カラスやトビも訪れていましたが、小鳥たちは警戒しながらも氷の上で啄むことをやめませんでした。

 

 

2018.1.13

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