2022年最後のエンタメは、大好きな「演劇集団キャラメルボックス」のクリスマス公演。
『クロノス・ジョウンターの伝説』はSF作家・梶尾真治さんの連作短編集。
クロノス・ジョウンターという名前のタイムマシンに乗って、様々な人物が時を越え、愛する人のために闘うシリーズ作品で、第1作『吹原和彦の軌跡』を、この劇団が『クロノス』というタイトルで2005年に初めて舞台化した作品。2015年に再演され(→この時の感想はこちら)、今回はさらに7年ぶりの再々演。
家族でも恋人でもない、ただ一方的に好きな人の命を守るためだけに、タイムマシンで何度もタイムスリップを繰り返して身体はボロボロになり、それでも最終的に彼女の命を救う事はできたけれども自分はその直後に遠い未来に飛ばされてしまう・・・
私は初演から毎回観ていてラストシーンも知ってるので、めちゃくちゃ感情移入して号泣!!と、までは行かないけど、
ゲスト俳優さんがいない混じりっけなしAll劇団員だけで、いつもどおりストーリー展開が早く、汗だくの熱演、笑えるシーン、そして切ないけど温かい作品で、やっぱり年末の〆はこの劇団の舞台が観たいと思いました。
日程が合ったので、今回は初めて大千秋楽を観劇。元々カーテンコールの挨拶が長ーいこの劇団(笑)。大千秋楽では出演したキャスト全員(Wキャストも含めて)が一言ずつ挨拶して、最後は客席と一緒に3本締めで終える!という風習らしく、2時間の本編のあとにカテコ挨拶が30分弱もあった メンバー同士でのツッコミもあったりして面白かったし、ホントに仲の良い劇団なんだな~と感じられたのも良かった
次回公演は5月。同じクロノスシリーズの2本立て、しかも新作らしいので、今から来年が楽しみです
◇キャスト◇
吹原和彦:畑中智行、蕗来美子:原田樹里、蕗頼人:多田直人、吹原さちえ:石森美咲、海老名:林貴子、中林:鍛治本大樹
◆観劇記録◆
サンシャイン劇場
1階 4列 7番
最前列は空席だったので実質3列目。オペラグラスは不要だけど、かなり下手側だった事と、右隣の席がかなり大柄な男性で、膝も肘もこっち側にだいぶはみだして来ていて、変な体勢で観ていたらしく、終演後は首と身体が痛かった。隣の座席の人は選べないから仕方ないんだけどねぇ~、、、
クリスマス公演名物の「キャラメル」。昨年はコロナ禍で配布すらなかったんだけど、今回は頂きました~♪劇場出口のテーブルに並べてあって「一つずつどうぞ~」という形式だったけど、コロナ前のように客席に俳優さんが降りて来て配ってくれるのは一体いつになるのかな。。。
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