苦境にあるうまみ

ゴーン社長、ＧＭ経営参加の意思を表明 (読売新聞) - goo ニュース

企業を再建は、その企業が立ち直る可能性がある企業ならば、
その再建プロセスにおいて多いにうまみを享受できる可能性がある。

日産の場合、過去のしがらみなどから手をつけられなかった資産が大量にあった。
ルノーはそれに目をつけ、多額の出資をした。
そして、リストラを断行したことによって、そのうまみを享受し、
あっさりと元を取ったとも言われる。
有形無形の効果を考えれば、余りにも安い買い物であったともいえる。

もちろん、そのようなことは誰でも出来るのではなく、
スクラップ＆ビルドのセンスがある人物がいてこそ可能である。

その最も有名な人物の一人が、ゴーン氏であろう。

今回は、要請に基づいての行動なのか、
それとも投資家を動かして形式上要請型にしているだけか。
それはわからないが、話に乗っているということは、
そこにうまみがあるという事であろう。