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一歩ずつ

視覚障害者の主婦です。ブログをとおして、皆さんとの出会いを大切に一歩ずつ、絆を深めたいと思っています。

あと一週間

2007年11月27日 | 病気
入院まであと1週間となった。
手術を決意した時は正直すご~く不安だったが、今は「どないかなるさ!」とある意味、開き直り。
家庭の心配はあるし、夫や子どもには不自由な思いをさせるが、家族の支えがあってこその手術なので感謝している。
仕事も忘れて、治療に専念しよう。
昨日、同じ摘出手術の友達から「絶対、楽になるから!」と励ましてもらい、すごく嬉しかった。
職場の同僚に無神経なことを言われて、一時は仕事をとって手術を諦めるか、仕事を辞めるか、決断に苦しんだ時期もあった。
でも、今は手術も仕事も選んで後悔はしていない。
手術は「開けてみないとわからない」部分も多いが、あとは「まな板の上の鯉」(そんなええもんちゃうけど、まさしく「まな板の上の豚(?))。
先生にすべてを託して、私は全身麻酔で日頃の睡眠不足を解消できたら・・・。
昨日、最後の外来だった。
これが最後のホルモン治療なんだと思ったら、何となく寂しいような嬉しいような複雑な気持ちだった。
20歳の時に初めてホルモン治療を始めてから、数十年。
その間に不妊治療、妊娠、出産を乗り越えて、やっとやっとこの日がカウントダウン。
手術が具体化されてからは、ネットで多くの方の体験を読ませてもらい参考になった。
私も経験談ブログとも考えたが、そこまで器用でもないし、まめでもない。
義務になったら挫折しかねないので、これからも気が向いた時だけ書いていこうと思っている。
コメントを寄せてくれたら、その都度可能な限り、本文で書いていきたい。
子宮内膜異型増殖症、子宮内膜症、子宮筋腫、チョコレート嚢腫の一人として・・・。

見えないことは幸せ(?)

2007年11月27日 | 視覚障害者
今回は私の話ではないのだが、友達から聞いた話で「あるある、そういうこと!(笑い)」という話を。
弱視の友達だが入院していた時、病棟の公衆電話がいつもいっぱい。
病院を探索していて、下に降りると奥の方に、夜だと廊下が真っ暗で自動販売機の明かりだけが輝いている、いつも誰も利用していない穴場の公衆電話があったらしい。
だからその友達は、いつもそこまで行き電話をかけていた。
ところが、ある時、昼間にその公衆電話に行った時、ふと上を見ると・・・。
霊安室の隣だった。
どうりで誰も利用しないはず。
友達は気づかずに長い間、その電話を利用していた。
霊安室と知った時は、背筋がぞくっとしたらしい。
それからはそこには行けなくなったらしいが・・・。
気が付かなければ、あの後もずっと利用してたかと思うと・・・。
見えていないことはある意味、幸せなときもあるんだな・・・、と笑いながら話してた。
もしかしたら、幽霊さんも目の前にいてたけど、気づかなかっただけだったりして・・・。(怖い)
そんな笑い話とも、怖い話ともつかない話をしていた。
でも私にも何となく経験はある。
こういう笑い話ではないが、嫌いな人の顔も見なくて(見えなくて)済むし、家の細かいほこりや汚れも見えないから、神経質にならなくて済む場合もある。
そりゃあ、五体満足に生きれるに超したことはないけど、現実を考えた時、こう考えると少しは楽に生きれるかな(?)


石狩鍋

2007年11月22日 | 日記
我が家の昨晩の夕食は石狩鍋だった。
子どもからは「また、なべ~!」と言われたが・・・。
「文句あるなら、な~んも食べんでええよ!」と母怒り!
鍋は身体も温まり、栄養価も高く野菜もたっぷり食べれて、それでいて冷蔵庫の残り物の整理や手間も省ける、まさしく主婦の万能料理!
さて、本題に戻して・・・。
スープは市販の味噌仕立てのスープを使用。
メインの秋鮭に焼き豆腐、こんにゃく、じゃがいも、白菜、白ネギ、椎茸などの野菜を入れて、煮込む事数分。
最後にバターを少量加えて、風味を出した。
隠し味(?)に玉ねぎのみじん切りを入れて甘味を出したが・・・。
でも、どこか納得いかない!
何が足らないのかがわからないが、大阪人の舌の肥えた(?)私には、ちゃんこ鍋やだしと醤油ベースの味に慣れてしまっていて、どこか味にインパクトがない、
家の合わせ味噌をプラスとも思ったが、味の調整に自信がなかったので、そのまま薄味の鍋を堪能した。
多分、白味噌を少し加えたら良かったのかなとも思うが、あいにく白味噌がなく・・・。
本場の北海道で、一度本当の石狩鍋を味わってみたい!
これを見て、美味しい石狩鍋の作り方、ご存じの方、是非ご教授願いたい。

閉店

2007年11月19日 | 生活
行きつけの写真屋さんが6月で閉店していた。
パソコンを買うまで、子供が小さい時は(特に一人目)よく現像もお願いしていた。
デジカメとパソコンを買ってからは、写真屋にお願いする機会が減り、年賀状注文だけのお付き合いになっていた。
昨年は写真も使わなかったので、年賀状も家で作ったから2年近く、店から遠のいていた。
そこの写真屋さんはご主人がオリジナル年賀状を作っていて、富士フィルムやコダックという大手より安価で斬新なデザイン年賀状を作っていた。
10月頃に近くを通り、閉店をしているのに気がついた。
来年、下の子の七五三を予定していたので、写真入りの年賀状は店にお願いしようと思っていたのに・・・。
ところが今年も年賀状の案内ダイレクトメールが届いた。
同じ大阪市内でちょっと遠い場所だが、店舗をかまえずデザイン事務所として仕事を続けているらしい。
ネット(メール)と郵送で受付をしてくれるそう。
直接ご主人と話をしながら注文することは出来なくなったが、こういう形でも安心して任せられる店(人)が続けてくれていることに少し安心した。
特に私が目が悪い事も知ってくれているので、「顔だけを大きく・・・」「写真を強調できるデザインので」「周りの景色はぼかして人物だけを・・・」というこちらの意向(ワガママ)を聞いて、安心して任せれるのは知った顔だからこそ。
だから閉店と知ったときは少し寂しかったが・・・。
今年も自分で作る予定なので、メールで「来年はお願いするかもしれませんので・・・」と送った。
こういう人との出会いや繋がりも可能な限り大切にしていきたいなあ・・・、と思う。

医療費滞納

2007年11月14日 | 社会
 堺市北区の「新金岡豊川総合病院」(豊川元邦院長)の男性職員4人が9月下旬、糖尿病で入院中だった全盲の患者男性(63)を車で連れ出し、大阪市西成区の公園に置き去りにしていたということがわかった、というニュースを見て感じたこと。
ニュースをみていると、7年前から糖尿病で入院していて、2年前から医療費滞納や病院の備品を壊したり、他の患者とのトラブルがあったとのこと。
メディアではこの病院が一方的に悪いように報道されているが、もしこれが事実ならどうなんだろう?と思った。
置き去りという事実だけでは病院のやり方に問題があるようにみえるが、医療費滞納や治療の見込みがないのに、7年も入院していた事実。
病院だって善意事業ではない。
今回、全盲の男性ということでニュースにはなったが、これが健常者の人だったらニュースになったかといえば・・・。
健常者なら、医療費も払わない、病院の指示に従わない患者であれば、期限を決めて追い出すのは日常茶飯事の出来事ではないか?
障害者であれ、健常者であれ、病院の方針、指示に従わない、身元引受人が引き取らない、報道だけみていたら病院のやったことは間違いではないと思う。
ただ問題なのはそのやり方。
行政(福祉)に相談したのかな?と思い・・・。
降ろしたのが公園ではなく、役所の窓口に連れて行き、「こちらで(退院後のことは)相談してください」というやり方が適切だったのでは?と思った。
それに病院の敷地外に堀りだすのではなく、一度は元妻の元に連れていった(送って行った)だけでも病院側の対応は親切だと思う。
現実、医療費の長期にわたる滞納も深刻になっているとは思う。
一病院だけの問題でなく、社会問題としてこういう患者に対しての、時には凛とした対応も含めて検討の必要があると思う。
同じ視覚障害者として、「障害者を入院させたらあとが厄介」という固定観念を持たれる危惧もある。
ちゃんとしている真面目な障害者や家族までそのような目で見られることも・・・。

入院準備

2007年11月13日 | 病気
入院まで3週間となった。
病院から特に婦人科入院に必要な物ということで説明文を渡された。
その中で、「和式寝巻き」という物があった。
最初ピンとこなかったので、看護師さんに「どのような物ですか?」と聞くと、「旅館の浴衣」と言われて納得した。
手術後、看護師さんが脱ぎ着させやすいからだと思うが、術後1回しか使わないもの。
仕方ないので買いに行ったら4000円近くする。高い!
そんなん病院で貸してくれたらいいのに・・・。
退院後、家で着るわけじゃあるまいし。
でも、私の母世代の人は和式寝巻きを着て寝ていた記憶がある。
パジャマのほうが着崩れしないし、洗濯後のアイロンの手間もない。
旅行に行った時、少しでも荷物を減らすために旅館の浴衣を着て寝ることがあるが、とてもよそ様に見せれる寝相じゃないし・・・。
朝、食事前には服に着替えている。
T字帯や腹帯は仕方ないとして、退院後浴衣のしまい場所にまた困りそう。

プロバイダ

2007年11月13日 | 生活
我が家のマンションはケーブルテレビが最初から導入されている。
2011年の地デジに変わることに伴い、地デジ対応の機械(?)に付け替えることになり、先週週末その作業があった。
工事に来た人と話の流れで、電話代とプロバイダ代で6000円以上払っているという話をしたら、ケーブルだと電話とプロバイダだけで4500円までで済むという話になり、「今、契約してもらったらこの場で工事できますが・・・」という口車に乗せられ、ZAQに変更することになった。
一番、心配していることがメルアドの変更。
それも今、使っているプロバイダに210円払ったらメルアドもそのまま使える・・・、それでいて月々の負担が楽になるなら・・・。
あとは通信速度。私はこの辺りの詳しいことは正直わかっていないが、「今契約しているのよりは絶対早くなる!」(ホンマかウソかはわからないけど)と相手の口車に乗せられ変えることになった。
今、ちょうどテレビの写りの調子も良くなく、地デジにかわる時まで持つかどうかわからない状態だったので、今回の機械を変更したことで地デジの心配はなくなった。
地デジが導入される直前に地デジの入っていない安いテレビを買おうという思わく。
でもプロバイダはケーブルでも良かったのかな?と今でも少し、いやだいぶ不安。
さんざん、業者の人に「デメリットはないの?」と聞いた。
「メルアドが変わることだけ。それも今のプロバイダにそのまま使う契約をしておいて、数ヶ月新アドが浸透させてから解約したらいい」と。
でもあちこちにメルアドを変更するのが面倒そう。
これから年末にかけて忙しいのに、といいながら変更を決めたのでした。

スワンの馬鹿

2007年11月11日 | 生活
関西地区では火曜日の午後10時からフジテレビ系で放送されているドラマ「スワンの馬鹿」にはまっている。
上川隆也主演で小遣い3万円サラリーマン男を描いたコメディなドラマ。
私は普段、基本的にテレビも見ないほうだし、ドラマも久しぶり。
でも昨年のNHK大河ドラマ「巧名が辻」以来、ますます上川ファンになってしまい、あの家庭的な雰囲気と甘いマスクにひかれてしまい、今回もとりこになってしまった。
やっぱり、素敵!我が家の小遣いは別として、世のだんな様が小遣い3万円にさせられた時・・・、想像したら現実的なドラマで面白い。
「スワンの馬鹿」の前に、上戸彩主演の「暴れん坊ママ」もやっていて、それも本当は見たかったのだが、2時間連続はしんどいし、9時からというのもまだ、家の用事でばたばたしている時間なのであきらめた。
ビデオ撮りも考えたのだが・・・。初回から先週の4回まですべて見た。
当たり前の話だが、これからどんな展開が待っているのか毎回楽しみだ。火曜日が待ち遠しい。

高齢者の心理

2007年11月07日 | 日記
銀行の窓口での待ち時間、携帯でメールを打っていた。
しばらくして隣の高齢者らしき女性が、「姉ちゃん、携帯打つの早いなあ~」と突然話しかけてきた。
私「はあ~(困)」
・・・。
「今日はここ混んでるなあ~」
私「はあ~(困)そうですね」
・・・。
「うちの孫が今年、中学生になって携帯持ってんけど、何してるんかさっぱり私にはわからんわ」
私「そうですか」
・・・。
「姉ちゃん、何番持ってるの?今、何番まで呼ばれてるの?」
私「○○番まで呼ばれてるみたいですけど」
・・・。
「姉ちゃん、私何番やろ?」(知るか!そんなこと)
おもむろに番号札を差し出し、
「最近目見にくなって見えへんねん。姉ちゃん、私の番号きたら教えて」(そんな事私に頼むな!)
私「私も見えませんから、銀行の人に言ってください」
「最近の若い子は冷たいな・・・」
と、どこかに行きました。

高齢者になると、いつでも、どこでも、誰にでも、話しかけれる。
ある意味、うらやましい位に。

障害者の私は誰かに何かをお願いするとき、その時の状況に応じて、お願いする(声をかける)。
でも高齢者の多くは、銀行でも病院でも、電車やバスの中まで、お隣に座った人は、みなお友達!のよう。

空気を読んでほしい、と思うのは、私だけか?
たまに見ず知らずの人に「お宅の目は、生まれつき?かわいそうやね!」
「私は白内障で去年、手術してん。お宅も白内障?」

ほっとってくれ!何で見ず知らずの人にそんな話せなあかんねん!できるねん!

寂しいのかな。でも相手を選びそうなものだけど・・・。



来年への準備(おせち料理編)

2007年11月05日 | 生活
来年に向けての準備。
今回はおせち料理。
毎年、この時期になると各百貨店やスーパーにはおせち料理の予約が始まっている。
我が家は新婚当初の1、2年は頑張って手作りをしたが、量が多くなり結局無駄だし、コストも時間もかかるのでそれ以降はおせちは購入している。
毎年、近所のスーパーでオリジナルの2段おせちを購入していた。
しかし、今年は百貨店の友の会の金券がたまっていることもあり、リッチに料亭のおせちを頼むことにした。
京都の「六盛」というところのおせち料理。
平安神宮の近くにあり、手桶弁当が有名なお店。
京都に行くたびに、時間があれば立ち寄る店である。
今回、2段重で4万円という、かなり我が家にとっては”高級おせち”ではあったが、たまにはいいだろうと清水の舞台から飛び降りる気持ちで注文した。
毎年、どこの百貨店でも売れ筋はすぐ売り切れになってしまう。
今年は12月に私の入院もあり、すべて前倒しで準備。
12月には予定をまったく入れれない私にとっては、今月が師走のようなものである。
次回は年賀状編をお送りします。
乞うご期待!