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一歩ずつ

視覚障害者の主婦です。ブログをとおして、皆さんとの出会いを大切に一歩ずつ、絆を深めたいと思っています。

ミスチルツアー@京セラドーム

2011年05月16日 | 音楽全般
平成23年5月15日(日)ミスチルツアー 京セラドームに、やっとやっと行けました(^o^)
なぜ、やっとかというと、本来3月13日に大阪城ホールでおこなわれる予定だったツアー。。。しかし、、、3月11日の大きな震災で見送りになりました。
ちまたでは、中止や延期や見送りや・・・いろんな噂が飛び交い、複雑な想いで、月日が過ぎていきました。そして振り替え公演の話が決定\(^O^)/
そして、昨日ようやく、夢の実現ができたわけです。
さてさて、昨日の私のアクティブな(無謀な・・・笑い)話のはじまり、はじまり~!

朝、7時に起床。(どうでもええって・・・笑)
洗濯をさっさと済ませて、朝食は手抜きで近くのカフェ(パン屋)さんで!
そして、そのまま私は駅に向かい、家族とお別れ(しばしのあいだ、さらばじゃ~!)

まず難波へ。
目的は、りくろおじさんのちーずけーき
大阪銘菓「焼きたてチーズケーキ」・りくろーおじさんの店
http://www.rikuro.co.jp/cheese.html

今回、ネットで知り合ったSさんとツアーに行くことに♪(*^_^*)
Sさんへの、お土産、何にしようかずっと考えていた。
まずは食べ物か食べ物以外か?
声も好みもわからない・・・、はじめて会う方だし(うーん、考えた)
でも女性なら、たいてい美味しいお菓子なら90%ぐらいの確率で当たり!
しかし生菓子は冷蔵が必須。焼き菓子はありきたり・・・。東京からお越しになる、Sさん・・・大阪でしか食べれない物!
この条件を満たす物、それがりくろおじさんのチーズケーキだった。
一日は常温も可能。それ以降は冷蔵で二日間可能。
ぴったしじゃん!
・・・と、9時半の開店前には行列がびっしり。。。
せっかくのiPhoneで写真を撮っとけよ!と今になって思うが、行き着くまでにまだ店が開いてなかったり・・・で方向感覚を失いそうになった私。。。(いつものこっちゃ・・・笑い)でも、しっかりと、Sさんに「いまここ」アプリを使ってメールした(^^)v
はじめて、こういうメールの送り方するんで、最初返信もないし届いているのかどうかわからんかったが(届いていたみたい!)まあ、まめにお互い連絡していたので、気にせずに開店を待つこと約10分。Sさん用と家用の焼きたてチーズケーキゲット!
そこから私は心斎橋に向かって、てくてく商店街を歩く。
この時間はまだ店も開いてなくて、ど真ん中をまっすぐ歩いていたら、歩きやすいこと、歩きやすいこと(^o^)いつもこんなんなら苦労せんのだが(笑)

次なる目的地は、Twitter友のroony66(Fujita Mayumi)さんが以前、食べたい~♪と紹介していた、、、
ミスドのダスキン新グルメブランド『和っ花(わっか)』 大阪・心斎橋
http://web.1week.cc/machineta/2011/02/17/10357/

先日歩行練習兼ねて、下見に行ってきた(^o^)
へへへ、ふじたさん、買ったぞ(^^)v
お味の感想はのちほど、、、(まだ、のばすかっ!?うん、食べたあとにのばす・・・爆)

千日前通りの交差点を渡って、ちょいと行った所なので、この方向音痴の私でも入り口は白杖で見つけることができた!なんて優秀なんや!・・・だって誰も言ってくれへんもん(-Φ-)(爆)

とにかく時間との闘いだったので、店内の感想は実感していないm(__)m
(店内写真が掲載しているはず?なので、見えている方、フォロヘルプ!)

本当はこれも、Sさんへのお土産にしたかったが、買ってはじめて知ったが、持ち帰り2時間まで、あとは要冷蔵で、本日中のお召し上がり!
こりゃ、だめだ!・・・というより、これからコンサートにも行くので夜まで帰らない、、、どうしよう!(゜o゜;)
そして、ここで人使いの荒い私は、夫に電話。「心斎橋まで取りにきてくれ~!」
じゃあ荷物も減るし、一石二鳥(^^)v 心斎橋まで30分もかからない。

よっしゃー(^^)v 心斎橋商店街を歩きながら携帯する、無謀な視覚障害者(爆)

クリスタ長堀をとおり、長堀鶴見緑地線のほうへ・・・。
無事に夫に渡せた。。。ヤレヤレ、お疲れさん!

そして私は、Sさんが待つ、日航ホテル大阪へ向かった。
いよいよ、Sさんと会える♪ドキドキしながら、エスカレーターを降りたところでSさんと、ご対面~m(__)m 初会話「はじめまして~」やった!?(笑)
とにかく無事に会えて、良かった、良かった(*^O^*)

その時点で、10時30分ぐらい。
11時半にランチの予約をしているけれど、まだ早いので、近くのドトールでお茶することにした。
そこで、すでにいろんな話をして意気投合。共通のファン、小田さんの話からプライベートな話まで・・・♪ついでにiPhoneの自慢まで(ええ迷惑やったかも・・・苦笑)

そして11時30分。。。
「粋家(すいか)」 http://www.petitrosa.com/sui-ka/index.html
ここで、日替わりランチを食べながら、また、しゃべった♪
そして1時頃、次の予約客が入っているとのことで店を出た。
さて、ここからドームに行くまでどうしようと二人で考える。
Sさんは前日もツアーに参加するために大阪入り。熱心!
でも難波まで歩いたことがないということで、ひっかけ橋などもあるし、ぷらぷらと難波方面に向かう。
行き着いたところは、難波OPA。そこでぷらぷらウインドウショッピングでもする予定が、売り場横の自由に座れるソファーがちょうど開いたので、そこで時間つぶしがてら、またまたしゃべった。

そして2時半頃、難波を出て心斎橋で乗り換え、いざ京セラドームへ。。。
すでに駅や電車内は人がいっぱい!
どうせどこも行くところがないし、ドームに入って、またまたまた、しゃべって開演を待った。

そして、詳しい時間は覚えていないが、開演30分前(?)ぐらいに、ネットで知り合ったKさんが私たちの座席に来て下さった(*⌒▽⌒*)
Kさんには、メッセージであらかじめ座席番号を伝えていた。
Sさんとも、Kさんの話をしていた。
「素敵な写真をたくさんアップされているみたい」「最近、ミスチル繋がりで友達になって、家もどうもご近所みたい」という話を。。。

Sさんは、私の日記の隅々まで(笑)←皆さん、いつもコメント下さる方はそうですよ!読んで下さっていて、私のネット友達さんのことを、私以上に把握されている(^^ゞ
私なんてプロフィール、友達になるときに見て以来だったりして、忘れていたりしていることも(^^ゞ Sさんは、ちゃんとチェック!(笑)

話は戻って、Kさんと、Sさんには悪かったけど、地元の話で盛り上がり、私の職場の限りなく近くにお住まいと判明!
まあ、世間って狭いものですなぁ~~(笑)
とても、SさんもKさんも、明るくて優しくて、ほがらかで、私よりお姉さまで憧れの存在です(*^_^*)

嬉しかった~♪ Kさん、ありがとうございました(*^_^*)

そして、いよいよ開演の時間(*⌒▽⌒*)
最初の頃、ノリノリではしゃいでしまったせいか、電池が切れだした私は途中、座ったり立ったりしながら、ライブを楽しんだ♪
今回は光の演出的な物が多かったみたいで、ボンヤリとあのあたりにライトが・・・ぐらいしかわからなかったので、生ミスチルに聴き惚れていた(*^_^*)
途中、トイレに行きたくなり、こそっとダッシュで係員を探しに上のほうにあがった。
出入り口の所まで係員おらんやん!でも必死のパッチだった私は、とにかく来た道を戻って係員を見つけ、トイレに連れて行ってもらった。
でもトイレにも、しっかり音は届いていたので一安心。

3時間のライブ、本当に素晴らしかった。素敵だった♪♪♪(*^_^*)
やっぱり、ミスチルは何度聴いても飽きないし、ノリノリの曲とバラードの曲のバランスがちょうど良くて、ますますファンに(*^_^*)

9月に大阪では長居スタジアムでライブがあることが、ツアー最終日のこの日に発表!
絶対、行きた~~い♪ それが字幕で発表されたので、Sさんに教えてもらうまでわからなかった(^_^;)

そんなこんなで、無事終わり、帰路へ。
Sさんの新幹線の時間があったので、速効で会場を出て、地下鉄へ。すでにすごい人だった。でも一つ、腹が立つことが。

駅の改札で、点字ブロックをふさいで、ロープをして、動線確保をしている。
イベントのある日は仕方ないが、せめて係員でも立っておけよ!
思わず、私は係員に言った。ホームの整理などに人員を取られるのもわかるが・・・。

そして臨時便の心斎橋行きが先に来たので、Sさんとお別れした。
また会おうね♪終電の新幹線で東京へ帰られた。

Sさんにお土産にラスクを頂きました(写真)
ごめん、まだ食べれていないんだ・・・。
また食べたら、そのときはネットで公開するね!

楽しい時間を本当にありがとう♪また絶対会おうね♪(*^_^*)

そして帰宅して、朝買った、ミスド「和っ花」を家族で食べました。
ふじたさん、お待たせ!(笑)(写真)
買ったのは、「こはく・胡桃(クルミ)」「もえぎ・黒豆」「あかね・苺」「あかね・紅芋」「うすべに・さくら白玉」「うすべに・くろごま白玉」「きはだ・黒ゴマチーズ」「きはだ・栗ちーず」8点です。ミスドのドーナツより少し小さめで、焼きドーナツぐらい。
味はどれも最高に美味しかったです!家族で4分の1ずつ分けて、全種類食べました。
「こはくいろ」は黒糖生地の蒸しドーナツ。
「もえぎいろ」は名のとおり、抹茶風味。ふんわりスポンジ生地の中に生クリームが挟んであります。生クリームも甘くなく、ほんのり抹茶風味で美味しかった。
「きはだいろ」はチーズケーキのイメージ。黒ゴマも栗もどちらも生クリーム入り。
「あかねいろ」は苺の風味。これもほんのり苺の風味が口の中に広がりました。生クリーム入り。
「うすべにいろ」は桜風味のういろうのようなもっちり生地に白玉団子とクルミが入っています。

私的にベスト3は「きはだ・栗チーズ」「うすべに・桜白玉」「あかね・紅芋」かな。
でも、どれも8個とも本当に甘さ抑えめで、落ち着いた味で風味があり、もっちり感としっとり感とがマッチして美味しかったです♪

さっきわかったのですが、店内でも食べれるので、Sさんと入れば良かった(´д`)
ふじたさん、お持ち帰りや配送は無理なので、大阪へいらっしゃい!(笑)

以上、「和っ花」レポでした(^^ゞ

充実した一日を過ごせました。
改めて、Sさん、Kさん、ありがとうございました(*^_^*)













中山晋平さんの懐かしい曲をお楽しみください!

2011年03月22日 | 音楽全般
おんがく日めくり ヤマハ株式会社
http://www.yamaha.co.jp/himekuri/view.php

歌謡曲や童謡で活躍した作曲家、中山晋平誕生(1887~1952)

書生生活の後、「カチューシャの唄」でデビュー YouTube 松井須磨子
http://www.youtube.com/watch?v=wGoJt9P-yaQ&feature=related

大正時代から昭和にかけて童謡や新民謡、歌謡曲などを約3,000曲も作曲し、“日本のフォスター”と呼ばれている中山晋平。長野県で生まれ、少年時代から村祭りの笛の腕前では右に出る者がないほど音楽の才能に恵まれた彼は、18歳で音楽への希望に燃えて上京。新劇の指導者で早大教授でもあった島村抱月のもとで原稿清書などの書生生活をしながら東京音楽学校(現:東京芸大)に入学、ピアノと作曲を本格的に学びます。

卒業後は小学校教員をする傍ら作曲を続け、晋平26歳の1913年、抱月がトルストイの「復活」で芸術座の旗揚げ公演をするときに、女優・松井須磨子が歌う劇中歌の作曲を頼まれます。「学校の唱歌でも困るし、教会の賛美歌でも困る。西洋の民謡と、日本の民謡との中間を行ったようなものにしてくれ。」との注文とともに渡された歌詞は、“カチューシャかわいや 別れのつらさ せめて淡雪とけぬ間と 神に願いをかけましょか”という、捕らえどころのないものでした。晋平は途方に暮れますが、公演の3日前に付点のリズムに特徴のあるメロディがひらめき、「カチューシャの唄」が完成します。この歌は新しい感覚の大衆歌謡として当時の人々を魅了し、名声を得た晋平は教職をやめて曲作りに専念。

「ゴンドラの唄」YouTube ちあきなおみ  
http://www.youtube.com/watch?v=wMSQ1amd7sU&feature=related

「さすらいの唄」YouTube 佐藤千夜子
http://www.youtube.com/watch?v=LupdkJsgpXc&feature=related

劇中歌の名曲を次々に発表します。しかし恩師抱月が急死したことにより芸術座は解散、これを機に彼は歌謡曲や童謡の世界へ入っていくことになります。

21年の「船頭小唄」YouTube ちあきなおみ
http://www.youtube.com/watch?v=Tu3l2gw5Wmw

のちに“晋平ぶし”と呼ばれるヨナ抜き音階(当時は音階を「ヒフミヨイムナ」と呼び、その「ヨ」と「ナ」を抜いたもの。今の音階でいえば「ドレミソラド」になる。
)の特徴的なメロディ・ラインを確立し、その短音階や4小節4段で完結する歌謡様式は後の流行歌の主流パターンとなりました。一方、晋平はモダンで軽快な感覚も持ち合わせており、すなおで親しみやすい童謡を数多く作曲。平成の世になっても晋平メロディはたくさんの人々に口ずさまれているのです。

「兎のダンス」YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=2yfsP6y4q4Y

「証城寺の狸囃子」YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VNhofn2WDhY

いつ聴いても楽しいリズミックな楽曲です。

「しゃぼん玉」YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=barwqr8Os-w

「てるてる坊主」YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=reLSYByhJ7c

「雨降りお月さん」YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=q7T7tudCI_Y

「黄金虫」YouTube (初音ミク 童謡カバー曲)
http://www.youtube.com/watch?v=hLZsQs2Pceg







大空と大地の中で 

2011年03月22日 | 音楽全般
何気なくYouTubeで音楽を探していた。

「大空と大地の中で」松山千春

歌詞の中に
「生きる事が つらいとか
苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」

聴いたことはある曲でしたが、心を打たれました。
私も生きよう、いや、生きなきゃ!

東北大震災で被災されている方、ご家族、友人、知人などを亡くされて悲しみのどん底におられる方。
「果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう
自分の腕でつかむよう」

この歌が皆さんの耳に届いたら嬉しいです。

「大空と大地の中で」松山千春
YouTubeでふたつ動画をアップします。

松山千春 / 大空と大地の中で「歌詞付」
http://www.youtube.com/watch?v=d-n8bSdAhgs

もう一つは、視覚障害者のために下記に歌詞をはりつけています。
音楽と同時にご試聴ください。
http://www.youtube.com/watch?v=XJ3gZVxFAtM

大空と大地の中で(歌詞)

唄 松山千春
作詞 松山千春
作曲 松山千春

果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か 幸せを
自分の腕でつかむよう

歩き出そう 明日の日に
ふり返るには まだ若い
ふきすさぶ 北風に
とばされぬよう とばぬよう

こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて

生きる事が つらいとか
苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ

こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて

生きる事が つらいとか
苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ

こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて

果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう
自分の腕でつかむよう

被災者の方へ『糸』

2011年03月13日 | 音楽全般
東北地方太平洋沖地震で被災された方へのお見舞いと追悼の意を表して、素敵な歌をはり付けます。一日も早い復興と、皆さんの笑顔が戻りますことを心から祈っています。

『糸』

YouTube 歌詞つき
http://www.youtube.com/watch?v=45cPqKG3IL8

アーティスト Bank Band
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき

なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます



カプレーティとモンテッキ

2011年03月11日 | 音楽全般
もう一つのロメオとジュリエット

チョーフィ/『カプレーティとモンテッキ』(DVD)
http://www.hmv.co.jp/news/article/1009190002/

1830年の今日、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演されたヴィンチェンツォ・ベリーニ(1801~1835)の歌劇『カプレーティとモンテッキ』は、あのロメオとジュリエットの物語を題材としていますが、有名なシェイクスピア・ヴァージョンとはかなり違います。

13世紀のヴェローナを舞台に、宿命の闘争を繰り返すカプレーティ(キャピュレット)家とモンテッキ(モンタギュー)家が描かれますが、モンテッキ家の嫡男ロメオは、舞踏会に紛れ込んでジュリエッタ(ジュリエット)を見初めるのではなく、ヴェローナ領主の使者として、和平の提案のためにカプレーティ家を訪れ、和解の証として、同家の娘ジュリユッタとの結婚を申し込むのです。有名なバルコニーの場面もありませんし、ロメオとジュリエッタは一瞬たりとも結婚した状態にはなりません。眠り薬を手渡すロレンツォは僧侶ではなく医者であり、ロメオも毒杯をあおいだ後、目覚めたジュリエッタに事情を話してからジュリエッタの腕の中で息を引き取るという、シェイクスピアとは設定もストーリーも違うものになっています。

しかし、ロメオとジュリエット物語は元来イタリアの古い伝承であり、ご当地イタリアには様々なヴァリエーションがあって当然です。このオペラの台本作者フェリーチェ・ロマーニが用いたのはジェロラモ・デッラ・コルテの「ヴェローナ物語」であり、そこに様々な古い説話を加えたものだったようです。

作曲者ベリーニはロッシーニ、ドニゼッティと並ぶ19世紀前半イタリア3大オペラ作曲家の一人。33歳の短い生涯に『夢遊病の女』『清教徒』『ノルマ』など旋律美に満ちた数々の傑作を残しました。その息の長い流麗なメロディは、深い憂愁と情感を湛えて聴く人の胸を締めつけます。彼の音楽を愛してやまなかったショパンは、ベリーニの墓のそばに埋葬されたいと願い、ワーグナーも「私はベリーニに特別の偏愛を抱く。なぜなら、彼の音楽は強い真実の感情にあふれ、言葉と深く結びついているからだ」と賞賛を惜しまなかったそうです。