一歩ずつ

視覚障害者の主婦です。ブログをとおして、皆さんとの出会いを大切に一歩ずつ、絆を深めたいと思っています。

早すぎる死

2010年06月30日 | 想い
久しぶりのブログです。
久しぶりなのに、こんな記事を書かないといけないなんて・・・。

皆さん、すでにご存じのように、「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの恋敵を演じられていたパク・ヨンハさんが自宅で自殺とのことで亡くなられました。

私はめったにドラマなどは見ませんが、ブームの最後のほうでDVDを借りて見ました。
もちろん主役だった、チュンサン、ユジンも素敵でしたが、パクさんが演じるサンヒョクも好きでした。
自分は一歩引いて、二人の幸せを願う姿。
ドラマとはいえ、一時は釘付けになったストーリーでした。

32歳という若さ。そして末期のお父様の看病、事業でのトラブル・・・色々報じられていますが、あまりにも早い死にこのニュースを聞いたときは、本当にショックでした。
もっと周りの者が支えてあげれなかったのかな・・・。
あまりに多くの荷を一人で抱え、誰にも相談できず、死という道を選択せざるを得なかったパクさんに、心からご冥福をお祈りいたします。

ブックセンスとマイブック購入

2010年06月25日 | 視覚障害者
念願だったポータブルDAISYプレーヤー
Book Sense T50XT

My Book2(高知システム開発)

購入して昨日届いた。
ブックセンスは日常生活用具で購入した。

デザインは携帯ぐらいの大きさでとても持ちやすく、ボタンなどが斬新なデザインという印象を受けた。
慣れるまで上下矢印キーと数字キーのあいだの区別がつきにくく、昨日は何度も下矢印ボタンをおすつもりが、数字の2のボタンを押してしまうという失態もあった。
そして私がこのプレーヤーを購入できるのを待っていたのは、デイジーだけでなく音楽やテキストデータ、Wordデータなども聴けることである。
対応している拡張子は充実しているからだ。
昨日から今日にかけて、ボタンの配置と簡単な操作を付属の音声CDマニュアルで確認した。同時購入したマイブックは以前、講習でも受講したことがあるし、高知システムのソフトはだいたい検討がつくので、ブックセンスが使いこなせるかが問題だ。

私はこれまで、デイジー図書を聴くときは、パソコンでネットプレクストークを使っていた。
正直、これを使い慣れていると、ちょっと違和感があると感じた。
まず大きな違いは、ブックセンスはコンテンツ(デイジー、音楽、ドキュメントリーダーなど)を選んでからメニューボタンで上下矢印ボタンを使い選択していく。
音声どおりに操作していけば何とかなりそうだが、デイジーの場合、しおりのつけかた、見出しへの移動は先にメニューでそのしおりや見出しを選択しておかないといけない。
その手間がある。そしてホットキーもシナノケンシ製のPTRとは異なるので、ちょっと最初は混乱しそうだ。

まだ私も手元にあったデイジーを取り込んで、手元にあった音楽CDを取り込んだだけでそれほど試せていないが、ラジオ受信も何とかできてチャンネル登録も無事済ませることができた。驚いたのはイヤホンがアンテナになっているのでラジオ受信するときはイヤホンを使わないといけない。イヤホンをはずしてラジオ受信をしたが、雑音だらけで受信できなかった。
でもラジオの音をイヤホンからでなく、内蔵スピーカーから鳴らす設定もできるので、個々の使いやすい設定にしていけば良いと思う。
そしてガイド音声と音楽やデイジーなどのコンテンツの音声も別々に設定できるので便利そうだ(まだ試していないが・・・)

そしてまだ試していないが、マニュアルを聴いている限りでは、ドキュメントリーダーではしおりをつける以外に音声メモをつけることができる。
これから何の会議とか日付とか、自分があとで探しやすいように10秒間録音することができる。
音声もPCトーカーで使用しているみさきちゃんだけあって聴き取りやすい。
そして音楽などの音質も悪くはない。
あと電源オフでも音声時計がついていること、ラジオの録音もできること、使うことはないと思うが計算機機能もついているらしい。

ただ今回、私は6年保障とバファローの外付けドライブがついているフルセットを購入したが、デイジーからブックセンスに取り込むときは、マイブックなどを使うほうが速いとわかったし、両方の電源が入っていないとCDドライブのふたが開かないことが判明。
そして音楽などはCDからは移せないことがわかった。
そのあたりは不便な点だ。
まあ私はほとんどパソコンから取り込むと思うので、それほど関係ないし、この外付けDVDドライブは、DVDドライブのついていないモバイルパソコンなどのときに活用できるのでしばらくは箱のまま置いておこうかなと思っている。

ちょっとだけ触ってみた感想はそんなところでしょうか。
まあPTP1を触らせてもらったことがあるが、音とかデザインとか用途の広さでいえば、こちらがやはり良いかなと感じました。

皆さん、ご参考にしてください。
それにしても機能が多すぎて使いこなすまでに、どれくらいかかるでしょうか(笑)

■朝日新聞より(記事のみ)

2010年06月21日 | 視覚障害者
弱視児に役立つ記事を紹介。
本日、通級にて入手。

(以下、記事)
教科書「色づかい」を配慮 色弱の人にも見えやすく
2010年5月24日 朝日新聞より

拡大東京書籍が作った小学校算数の教科書の宣伝パンフレット。「色調の違いだけに頼らない問題や場面」など、「見やすく優しい」工夫をアピールしている=同社提供
 教科書に「カラーユニバーサルデザイン」が広がっている。一部の色の違いが見分けにくい色弱の人は全国に300万人以上いるとされ、できるだけ多くの人が見やすい色づかいにしたり、形や模様も多用して情報を伝える工夫をしたりする取り組みが進んでいる。
 小学校の理科の教科書によく出てくる「銅線」。これまでは、赤と緑に塗り分けて示すのが一般的だったが、来春から使われる啓林館の教科書は「赤と黒」に変えた。専門家に教科書のつくりをチェックしてもらったところ、「赤と緑が同じ色に見える人も少なくない」という指摘があり、改善したという。同社はさらに進んで、学校で実際に使う実験器具の色も識別しやすいものに変更するよう、メーカーに呼びかける考えだ。
 光村図書は、色弱の人の見え方が体験できる「色覚チェック眼鏡」を使って教科書を点検。原稿をパソコンに取り込むと、色弱の人らの見え方がわかる編集ソフトも導入した。東京書籍は、理科の編集者が昨年、「ユニバーサルデザインコーディネータ」の資格を取得した。
 教科書はここ数年、カラーページが大幅に増えている。以前は、二色刷りのページを全体の何割にするかなどの目安を教科書協会が決めていたが、1999年に公正取引委員会から排除勧告を受けてやめて以後、一気にカラー化が進んだ。それにつれて、「色が見分けにくい」などの指摘が多く上がるようになったという。
 教科書会社に助言をしているNPO法人・カラーユニバーサルデザイン機構によると、特に難しいのは、1年生の算数の教科書などによく出てくる「赤い車はどれでしょう」といった問題だという。図形を学ぶ前は、丸、三角、四角といった形状の違いを問題に取り入れることができないため、色の違いにからんだ問題を扱うことが多くなる。赤と緑のほか、水色とピンク、黄緑とオレンジなども見分けるのが難しいケースが多いという。
 同機構でテクニカルアドバイザーを務める伊賀公一さんは「色覚バリアフリーに真剣に取りくんでいる教科書会社がある一方、今使われている教科書にはまだ問題が多い」と指摘する。色弱の人たちが見えやすいように工夫された教科書は色づかいなどがどうしても地味になりがちで、教科書会社の中には「カラフルで目立つつくりでないと採択で不利になるのではないか」と考えるところもあるようだという。
 伊賀さんは「教科書を選ぶ側も、個々の教科書が色覚にどう配慮して編集しているかを知る必要がある。配慮している教科書が採択という形で評価されれば、取り組みもさらに進むはずだ」と話す。

ホーム可動柵準備始まる

2010年06月18日 | 視覚障害者
先日記事にした、地下鉄長堀鶴見緑地線の可動柵ホーム設置に伴い、電車の停止位置が少し変わったようだ。
昨日、地下鉄内で「今福鶴見駅で6月13日から停車位置が変わっております。ご注意ください」みたいなアナウンスが流れていた。
昨日、6月13日以降、一人で地下鉄で帰宅した。
停車位置が変わっているといっても、ドア一つ分ぐらいのずれだと思っていた。
しかし違った。いつも降りたらエスカレータのすぐ前に降りるように乗車駅で乗るが、同じ所で乗っていたのに、降車してみると何か全然雰囲気が違う。
点字ブロックに沿って歩いてみるが、数メートル歩いても分岐点がない。途中で分岐点を見逃したのかと思い、わざと点字ブロックから離れて、島ホームの中央に寄った。すると柱にぶつかり、そのあとベンチに座っている人にぶつかった。
降りる人も時間が遅かったので少なく、誰にも助けを求めることすらできなかった。
仕方なく夫にヘルプ。ちょうど帰宅していたので迎えに来てもらっていた。
どうも1両分、移動しているらしい。駅員も立っていない。
だから降りる人間が少なかったのだ。
普段はもっと電車内多いのに、昨日は少ないなと感じていた。
工事のために移動するのは仕方ないが、駅員が立つなりして視覚障害者などが迷っていたときは案内をしてほしいと思った。
これから合唱の帰り、乗る場所が変わるのでうまく乗れるだろうか。
慣れていないホームを一人で歩くのは大変怖い。
何とか対策をしてほしいが・・・。

■毎日新聞記事より 触地図サービス提供

2010年06月16日 | 視覚障害者
毎日新聞ユニバーサロンより

便利な触地図サービスを新潟大工学部福祉人間工学科の渡辺哲也研究室が提供してくれるサービスが掲載されていた。
確かに立体コピー機や、点字プリンターは高くて、庶民の私たちには手が出ない。
以前にここの研究室の渡辺哲也さんの研究のアンケートに答えたことがある。
こんなに熱心に常に研究開発されていることに敬意を評したい。

(以下、記事)
触地図作成・送付サービスを開始--新潟大の渡辺研究室
新潟大工学部福祉人間工学科の渡辺哲也研究室は12日、自宅周辺や普段利用することの多い施設周辺の道路や鉄道などの位置や方向を触って確認できる視覚障害者用の触地図を作成・送付するサービスを開始した。来年3月末までの試験運用で、利用は無料。
渡辺研究室は08年から触地図自動生成システムを開発、専用サイトで公開しているが、「触地図はほしいが、1台20万円の立体コピー機の個人購入は難しい」や、「パソコン操作に不慣れなので自分で地図データを打ち出せない」という視覚障害者の悩みが寄せられていたことから、触地図の打ち出しサービスの提供に踏み切った。
同研究室の渡辺哲也准教授は「触地図サービス専従のアルバイトスタッフを週1回採用した。好評なら来年度もサービス拡充を検討したい」と話している。
申し込みは電子メールでtmacs.request@eng.niigata-u.ac.jpへ氏名、送付先、立場(視覚障害当事者、支援者)、希望地域(「どこどこ周辺」または「ここからあそこまで」)、住所または施設名、ランドマークの有無を明記して送信する。申し込みのあと、希望者には2週間前後で立体コピー機などで作成した触地図データを郵送する。
(記事、以上)

さだまさしさんの大凶ライブ

2010年06月15日 | 想い
スポーツニッポンの記事より
歌手さだまさしさん(58)が14日、東京・神宮前のLa Donnaで25年ぶりにライブハウスショーを行った。池袋で開催中の「さだまさし博覧会」で「大凶」のおみくじを引いた150人を招待。「ろくなことのない人にも“いいことあるかも”と思ってもらえれば」と新作アルバム「予感」の収録曲を披露。神主を招いた大祓(おおはらい)も用意し、災い転じて福となるよう企画した。
(記事以上)

インターネットで「案山子」を歌っているシーンやインタビューが流れていた。
インタビューやMCもさすがに、さだまさしさんでいつも変わらない絶妙トークに笑ってしまった
デビュー25周年ライブだっただろうか、行ったことがある。
とても温厚で優しい方だなと、ちょっと席が離れていたので顔は見えなかったが、話し方や声などから感じた。
そのコンサートに行ったとき、さだまさしさんのお父さんがちょうどロビーにおられて、白杖を持っていた私の手を握り、「さだまさしの父親です。今日はわざわざお越しいただき、本当にありがとうございました。今日はまさしの歌をどうぞ楽しんでやってください」と深々と両手で握手しながらお辞儀してくださったのが印象に残っている。
そういえば、声や話し方も、さだまさしさんによく似ていた(偽物ではなかったと確証している)
確かお父様は数年前に天寿をまっとうされたような・・・(違っていたら大変失礼なことなので、どなたか情報ください)
さだまさしさんの曲を聴くたびに、こういう記事を見るたびにお父様の優しさがさだまさしさんの人柄にあらわれていることに感銘している。

アイマスク体験歩行

2010年06月14日 | 日記
土曜日、学校でいわゆる土曜参観なるものがあった。
昔は父親参観とも言われたが、今はそういう呼び方はほとんど聞かない。
我が校は「ふれあい参観」という名称。

毎年、3年生は盲導犬のユーザーさんとパートナーのかわいい8歳の女の子ラブラドルレトリバーちゃんが講演に来てくれる。
毎年来て頂いていて、3年前に上の娘のときもお話しくださった。
私は上の子が1年生のときに、そのユーザーさんとはじめてお会いした。
ユーザーさんはご高齢の方だが、フロアバレーボール(視覚障害者用バレーボール)、視覚障害者用卓球、水泳など運動もされて数年前までは大会などにも出場されていたようだ。そしてミシンや編み物などもお得意のようで、本当に私は拝聴していて、自分の不出来に反省させられる日々だった。
子供たちへのお話しもとてもわかりやすく、優しく、落ち着いて話されているのも魅力的だ。
そしてパートナーの盲導犬ちゃん(名前はご了解を得ていないので伏せておきます)は、とてもおとなしく、子供からもみくちゃにされても動じることなく、あまり動物が苦手な私でもかわいいなぁと思うぐらい、じっとご主人さん(ユーザーさんのこと)の命令をじっと待っている。

3年前、上の娘が3年生のときは担任の先生が、この授業を本当に楽しみに熱をいれておられ、家庭訪問の際に「中村さん、○月○日、絶対開けておいてよ!」と私にサポートをお願いし、先に基本的な視覚障害者への接し方、具体的な注意点、授業の進め方などを相談されていた。
私も可能な限り力になりたかったので、ご期待に添えるように頑張って授業を見守っていた。その成果もあり、その年はとても授業は充実したものだった。
2時限をフルに活用し、そのユーザーさん、パートナーとのお話やふれあい、子供からもあらかじめ質問を考えさせておいて、あとは臨機応変に質問をするという、成功に終わった授業だった。あとの時間は視覚障害者が使用している音声電卓や音声時計など色々持参してくださり、子供たちに触らせてもらったり、卓球の体験なども子供たちが順番にできていた。

ところが今年・・・。
毎年、2時限ふれあい参観があるのだが、1時限目はお話しを聞いて、ほんとにほんの少し晴眼者の先生の後ろをあとからパートナーと歩くデモみたいなものをしただけ。
「え、たったこれだけ?」と3年前を知っている私には拍子抜けだった。
そして児童の代表が「何か質問がありますか」を子供たちに投げかけたが、何人かの子供は手をあげていたらしいが、先生は何も最初行動をおこさず、そのうちそのユーザーさんが「先生、手をあげている人がいてたら、当ててあげてください」という始末。
見えないのだから、どのくらいの子が、誰が手を挙げているのかもわかるはずがない。
そう言われてはじめて指名をしていた。
そして卓球を披露してくれることになったのだが、時間の関係で先生が対戦。
先生も要領をわかっていないらしく、声かけのタイミングなどをその都度指示されていた。まったく打ち合わせができていない印象。
その方はもう7年は、我が小学校に来てくださっているので、授業の進行などは慣れておられる。
私が見てても呆れるというか、要領の悪さに開いた口がふさがらなかった。
結局子供たちは卓球台を用意していても体験ができない状態。
そして2時限目は場所を変えてということ。
私も今回の授業の進め方をまったく聞いていなかった。
姉の6年生はキャンドル作りをするということだったので、夫に任せていた。
だから私は一人で見ていて、移動も一人でせざるを得なくなり、娘に手引きしてもらい移動。
(ほとんど他のお母さんと接触がないので)
学年を3グループに分け、一つは点字板などを見せてもらい、わんちゃんをハーネスをはずして触らせてもらう時間、二つ目は点字名刺を作るグループ、3つ目はアイマスクをして校内を体験歩行するグループ、そして補助犬などのDVDを見るなどを1限で移動しながらするハードスケジュール。
一つ目のわんちゃんと触れあう以外は、ユーザーさんのいない別室、校内でおこなわれていた。
点字名刺も50音が書かれた墨点字を見ながら、自分たち親子で体験してみてくださいというお粗末な物。そんな簡単に書けるわけないし、なんせ時間がない。
そしてアイマスク歩行。
これが一番の問題。先生が見守っている中、いざとなればすぐに助けられる状況ならわかるが、子供同士、保護者とペアーになって、片方がアイマスクをして、片方が手引き役をして自由に校内を歩いてきてくださいという、なんとまあ無責任なこと。
子供同士なんてまして慣れてもいないし、もし階段から転落したら・・・と思うとぞっとした。私も娘がアイマスクして同級生に手引きしてもらいながら階段を昇っていたが、冷や冷やしながら、後ろからあとを追った。
何か事故が起きてからでは学校は動かないのだろうか・・・。
そして最後の最後に補助犬の説明などのDVDなどを見て終わった。
アイマスク体験の安全性も問題だが、1番目のふれあいの時間以外、今する必要があるのだろうか。点字名刺も時間をかけて作って、ゲストのユーザーさんに確認してもらって、正解とか間違いとか言ってもらえたら、やりがいもあるだろうが、野放し状態でやっていても正解かどうかわからない。
何のために遠い中、来て頂いているのか、その意味がなくなっている授業だった。
残念だ。
アイマスク歩行も大人でもちゃんとした歩行訓練士などがついて、安全を確保して実施している。甘く、軽く考えすぎだと思うのは私だけだろうか・・・。

一歩ずつの今日の一日

2010年06月10日 | 日記
今日は朝から音楽作曲、編集ソフト「Muse」の講習に行ってきた。
今日はあらかじめドレミを入力してくれていたショパンの「別れの曲」に、音階などを追加して完成させる講習。
先生の言われたままにしていた私。
もう一度同じようにやってと言われたら、99,9%不可能(^^ゞ
難しかったけれど、おもしろかった。
講習もそうだが、今回は6名というこじんまりした講習だったので、他の受講生さんとも和気あいあいと講習を受けていた。
以前から他の講習でご一緒だった同世代の友だちが、素敵な○○を作られていたので(事情により○○は伏せておきます)、思わず頂いてしまった(≧∀≦)
記念に残るプレゼントだった。
この場を借りて、ありがとう・・・(そういえば、ブログURLまだ教えてなかった!パソコンメール早くちょうだい!)
そして午後から家の用事を済ませ、今日も帰宅が遅い夫なので、一人で夕食の材料を買いに近所のスーパーへ。
そういえば一人で(店の人に案内してもらって)買い物に行くのは久しぶり。
たいていガイドヘルパーさんとか、夫とか、夫に買ってきてもらうのいずれかになっていた。
今日もパソコン講習にはガイドヘルパーさんと一緒だったが、実は冷蔵庫の中に何が残っているのか確認するのを忘れ、結局あとで一人で行くはめになった。
夕食のメインは青椒肉絲。
作るのはたいしたことないが、盛りつけにいつも苦労している私は今日も悪戦苦闘していた(;゜ロ゜) 少しフライパンに触れて火傷 >_<
おまけに昨日の残りもの炊き込みご飯をチンするときに、温めすぎて器が熱くなりすぎ、やけどしそうに >_<
あ~(ため息)、今日は色々な面で苦戦していた一日だった。
パソコン講習の関係者さま、お疲れさまでした。ありがとうございました_(._.)_
また忘れられない頃に、一歩ずつは出没します(^▽^)



傘の便利グッズ

2010年06月09日 | 視覚障害者
これから雨の多い季節になりますね。
歩行そのものが雨の音に消されたり、普段聞こえてくる車の音、自転車の音・・・、すべての音が変わってきます。
そのうえ傘という余分な物を持たないといけない。
片手に白杖、片手に傘となると、かばんは当然リュックか、たすき掛けだけれど、リュックは後ろだから濡れやすい・・・ということでたすき掛けのショルダーになってしまう。
それは良いのだが、カッパを着たら鞄が濡れてしまう。
だから結局カッパだけというのは、ちょっと無理があって傘をささざるを得ない状況。
そしてその傘。
私はいつも傘を選ぶとき、一工夫している。
柄の部分にロゴなりが浮き出ているなど、目印になる柄であること。
そうでないと印刷ロゴだと、人に説明して探してもらってもそれがあっているかどうかわからない。自分で探せるということ、そしてこれは自分の傘だという証明もできる。
靴も同じだが、靴は素材と触った感じ、あとは色を覚えておくしかないが、人によっては脱いだときに洗濯ばさみで挟んでおくという人もいる。良いアイデアと思いつつ、いつも洗濯ばさみを忘れて外出。
傘の話に戻るが、あるメルマガにその自分の傘をわかりやすくするためのアイデアグッズみたいなのが紹介されていた。
「Shrug design」
http://yukix.com/memo/2010/06/good-idea-shrug-design.html
ようは柄のカバーである。
こういうのをみんながつけると意味がなくなるが、ビニール傘などにつけておいてもちょっとおしゃれでもあるし、見分けがつきやすい。
なるほどなぁと思ったグッズだった。
こういう一つ一つの情報が本当に役にたつ。
これもネットの力。
そして私がこうやってブログで書いているのは、少しでも晴眼者に読んでもらえたらという理由から・・・。

地下鉄駅ホーム可動柵

2010年06月07日 | 視覚障害者
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線にも今年度内に順次、ホームの可動柵が設置されることになった。以前からこの話は聞いていたが、具体的に工事が始まるということで、部分的に柵がしてあったりついたてが立ってあったりと・・・。
私にとっては、すごく安全になって助かる。
いつも降りている階段の場所から乗車している私には、ちょっと進みすぎるとホーム転落の可能性がある場所。人も多い場所で、人にぶつからないように点字ブロックを白杖でさぐっては乗り降り口を見つけるが、あの一瞬だけでも、ストレス数値は上昇する。
私は点字ブロックの認識がどちらかというと苦手で、停止している状態では線状ブロックか点状ブロックか判断できるが、器用な視覚障害者みたいに歩いていて瞬時に判断できるほど器用ではない。
でもその場所はその瞬時に判断しないと危険な場所だし、先ほども書いた人が多いので常にブロックの上に人が立って待っている。
だからいっそのこと、可動柵ができてくれたら、可動柵をつたって乗り降り口を探すことができるからだ。
視覚障害者の多くは一度はホームからの転落を経験したことがあるという。
私は幸い、その経験はまだないが、いつ転落してもおかしくない状況。
下り階段が近づくだけで、心臓がドキドキして1段目、そして踊り場、階段の終わり、一つ一つに集中力を要している状況。
何度も階段から落ちそうになったりしてから、一人で歩くときはかなり慎重になっている。見えないってこんなに神経使ってるんだと改めて感じている。
だから可動柵は最寄り駅から一人で外出するうえで、本当に助かる。
大正から順次工事をしていき、私の駅は年末になりそうだが、一日も早く設置して欲しい。