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残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

鬼滅の刃今昔物語、紅葉狩り

2020-12-19 12:03:26 | 日記
鬼滅の刃の原点は能の紅葉狩りか?

能”紅葉狩り”
「時雨を急ぐ紅葉狩り
 時雨を急ぐ紅葉狩り
 深き山路を訪ねん」

時雨により色ずくことを
急ぐ紅葉、山路を深く訪れて
早く紅葉を愛でましょう。
場所は信濃戸隠(余談:信州そばの名産地
ですな)。侍女を引き連れた、やんごとなき女性が
幕を張って紅葉狩りをします。
そこへ鹿狩りをしていた平維茂(たいらのこれもち)
が出くわします。御多分に漏れず男という者は
情けないもので宴に誘われて深酒をして
正体を失くしてしいます。気が付けば
誰もいません。
ある時、平維茂の枕元に八幡大菩薩の武内の神が
現れ、その美女は鬼神の化身であると告げ
神剣をあたえます。これが大正時代には
鬼滅の刃となるのですな。(知らんけど)
突如鬼女が現れて平維茂に襲い掛かります。
これがまた大変な修羅場で、厳上に逃げる
鬼女の頭を捕まえて引きずりおろし神剣を
刺し貫き討ち果たします。








増女(金春宗家伝来)東京国立博物館蔵、Wikipedia


鬼神面「元休打」朱書銘、東京国立博物館蔵、Wikipedia


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