Think of the earth

今日の朝刊の第１面に、写真の記事が掲載されていました。

温暖化の影響により、南極の棚氷が消失し、南極海の生態系が大きく崩壊しつつあるというのです
これまで観測されなかった生物が数多く生息しているそうで、かなり深刻な状態なようです。

「今年の冬は暖かいから過ごしやすくていいわよね～」なんて、のん気なことを言ってられないですよ。
雪が降らないような土地で雪が舞ったり、冬場には溶けるはずのない雪や氷がどんどん溶けていたり。
地球の気候は、「異常さ」を加速的に増しているわけで・・・。

世界的に自然破壊が進み、温室効果ガスの排出も増え続けているのですから、気候がおかしくなるのは当然ですよね～。
僕が住んでいる周辺でも山や林が壊され、そこに住宅地が造成されたりしています。
需要があるから造成されているとは思うのですが、本当にそれでいいのかな～とも思ったりして。

猿や熊が人里に出没し、農作物が被害を受けているニュースを聞くことが多くなったけど、それは動物達の住む場所やエサを取る場所がなくなったから。
ここ数年、水害が増えているけど、それも森林伐採と何らかの関係があるから。
自然破壊って、自分達で自分達の首を絞めているようなモノなんじゃないのかな～。

京都議定書が発効され、世界各国で様々な取り組みが行われていますが、アメリカが依然として議定書から離脱しているのは、どうも解せない！
政治や経済においては「自分達が中心・主導」という思いが強いのに、どうして環境問題は率先しようとしないんでしょうかね～。

先日、ラジオでこんなニュースを耳にしました。
オーストラリア政府は、地球温暖化による気候変動を遅らせる対策として、２０１０年までに段階的に白熱電球の使用をやめる計画を発表したそうです。
この３年間で、白熱電球から蛍光灯への切り替えが行われるんだとか。
国を挙げてのこの取り組み、かなり凄いと思いませんか？

僕達もまずは出来る範囲で何かを始めることが大切ですよね。
冷暖房の温度に注意する、アイドリングを行わない、ゴミの分別を徹底するなど。
「チリも積もれば山となる」で、そういう小さなことでも多くの人が行えば、大きな効果が生まれると思いますし。

僕は旅が好きで、色んな場所を訪れていますが、日本にも世界にも自然の美しい風景がたくさんあります。
これらの風景は絶対に守っていかなければいけないモノ。
今、ブレーキをかけないと、本当に地球はダメになってしまうような・・・。

ささやかでも、みんなで環境に配慮したことを始め、継続していきたいものです。