日常~社会人編~

いつの間にか大人に。
その時思ったことを綴る。言葉にする。

愛国とは何かを考えた

2021-10-01 22:00:00 | つぶやき

タイトル通りなのですが…最近中国のエンタメにも興味がでてきて

中国のことを知りたいなぁと思って自分なりに調べたりしているのが今の趣味になっています(笑)

 

ただ日本で見るニュースは日本人が書いた記事なので、真実がどうで

今はこう報道されているけどその後はどうなったかなどは報道されません。

 

ので今の流れているニュースは基本流し見。

根本的な中国のイメージについて考えてしまいました。

 

 

 

よく耳にする「中国人は愛国心が強い」というイメージ。

まず私にとって「愛国心」というものがわかりませんでした😂

 

言葉的に自分が生まれ育った国を愛すること。だと思っていました。

私も日本のことは好きですし…ただそれを口に出して自慢して話すような愛はないなぁと(笑)

 

そうおもうと中国の方はSNSやインタビューにも祖国の繁栄を応援する。祖国を愛している。スッと言えてしまうんですよね…

文化の差なのか。考え方の違いなのか。それよりも日本人が口にしなさすぎなのではないかなど色々考えました。

 

 

こういう時は現代人なのでネットに頼ってしまい「愛国心 とは」で検索してみました(笑)

[ある一つの国家に属する国民が、その国家に愛着心をもち、国家の運命を自分の運命と同一視し、国家に一身を捧(ささ)げてもよいと考えるような感情をさす。]

ということらしいですね。これはコトバンクの日本人が書いたものから転載しております。

コトバンクURL→https://kotobank.jp/word/%E9%83%B7%E6%84%81-478296

 

あぁなるほどという気持ちでしたが、自分にはやはりない感情だなとは思えました…

お国の為に働くのも死ぬのもやはり抵抗があるなと思ってしまい…現代っ子なのでしょうね。

 

働くのも自分のしたいことをするためのお金を稼ぐため。生きるために必要なお金を稼ぐため。と考えてしまいます。

父と母にここまで育ててもらったものを血のつながりもないお偉いさんに命令されて死ぬのなんてたまったもんじゃないな…と素直に考えてしまいました。

 

こうなると私には愛国心がないように思えてきました…😇

 

 

 

そんなことを思いながらコトバンクの続きを読みました。

愛国心にも様々な形があると記されていました。そして時代によって「愛国」の意味も変わっていると。

愛国心はどこの国でも「国を守る気概」というように、国家の軍事的「防衛」と結び付けられていることが多い。日本における戦後の「愛国心」論争はその例証である。

 

戦後というのは今もそうなので、まぁネットの意見だけですが聞いていると思いあたり節があるなぁと感じましたね。

では中国の愛国心はどうなのだろうかという話なんですが、しっかり記してくださっていました。

 

長い間植民地圧制に苦しんできた被圧迫民衆のなかからは、国家の独立を求める愛国心が生まれる

 

これだけを見るとあぁちがうなぁと感じました。

私も感覚で違うなぁと感じたので言葉にするのが難しいですが、独立を求める愛国心は人間の根っこからの愛な気がしますね。

軍事的な愛はどちらかというと表面的な印象を私は受けました😂

 

上記の説明の最後にはこんな言葉が書いてありました。

一般的に、愛国心を国家がとくに奨励することは、むしろ有害な時代に入っている。

ましてや軍事的緊張のもとでつくられる愛国心は、人類の平和にとっての対立物となっているといえよう。

 

たしかに自国の為になら他国の民は関係なく、自分たちの国だけが存続すればいいという考えは"人類"にとってはいいものではないように思えます。

現代では争うべきだ、力には力だという声も見えるところではちらちらと見えます。

きっとそれは自国を守りたいという愛の元に出る言葉なのでしょう…

 

愛をぶつけ合ってどちらかが倒れるような争いはこれ以上にない不毛で虚しいものではないかと個人的には感じます…😩

 

 

他にも愛国心を調べたらどう書かれているかも記載してありました。

★自己の属する政治的共同体 (国家) と自己とを一体のものと感じるところに生じる共同体への愛着感。

 近代的意味における愛国心は,国民国家を専制君主や外敵から奪回し,自由な市民の共同体として形成,維持すること,

 またそのような共同体に奉仕することを内容とするものであって,国家への非合理な盲目的服従を意味するものではない。

 

★愛国心とは,人が自分の帰属する親密な共同体,地域,社会に対して抱く愛着や忠誠の意識と行動である

 愛国心が向かう対象は,国countryによって総称されることが多いが,地域の小集団から民族集団が住む国全体までの広がりがある。

 この対象が何であれ,それはつねにそこに生活する人々,土地,生活様式を含む生活世界の全体である。

 また愛国心の現れ方は,なつかしさ,親近感,郷のような淡い感情から,対象との強い一体感あるいは熱狂的な献身にいたるまで,幅がある。  

 

 

大体は同じような内容でした。

一言でいうなら簡単だけど人間の心って本当にわからないですね…幅がある…

心や感情を言葉にするのはやっぱり難しいだなと改めて感じました…😇😇

 

私は海外に行ったことはありませんが、母と父は海外(ヨーロッパ)に5~6年ほど30年以上前ですが住んでいたそうで

経験を聞くと、良い国で人も優しいけどずっと日本に帰りたいと思っていたといっていました。

 

私の父も母もそこまでお国の為になどは考えていませんが、日本を恋しいと思える心はあるしそれを愛国心と呼ばないというのも変な話だと私は思います。

海外に移住されている方も日本はこういうところいいよねとか、海外にいるけど日本のここは尊敬できるよ

というのをたまに聞くので、そういった人たちにも愛国心がないわけではないと思います。

 

ただ愛や感情は幅が広いのは人間関係にでさえあるので

対象が国ならそりゃ大きくなるよなって思います💦

 

 

自分の知らないことを知ることは本当に面白いなと感じるようになりました。

コロナもあって気持ちが落ち込む時期もありましたが、自分の時間やスタイルを見つけることが一番だなと思う今日この頃です。

 

 


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