日常~社会人編~

いつの間にか大人に。
その時思ったことを綴る。言葉にする。

繊細な人とは

2020-11-01 18:48:00 | 
少し前に「繊細さんの本」と言う本に出会いました。

後々話題の本だったことを知りました。
私はふと通勤電車でこの本の広告を見かけ、ついた駅の本屋ですぐ買って帰りました。

今思えば通勤もいいものだなと感じた瞬間でしたね笑


どんな本なの?

って思う人も多いと思うんですが、HSPのカウンセラーさんが書いた本ですね。
HSPってまず何?って話かもしれません。


HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。


って感じです笑
感受性が高いって言うのは、他の人が怒られているのを聞いて自分まで怒られてしまっている気持ちになってしまったり、
その他にも、相手が表情とかじゃなく嬉しい、悲しい、辛いなど雰囲気でその人の感情を読み取ってしまう人です。

まぁ普通に相手の気持ちとか日々考えて行動してたら疲れますよね…


そう、HSPの人ってめちゃくちゃ疲れるんです。
考えたくなくても。感じたくなくても。感じ取って考えてしまう厄介なものなんです。



だからよくHSPじゃない人が、「気にしなければいいじゃん笑」「なんでそんな相手の事ばかり考えてるの?」
って言うんですけど、それができりゃこちとら苦労せんよって感じですよね。


おっと。私の愚痴が入ってしまいました笑


この本はそういったHSPの人を「繊細さん」と呼び、自分がおかしいんじゃないか…私が気にしなければと、
自分がHSPと気づいて居ない人を気づかせてくれて、他にもこんな人がいるよ。
と寄り添ってくれる本かなと私は感じました。

ただ、この本はHSPを治す為の本じゃないし、
私的にHSPは治さず共に生きていくものだと感じました。



だって、相手の気持ちがわかるのって友達としてはとてもありがたいことだし、
いろんなことに気づくことは悪いことじゃないし。


プラスにすることだってできると思います。
私はそう感じます。


けどやっぱり嫌なこと、辛いこと、たくさんあるとおもいます。
自分が変わったほうがいいんじゃないかとかめちゃくちゃ考えてしまうともいます。


それでも。

私はこの本を読んで、私は私のままでいいんだと思えました。
まだ出会っていないだけできっと共感してくれる人がいます。

嫌だった通勤電車で私はこの本といい出会いをしました。


ここまで話しておいてお前はHSPなのか?って感じなんですが。
多分そうだと思います。


前職場の空気がとにかく重く、タイピングの音、マウスのクリック音、会話のない空気
新人が入っても長くて2ヶ月早くて3日以内に居なくなる嫌な空気。(私の知ってる限りで10名ほど)

それでも相談も連絡もなく、休憩中も無音・無言の毎日はどうにも耐えれませんでした…
おしゃべりがしたかった訳ではないです。
それでも仕事中のメンバーのイライラなどが感じ取れてしまって…

今でもなんて言えばいいかわからないモヤモヤとした気持ちでした。


辞める時も、社長にありのままを伝えましたが「貴方が気にしなければいい」「貴方が変わればいい」
その言葉が辛く、すぐ辞めることを決意しました。


その頃にはこの本と出会って、私は私を私らしく受け入れてくれるところで働こうと思いました。
甘っちょろい考えだし、辞められた側は損するとか迷惑かけるとか…まぁ色々考えちゃいますが


転職が悪い訳じゃないし、いろんな経験してることは悪いことなのか。
一つのものをズーーーっとやり続けるのも凄いけど。色んな経験してるのもすごいのでは?と思います。


それを受け入れてくれる企業は今では少ないでしょう。
けど、全くないなんてないと思います。出会っていないだけだと私は自分に言い聞かせています笑


この本は、まるでカウンセリング受けているみたいな本ですほんと。
うまく言葉にできなかった質問?疑問にしっかり答えてくれているそんな感覚でした。



感想になってるのかわかりませんが、この本に関しては繊細さんかどうかも大事になるので
読んでみて!とは言えませんが、もしこの感覚はもしかして?
って思って悩んでる人にはぜひ読んでしいいなと思える本です。