日常~社会人編~

いつの間にか大人に。
その時思ったことを綴る。言葉にする。

新しい年とは

2020-12-26 15:00:00 | つぶやき
クリスマスも束の間。

もう今年も終わりという不思議な感じです。

一年の間で今年は落ち着いた時間なんてものは皆なくて。
ストレスにストレスを重ねた一年だったのではないかなぁと思います。


まぁ気にしていな方も増えてはきてますが、それが気の緩みってやつでしょうか。


身近にコロナにかかってる人がいないからという言葉をいう人がたくさんいます。

私ものその一人。


けど、誰もコロナにかかってますってこのご時世、そしてこの日本という国でいう人は少ないでしょう。

それを言って仕事がなくなり収入があくなる恐れであったり、次を探そうにも人手が少ない現場はあれど
それなりのリスクと戦うことになったり。

学生であればイジメへ発展したり…皆んなが苦しいのは一緒なのに
その苦しみを他人に押し付けてしまう風潮というか人間心理と言いますか…


この国のお偉い方は私たちが苦しむ中私たちのことを思って取り組んでくれているのか。

そう思ってニュースなどを見ても不正なお金を使ってたり、それは本当なの?という言葉や
私たちが我慢していることを平気で行っておたり…

批判をするわけではありませんが…一人の国民として不安だなぁという言葉に尽きました。


新たな年を迎えることになりますが…晴れやかな気持ちではないですね…

きっと新社会人の方、各学校に進学する子たちは特に不安でしょう。


その子達とっても、今年新一年生や新社会人だった方々は一生忘れない一年だったでしょう。
このままずるずるいってしまうのか…明るい未来が作れず申し訳ないな…と大人になって数年の私でさえ思います。

胸を張れる大人ではなくても20歳を超えると大人の扱いになってしまう。
心はあんまり私成長していません笑

体だけは老いて行きますから。大人って言ってるだけです笑


大人も子供もみんな不安な2020と2021…もっと続くかもしれない…
とりあえずそれでも一歩一歩進むしかない。ってことなんですよね。

頑張っていきましょう。

今年のうちにもう一回ぐらい更新するかな?

性の暴力

2020-12-20 16:16:00 | つぶやき
今日たまたまリビングでお茶を入れようと思って、
お湯の沸く間テレビをつけました。

最近SNSから情報を得ることも多くなっていたのでテレビを見ることは少なくなっていたのですが、
たまたまその時やっていた。

NHKの「その後を生きる」という番組を見入ってしまいました。

12月20日に放送されたのは性被害にあった方のその後のお話でした。
私は、今まで生きてきて男性に無理やりというのはされたことはありませんが、
アルバイトをしているときに必要以上にひっついてこられたり。
帰りが遅くなって送ってあげると言われて気づけばラブホテルの前ということはありました。

ただその人は良心が少しでもあったのでしょう。
何事もなくその後家に返してくれました。

ただ、このことは両親にも相談できずにいました。
両親はきっと怒ってくれたでしょう。
ただ、公に出た時相手の家族は、自分の今後は…というか私のせいだとか言われるのではないか…など考えると何も言えませんでした。


同じだというのはおこがましいかもしれませんが、そんな声をあげてこれなかった方が今Twitterなどで声をあげているようです。
『#性被害者のその後』というハッシュタグがTwitterではついているようです。



番組を見ている最中涙が止まりませんでした。


働きたい。けど怖くて辛くて、自分がしたいこともできなくて。
それなのに加害者は前に進み普通に生活を送っている。
それが悔しくて悔しくて仕方がない。



国会議員で女はいくらでも嘘をつける。と言った方がいました。

私はその言葉を聞いた時、そんな考えのやつもいるんだな…としか感じませんでした。

けど性被害者の方達の立場に聞いて聞くと。
どれだけ腹の立つ言葉か。


この苦しみが嘘だと言うのか。

誰にも話せないことを勇気を出して嘘までついて喋ろうと思うか?

お金も苦しくて、けど体がいうことを聞かなくて働けないこの現実が。


嘘だというのか。




そんな気持ちになりました。



当事者でもない私が偉そうに話すのもあれかなと思いますし
もしかしたら性被害にあった方々の声とはちょっと違う声になってるかもしれませんが。



最近では「マスゴミ」などという言葉が出てくるほど、マスメディアを非難するかたが多くなってきていますが。

決してこの方達を写しているカメラマンさんやインタビューしてる方は嘘を報道しているわけでも
過剰に報道しているわけでもない。

ありのまま苦しんで、けど自分らしく生きようと努力している方達を写してくれていました。





きっと写っていない部分でもっともっと苦しんでいると思います。

力になれることはなんだろう…そう思いながら番組を最後まで見てテレビを消しました。

色んなことで苦しんでいる方が多いこの世界で。
一人一人が助け合うにはどうすればいいのか…一人一人が考えるべき問題ですね。



羅小黒戦記-感想-

2020-12-12 17:51:19 | 映画
今回は先日見てきた「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」の感想をすこしばかり書かせていただこうとおもいます。

感想を書くのはぜひおすすめしたいなと思ったからなんですよね…
好きになったからこそその良さを書きそれを読んだ方が、作品にふれてくれればなぁという感じです(笑)

是非見てほしい!とは思いますが好みってのがありますからね。
この感想を読んで面白そう」って思った方はぜひ見てほしいなと思います。

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話の内容は↓YouTubeなどでMVがアップされているので見てもらえればなと思います(笑)
https://youtu.be/W2BSI2kul3Q



先にお話しするこの作品は日本でつくられた作品ではありません。
制作は中国のアニメ会社になります。

私は中国が…?と思いました(笑)
最近人気の『鬼滅の刃』や京都アニメーションの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の映像がすごく好評なのは
キャラクターたちの動き。1シーン1シーンのの表現力の豊かさ。乱れることのない綺麗な作画。すべてにおいて日本が誇るべき技術です。

そんなアニメーションを身近に見てきた日本人からすれば、真似の多い中国の作品にはあまり目を向けないでしょう(笑)

けどそんな中国の作品が日本人の目に留まり、素晴らしい作品だと思わせ、吹き替えを行い。
こうやって日本で放映されたことには意味があると思います。


見に行ってすごく納得しました。これは、見るべきだと。



いろんな作品に触れてきたからこそ、アニメや漫画には何か作者様たちが伝えたいものが詰まっていると思って私は見ることが多いです。

日本で人気のワンピースやNARUTO、ポケモン、ドラえもんなどその作品の中には私たちに伝えたい、深く刺さる言葉やシーンがあります。

けど、そういう作品ってストリーの中の中心にある目的って結構単純なんですよね(笑)
子供のころ抱くような誰でも口に出しそうな主人公たちの夢や目標。


この「羅小黒戦記」も一緒でした。
主人公のシャオヘイ(妖精)は人間たちに故郷を追いやられて新しいおうちを探していた。それだけなんですよね。
だからこそ感情移入しやすくて、誰でも世界に入り込める作品だと思います。


けどその簡単な目標の中に、人間による環境破壊・動物や植物生きているものへの感謝・怒りと憎しみにどう向き合うかとか…
私たちがリアルに経験していることも作中に色々出てくるので、見ているこっちも考えさせられる部分が多くありました。

だからこそ面白いほど引き込まれる作品なんだと思います。


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作中にはシャオヘイはたくさんの人と出会います。

その中で誰が悪くて、なにが善くて。なにをしちゃいけないのか。
人間は嫌いなシャオヘイ。けど優しく接してくれたり、食べ物を分けてくれたり。
悪い人間ばかりじゃないことを知っていきます。

本当に子どもの成長を見守っているようなそんな感覚。


作中では、人間のムゲンというキャラクターに分け合って拾われ、様々な『力』について教わっていきます。

ムゲンは作中にもシャオヘイに言います。
その力を悪いことには使わないでくれ。何が悪でなにが善か考えてくれ。と。


現代でもこれは言えることだと思います。

・力を持っていれば偉い。だから他人を見下しその力でねじ伏せていいのか?
・何がダメで何がいいのか。皆がしているからいいのか。自分で考えるべきではないのか?

これは私たちに対する質問でもあるのかなぁと感じました。



ストーリーの終盤ではシャオヘイに優しく接してくれた妖精のフーシーと、自分に力を教えてくれたムゲンが対立することになります。

フーシーはストーリー序盤に人間に追いやられるシャオヘイを救い、人間のいない静かな家を与えてくれました。
ムゲンはフーシーと争いシャオヘイの家を奪ってしまいましたが、シャオヘイに技を教え家を与えることを約束し共に旅をしました。


シャオヘイにとって二人とも恩人であり、大好きな二人でした。
けど、二人が争い目指す世界が違う時、シャオヘイはどう答えを出すのか。

見ているこっちまで苦しくなるようなそんなストーリーです。



感情移入してしまうからこそ、シャオヘイが悩んでいることがしんどくてけどこれは間違ってる!と
シャオヘイが行動に言葉に出した時本当によく頑張ったね。と言ってあげたくなります(笑)


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(うまく感想になっているのか…熱を込めて書きすぎているかもしれません…(笑))

本当によくある話といえば話かもしれませんが、だからこそ入り込みやすくて見やすい映画だと思います。

映像に関しても、日本のアニメーションではない新鮮な動きが多く感じました。
格闘技?カンフーのような動きが多く、それに合わせて火や氷などの魔法の表現がマッチして圧巻のアクションシーンでした。

そしてシャオヘイの猫の姿の時の機敏な動きがかわいいのにかっこいい!忍者のような動きにプラスして
360度カメラで見ているような立体的なカメラアングルに驚きました。

3D映画ではないのに目の前に飛び出してくるようなそんな感じ(笑)

日本のアニメーションがすごいというのはわかっていますが。
この作品も引けを取らない映像美でした…


ストーリー映像共に本当に素晴らしいものです。
シリアルだけじゃなくてくすくすっと笑えるシーンもあり最後まで本当に笑いあり涙ありの素晴らしい作品だと思います!