ほっと奮闘記

不動産業から保険業その後カムバックして、不動産会社設立!宮崎から、ほっとらいふ不動産として、お客様の笑顔求めて奮闘します

残念だな。

2013-10-22 20:04:12 | 日記
不動産投資は、小口投資で利回り重視は、危険。




『私は、不動産投資をしている。』

『利回りが、いい物件で退去がない物件がいいな、そのかわり、200万ぐらいで、家賃も安くていいから、入る貸家だな』

『頭金は、無しで金利なんか気にしない、貸してくれさえすれば、あまりかんけいない!』

『複数投資物件を買えば、自動的にお金も増えるし、保有し続ければ、金持ちだ!』


リフォームなんか、したくないし面倒くさい、不動産業者のいいなりになりたくない、などなど

ズバズバ言われました。


確かに、利回りだけ考えれば、おっしゃる通りです。


さらに、ご自分で調べて納得いくまで調査できれば、しめたもんです。


ただ、私が不動産業者だったら、あまり管理したくないなーと思っちゃいます。

一番怖いのが、いずれ退去は必ずでてくるし、物件は古びてくる。
小口投資を重ねることによって、物件は増えますが、古い物件のリフォームをしないことで、容易に売れるのか。

また、維持費、担保価値、管理維持費、保有し続ける事で、地域分析による吸収率、遠方だと、難しい。

色んな考え方が、あるけどローンに対するリスクは、とってるんだろうか?

小口投資物件の貸し出し期間が、短い理由は、担保価値がないからなんです。

利回りは、表面上なので、ローン返済分を引いたキャッシュフローがいくらなんて、考えていない。



結局、家賃から維持費や、空室損、運営費、さらに、返済額を引いた手残り分で、評価しないといけないのに、利回りに踊らされすぎだ。




最後の結末は、沢山物件は、あるのにローン返済額が、多い。



例にすると

Aの家主
物件価格 5000万
返済金利 1.9%
返済期間15年
家賃収入年 600万
固定資産税 40万
管理費 30万
年間返済額 380万

そうすると、年間150万のキャッシュ。

5年後には、750万のキャッシュと約5000万の物件が残る。


Bの家主
物件価格 トータル 一年に、一棟として5物件
1000万
返済金利 2.5%
返済期間 10年
家賃収入年 180万
固定資産税 25万
管理費 9万
年間返済額 120万

そうすると、180-25-9-120=26万

5年後には130万と、場所が、バラバラの貸家1000万




Aが、かなり有利になる。

5年後には、自ずと結果が分かってくる。

しかも、銀行側が、どちらの家主に、また貸したいと思うだろうか?







ここでは、安くて、仕入れるなら売る手法に変えた方が、いい。


まずは、信用を付け、投機価格をあげる。

今なら間に合う。



しかも、安けりゃいいってもんじゃない。


借金では無く、投資額。


コツは、

借り入れ期間は長く、

金利は、低く。

リフォームは、時代に合わせて、不動産業者を味方につける。『理由は、入居者も付きやすくなるし、売るときもいい、案内時には、多分案内しやすい物件になる。


よく考えると、不動産の広告に載る物件って、何かしら特徴が、ないだろうか?
本当に、利回りで、入居者がつきやすい物件なのか、退去者がいない物件になるのか。


本当に、必要なのは、『オーナー自らそこに、住めるのか。』

不動産は、生きており、そこに入居者さんも住んでいる。そこにはドラマもあり、家賃も給料から払っている。


保持し続けるのなら、いい管理業者を見つけ、良好な管理物件でいるべき。

あまりにも、数字に固執している。



これからは、紹介を頂く時代に突入。大量広告、ネット販売、値段比較では価値は下がる一方。

不動産商品に思いを込め、売り手、買い手、入居者さん、不動産業者さんから、色んなご紹介を頂くことが、これからの鍵。


固執した考えで、不動産を持ち続けるのは、大変危険だ。


その結果が、勝ち負けで、もはや出ている。


専門用語で、言うと。


キャッシュオンキャッシュがいくらか?

ローン定数は、いくらか?

正味現在価値は、いくらか?

この3つを計算することで、長々と書いた理由が分かります。


ヒントは、レバレッジが効いたかどうかです。



では!








もう、少し休憩

2013-10-22 14:48:13 | 日記
私は、今金融業界で働いてます。

時折、社長さんから、いい言葉を頂きます。


それは、こんな感じです。

中国の故事に「唾面自乾(だめんじかん)」という言葉があります。 たとえ顔に唾をかけられても、自然に乾くまで拭かないという意味です。人生には、さまざまな屈辱を味わう場面があります。そんなとき、心を乱すことなく、ひたすら耐えることが問題解決を早めます。』



流石ツワモノです。



宮崎にも、凄い人がいるもんだ!

唾をふく事なく、屈辱を払拭させる、さらに、人目をはばからず、心を乱さない。


こんな人には、勝てないな。

社長!



それ、もらいました!