田中広江FP事務所

FP・ネットワーク・オフィス
(FPはファイナンシャルプランナー)

第8回岩手県中小企業家同友会経営研究集会

2007年11月06日 22時42分18秒 | Weblog
岩手県中小企業家同友会主催第8回経営研究集会が大通りの
ホテル東日本にて開催されまして多くの同友と共に参加させて頂きました。

敬愛する先輩の村井良隆さんが代表幹事をお勤めですし、同級生の高屋一成君が
会の専務理事を務めておりますから、出席率の悪い理事としては参加しない訳には
いかないのも事実です。今回の記念講演会の講師は、福井県で年商202億円を売
り上げている社員一人当たりの粗利益が2,000万円というとてつもない企業の
社長さんでした。電子機器製造・株式会社コーセル代表取締役飴久晴氏
その方です。

講演テーマ「人から出発する企業」という内容で1時間半の
持ち時間語り尽くされました。流石に優良企業の社長さんです。
淡々と話される内容には、成功してきた方特有の自信に溢れた態度がありありと
出ていて、参考になる話が多く有りました。

講演会後には各報告者毎に5分科会に別れ、それぞれのテーマで報告者の方が発表
され、そのことからいくつかのグループに分かれて、テーマ毎に意見交換をしました。
分科会の座長、室長の他にそのテーブル毎にグループ長と発表者がいて、私も第2
テーブルの発表者のお役目を頂きました。発表するからには当然ながら真剣に意見
交換の内容をまとめていかなければなりません。自ずと真剣に議論します。

第4分科会を選んだのは、報告者が岩手町の企業であること、実家の家業と同じ農
業で成功されていることから、他の報告者も良く解からないので気軽に選んで参加
しました。

農業生産法人有限会社キロサ肉畜生産センター
代表取締役櫛田光男氏が分科会の報告者・講師でありました。

農業が嫌で盛岡に出てきた私とは反対で、農業がやりたくて今から25年前に岩手
町に来たというから驚きです。何と私と一回り先輩の亥年生まれで今年還暦を迎え
られたといわれましたが、白い髪以外は肌つやも良く若々しい雰囲気の方でした。
更に、46年に岩手大学農学部を卒業されている大学の先輩でもありました。

牛肉畜産を25年続けられ、肥料作りをされて、今ではキャベツ栽培をされながら
純国産ロールキャベツを140万個も出荷されているというから驚きです。

契約農家も数多くあり、如何に岩手地域に貢献されているかも良く理解できました。
テーブルデイスカッションでは、食の安全について様々な業種の方々と意見交換を
してとても参考になりました。自分自身の勉強不足や認識不足も解かりましたので、
しっかりとした目を養い、地産地消地用を心掛けて、地商にも貢献できる様に努力
が必要と強く感じ入りました。




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