ラットは動きがすばやいので、なかなか遊んでやろうという
気になれない。逃がしてしまえば、どうなるのか不安なのだ。
野生化して、わずかな時間で、急激に数を増やすはず。怖い。
昨年、ネットで、無償での里親募集で譲ってもらった子たち。
2匹ともメス。ハツカネズミが送られてくるものと私は何故
か勘違いしていた。その大きさに驚いてしまった。準備して
いたゲージは昔、うさぎの飼育で使っていたもの。20年以上
も前のことだろう。ラットの寿命は3年前後。あと2年ほど
は生きるはず。なるべくいい環境を整え、遊んでやり、いや
遊んでもらい、長生きさせたい。この子らの頭の良さは人間
以上かもしれない。別の側面でということだが。そんなこと
を感じさせる彼女らの日々のようす。毎日夕方に、餌を与え
水を換え、ときどきゲージの掃除を。それだけで、すでに私
にかなりなれてくれた。咬まれることもない。どぶねずみと
嫌われてきた生き物だが、じつにかわいい。たまには室内で
遊ばせたいが、やはり逃げられることが不安なのだ。よほど
信頼され、なれていないと捕まえられないだろうから。今朝、
ラットのゲージの扉を開けて声をかける。寝床から出てきた
ところを撮影してみた。この子たちは夜行性なので寝入った
ばかりだったのか、動きがにぶかった。
明日は病院での受診、家賃や光熱費などの各種支払い、友人
に会う予定も。憂鬱で無気力なりにも、しなければならない
ことを行ない、したいことも徐々に。したくないことはその
都度判断を。いらだちや興奮、気分の落ち込みや切迫感など、
可能ならどうにか、薬を服用せずに、手なずけてゆきたいが。
今日はハムスターのゲージを掃除する。他は、本を読むこと
以外は、たぶんできそうにない。読書もまだぎこちないが。