blueな日々

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それなりの~Mamiya 35 Autodelux 2:Range Finder,maintenance,3rd photography

2014年11月22日 | ●Camera:Range Finder 2

こちらはメンテナンスがうまくいって、ピント調節や露出計などの機能を
含めて、各部が正常に機能している.ファインダー内部もクリア.大口径
の明るいレンズなので、撮影も楽しみなカメラ.だが残念なことにレンズ
の状態が悪く、表面全体に傷や汚れが.しかし不思議なことに、その影響
はほとんどなかった.試写ではいい写りだったのだ.ネット上の関連記事
ではレンズ表面の傷は、実際は写りにはほとんど影響しない.浅い傷なら、
たとえ無数にあっても、そうなのかもしれない.私はそんな実感を持った.

感度400/27枚撮りのカラーネガフィルム~劣化を使用.13枚撮影.
装填時に4回巻き上げ.(残りは、Petri V3 Flex で)
レンズ表面に傷が多い~前回の撮影ではその影響はなかった.
 1.自転車 2.ベンチ 3.広場 4.木肌 5.駐輪 1/125 f8 4m
 6.人形 1/125 f4 1.3m 7. 小鳥 1/125 f8 1.5m
 8.窓辺 1/125 f8 2m 9.10.寝室を窓辺 1/125 f8 2m?
 11.テレビ 1/30 f4 1.6m 12.愛犬 1/500 f8 1.8m
 13.外 1/500 f16 ∞





マミヤのレンジファインダーカメラ「35 Autodeluxe 2」~1962年の発売.
シャッター速度は1/500秒まで.絞りは22まで.シャッター速度と絞りが
連動するLV方式を採用.これがなんとも使いにくい.どちらかを動かせば
他も自動で微妙に適正露出の組み合わせを求めて、動いてしまう.つねに
速度と絞りのリングが連動して動くので操作がしづらい.オート撮影なら
それでもいいかもしれないが,マニュアルの操作では不都合な動きとしか
考えられない.経年劣化で曇り汚れていたファインダー内部は分解清掃を
して改善を.セレン光電池の精度はほとんど大丈夫.トップカバーの上部
に設置された小窓の中にその指針がある.中央部分を指せば適正なものに.
速度と絞りを変えれば、その指針も連動して動く仕組み.だがそれは参考
程度のものかもしれない.撮影中は常にそう意識して自身でも、被写体の
明暗の差での露出を考えることに.「光への感覚」をなくしたくないので.

Mamiya 35 Autodelux 2
 ●型式:35mm判 レンズシャッター式カメラ
 ●画面サイズ:24×36mm
 ●レンズ:Secor 48mm/F1.7(5群7枚構成)
 ●フィアンダー:一眼三つ窓式距離計連動逆ガリレオ式ファインダー
         パララックス自動修正
 ●焦点調節:二重像合致式距離計 直進ヘリコイド
   ブライトフレーム付 倍率0.6 基線長43.5mm 最短連動距離1m
 ●シャッター:レンズシャッター コパルSVK セルフタイマー付
 ●シャッタースピード:機械制御 B.1~1/500秒 ライトバリュー付
 ●巻き上げ:一操作レバー式(操作角170度) 
    自動巻き止め フィルム枚数計自動復元式 巻き上げ表示装置付
    シャッターはフィルム巻き上げで自動セット 二重撮影防止
 ●シンクロ:MX接点(フルシンクロ)B型ターミナル付
 ●露出計:露出計連動機構内蔵、一針式定点追跡法
(セレン・ゼロメソッド式)ボディ上部及びファインダー内の二箇所で
 操作可能 連動限界~暗い方表示装置付 高低切替不要全感度範囲連動
 ●サイズ:83×137×75mm 774g
 ●価格:23800円 ●発売:1962年(昭和37年)






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