blueな日々

( Art で逢いましょう)

戦争と報道

2005年12月07日 | 読書メモ
b-134p
読むのに時間がかかってしまった。1週間途切れ途切れに読んだ。

「攻撃計画」
 著者:ボブ・ウッドワード(翻訳:伏見威蕃)
 発行:2004.07(単行本)
 出版:日本経済新聞社(ISBN: 4532164737)
「テロリズムは防げない。あらゆる場所・手口・時期に起きると
 予測されるテロ攻撃に対抗するには、先制のみが有効である」
ということは理解出来なくはないが、イラク戦争に限ればやはり
開戦=先制攻撃は、愚かな選択だったと、私も思う。
国際連合(国連)の役割や権限を強化して運営を現実的なものに
すべき。常任理事国(安全保障理事会)を再検討。各国の思惑や
主義主張、経済格差や宗教紛争など問題が山積しているが、国連
がリーダーシップを発揮出来なければ世界は大国のなすがままに
なってしまう。議論ばかりの会議や汚職などもってのほか。
中国の存在が恐ろしい。政権を維持するためにはどんな犯罪的な
ことでもしそうな国。ロシアはまだまだ不気味。原理主義も怖い。
北朝鮮に対しては強行姿勢をとるべき。文字通り独裁者や幹部連
を迅速に処分すべき。これは問題発言だろうか?
(日本国内では、暴力団に対しても同じことがいえる)
少なくとも私は、もっと他の関連本も読む必要があるだろう。

「戦争報道の内幕~隠された真実」
 著者:フィリップ・ナイトリー(翻訳: 芳地 昌三)
 発行:2004.08(文庫本)
 出版:中央公論新社(ISBN: 412204409X)
戦争ジャーナリズムに関する考察。この150年間ほどに世界各地
で起きた戦争での世論誘導や検閲と報道(メディアや特派員)の
不可解な関係と葛藤やおもねりなどを詳細に記載している。

日曜日の朝。日本テレビ「ウェークアップ+」に宮嶋茂樹が出演。
イラクの戦後情勢(自衛隊が活動中のサマワ)や日本メディアの
存在意義などを語った。司会の辛坊治郎も彼の大ファンとのこと。
私はふたりとも好きだ。ただ番組での出演は一瞬。期待はずれだ。

今週(数年ぶりに)風邪をひいてしまい、昨日は寝込んでいた。
今日もまだ熱があり咳き込んでいる。非常に寒い。震えている。

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