blueな日々

( Art で逢いましょう)

本を読む(方丈記)

2005年12月05日 | 読書メモ
b-133p
方丈記。鎌倉時代の初期に書かれた随筆。
作者は鴨長明。1200年代前後に生きた人。
仏教的な無常観を基調に、世の中のはかなさを対句表現や比喩、
和漢混合の文体で書いた。徒然草とならび称される日本の代表的
な随筆文学である。あるサイトの解説文には、そう書かれていた。

私は堀田善衛の「方丈記私記」でその存在(内容)を詳しく知る。
成人後のこと。学生時代、古典の授業にはろくに出ていなかった。
今思えば愚かだった。多くの(日本)古典文学を原典で読みたい。

図書館へ行く頻度がまた、ふえた。読書がふたたび軌道に乗って
きたようだ。年のほぼ半分は活字を読む日々。ずっと何年もそう
だった私。読書こそ、おおいなる救い。希望も、よみがえる。

先日、図書館に下記をリクエストした。
読む人がほとんどいないから、すぐに受け取ることが出来そう。
「方丈記(講談社学術文庫)」
 鴨長明(著)安良岡康作(翻訳)講談社
 *解説や現代語訳ではベストな1冊らしいが…。
「すらすら読める方丈記」
 中野孝次(著)講談社
 *この著者の著作は「ハラスのいた日々」しか読んでいない。
 「ブリューゲルへの旅」は持っているがまだ読んでいない。
 「清貧の思想」は昔、叔父にプレゼントした本。
「話し言葉で読める「方丈記」(PHP文庫)」
 長尾剛(著)PHP研究所
 *大胆にも現代語にリライトした本らしい。
 *この方法で私も「方丈記」を翻訳してもいいと思った。

活字と親しむのは、日が落ちて食事をして風呂に入った後のこと。
ベッドに寝転んで本を読む。TVではニュースやドキュメンタリィ
以外の番組は読書の悦楽ににかなう訳もなく、私は普段は見ない。
故に(読書の)時間は、充分にある。

「方丈記私記」(新潮文庫)は日焼けが激しくて読むのがつらい。
新潮社版はすでに絶版になっているので復刊された「ちくま文庫」
を買おうと思っている。本の維持・管理も再度検討しよう。
この本は今、読書(再再読)をストップしている。

今日は終日、Winの操作を勉強(主にExcel)。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。