blueな日々

( Art で逢いましょう)

DON'T PANIC

2006年04月11日 | 私が好きな?映画

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今年になって、はじめてレンタル映画を借りた?
年をとりはじめて、記憶は不確かになり、性格が
丸くなるどころか、皮肉屋になってしまいそうな、
憎たらしい爺さん、に進化(退化?)しそうな私。

………
『コープスブライド』Tim Burton's Corpse Bride

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素敵な世界の「創造(行為)」を私はとても愛している。
美しすぎる、まとまりすぎる、キャラクタもシンプルだ、
大人の映画だといった感はあるが、それもいいじゃない
かと私は思ってしまう。許して?しまう。

この映画を見ながら、実写版を作るとしたら…主人公を、
若き日のジェラール・フィリップが、そして、コープス
ブライドは、半年間けんめいにダイエットに励んだ後の、
アンジェリーナ・ジョリーが、演じてもいいな…なんて
想像してみた。~半分?骸骨になったアンジェリーナを、
すごく、見てみたくなった。唇だけは肉厚なままで…。

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監督はティム・バートン、音楽はダニー・エルフマン。
Nが教えてくれた『The Nightmare Before Christmas』
(監督:ヘンリー・セリック/製作:ティム・バートン)
は、以来、私のお気に入り=人たちと作品、になった。

………
『銀河ヒッチハイクガイド』
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy

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面白かったが、壮大な?物語の「あらすじ」だけを、
どうにか紹介できたような、そんな消化不良ぎみの
映画だった。シリーズ化?されそうな終わり方も…。
監督は、ガース・ジェニングという人。知らない。
原作はダニエル・アダムス。読んだのはずいぶん前。
*詳細はほとんど憶えていない。再読を考えている。
*この映画の製作にも関わっていたが、最中に死去。
*Apple=Macintoshの熱心なユーザーだったとか。
 タイトルバックなどの、レトロモダンな雰囲気が
 理解できそうな気もする。↓こんなセンス。

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映画の長さを3時間ほどにプランして、じっくり作れば
よかったのにと思った。簡単には映像化できそうもない、
そんな哲学的?で、奥の深い?、物語でもあるから。

『ホテル・ニューハンプシャー』(映画)もそう。
 原作の各章の「小見出し(短い文章)」を追った?
 だけのような映画だった。物語が、細切れの状態。
 監督=トニー・リチャードソンは、『土曜の夜と
 日曜の朝』(原作:アラン・シリトー)のような、
 いい映画が撮れるのに。

………
『ブラザーズグリム』The Brothers Grimm

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ひどい?映画だった。役者は浮ついているし、脚本?は
良くないし、いい加減な作り方をしている。それなりに
名のある監督や役者たちなのに…。非常にもったいない。
モニカ・ベルッチは、熟しきった「果実」のようだった。
すごくきれいな女性なんだが、いつも何か、物足りない。

監督=テリー・ギリアムの作品は、『バンデットQ』や
『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などを見てきた。
(『モンティパイソン~』も見たかもしれない)
この映画『ブラザーズ~』は最低の出来。腹が立った。

リアルなシリアスな「グリム映画」こそ、見てみたい。
残酷で無惨な人間世界の話を、誰か作らないだろうか。
グリム童話は、いつかじっくり読んでみたい。

………
あと3本、映画(DVD)を1週間レンタルしている。
『シークレットウィンドウ』『ハイドアンドシーク』
『エコーズ』 返却期限までに、のんびり見よう。
(映画は数ヶ月間はもう借りない、見ない)


2 コメント

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don't panicと言う言葉は (J)
2006-04-12 10:02:02
don't panicと言う言葉は
私は自身のための戒めとして
(毎日)意識していますが
なかなか、人間ですからねえ
完璧とか聖人君子とかいないわけで・・・
今日は某大学の少し人生の先輩の女性の先生に会いにいく
「お昼に来なさいよ」と言われているので
食事するのかなあ・・・
ところで、その大学の理事長も他に知っている2人の理事長も皆お茶をやる
学校に茶室を作り学生にお茶を教えて
礼儀作法から始まりいろんなことを
教えているところが
結構ある
お茶の世界は知らないが
当然、茶器やお碗もあるだろうし
いわゆる年代ものの書き物をばらばらにして
鑑賞するなんてのもあるし
奥が深いんですよね
会社にしろ教育機関にしろ
やはりトップの大半は人間的にできた人が多いわけで(じゃければトップになれないだろうしねえ)
そういう落ち着きにあこがれるけど
なかなか苛立つことが多いですね
ジュリアン
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ジュリアンさん、 (blueroad)
2006-04-12 11:58:33
ジュリアンさん、
私は昔自宅で、よくお茶を点てていました。
落ち着いたら、茶筅と抹茶を再度購入して、
またやってみようなんて考えていたところ。
(作法も何もなく、勝手に楽しんでいた)
………
小学生の頃、友達~女の子の母親が自宅で、
お茶の教室を開いていて、私はよく遊びに
行っていたので、見よう見まねで?おぼえ
たのだと思っています。
………
女の子の父親は自営業?たぶん牛乳製造
の仕事をしていたような記憶があります。
県境に近く、やや北寄りに、家があった。
Tという名字。あなたも知っているかも…。
………
その女の子は、中学生になって、転校して
きた、いかす男の子と、つきあいはじめた。
(私は、ふられてしまった…)
………
「なつかしい思い出」ですね。
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