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不慣れな~Canon Canonflex RP:Single lens reflex,maintenance

2014年11月09日 | ●Camera:Single lens reflex

キャノンの初期の一眼レフカメラ「Canonflex RP」~この機種は完全な
マニュアル操作のみ.姉妹機には RMという機種もある.純正レンズの
50mm/F1.8を使って撮影を.このカメラ2台に共通で使用可能なもの.

RPはかなり使い込まれた個体.カメラにとっては運のいい生き方だった
だろう.そして写りも悪くない.経年の劣化で外観にも動作にもぎこち
なさがあが、魅力的なボディデザインゆえに、私は以後もながく使って
ゆきたいと願う.そこで出来る限りのメンテナンスを.ネット上の参考
記事を読みながら.トップカバーを分解して、プリズムとファインダー
内部の清掃を.私はカメラの修理に関しては、まったくのアマチュアで、
不慣れな分解作業などで、とくに今回は、デリケートな光学部分を傷つ
けてしまう恐れもあったが、なんとか無事に完了.腐食や汚れで相当に
曇っていたフィンダー内部の見え方が改善できた.たぶん各部の動作に
異常を引き起こすこともなく.これで被写体もクリアに見えそうなので、
ピント合わせもかなり楽になるはず.また気分よく撮影できるだろうし.

Canon Canonflex RP
 ●型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
 ●画面サイズ:24x36mm ●レンズ交換式
 ●レンズマウント: キヤノン式バヨネット Rマウント
 ●標準レンズ:Super-Canomatic Lens R f2.5/35mm
 ●ファインダー:ペンタプリズム固定アイレベル式
 ●シャッタースピード:B,X1~1/1000秒
 ●露出計なし ●セルフタイマーあり
 ●シンクロ接点:FP、X接点自動切替式
 ●フイルム巻上げ:底部トリガー式
 ●フイルム巻戻し:折り畳み回転クランク式
 ●フィルムカウンタ:裏蓋開放で自動復帰の順算式 1.5倍ルーペ付
 ●サイズ:145×100×49mm 680g
 ●当時価格:48,000円(R50mm F1.8付き)
 ●発売:1960(昭和35)年





残念なのは、この個体のペンタ部分に数カ所大きなへこみがある.そこ
はそのままの状態に.板金の技術ももちろんないので、裏側から叩いて
へこみを直すなど、下手なことはしなかった.また何度かの撮影で判明
していた、フレアやゴースト?~光のすじの侵入は,室内のみで撮影を
行ったら発生することはなかったが、その原因はレンズ装着部分の微妙
なゆがみ?で、完全にレンズがボディにフォットせず、わずかに動いて
いたせいだと思う.マウント部分に接着剤を流し込むことで改善できた
のではないだろうか.安易な判断ではあるが.固定していなければなら
ないボディとレンズの接合部分が、その作業で動かなくなったので正解
だったはず.さらに黒いゴムのりを重ね塗り.光りの侵入を防ぐことに.




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