
たぶん去年の後半?に、オークションで何度か取引のある出品者他から
2台セットを購入.200円+送料=1000円以内という安値で.ジャンク
扱いのカメラ.私の印象では、ミノルタの名機.どちらも希少な機種だ.
「M5」と「AL-S」~だがM5は、はじめて見るデザイン.同じミノルタ
の同じ名称のカメラ=M5を、私はすでに持っているが、まったく別の
ものにしか見えない.輸出用?だろうか.ネットでもわずかにアメリカ
のサイトでⅠカットだけ写真を見つけた.今回入手できた2台に加えて、
3台をならべて撮影してみた.3種類の別のカメラにしか認識できない.
不思議な気分に.カメラの名称は当時、あんがいぞんざいな名付け方を
していることもある.私もそんな実感がある.他のメーカーでも.ゆえ
に気にすることはないのかも.…残念なことに、M5は劣化がはげしく、
まったく動作しなかった.外観はきれいなほうだが何故か内部には粉状
になった汚れが充満している.AL-Sのほうはいくつかの部品が欠品して
いるが、なんとなく動作しているようす.この2台は比べてみると形状
はまったく同じらしく、作られた時期にも差がない?のかもしれない.
じつは別に1台 AL-Sは動作品を持ているので、この個体には故障品の
M5のトップカバーを取り付けてみようかと考えた.ボディや機能他は
AL-Sだが、見た目はM5になる.希少な機種ゆえにそれでもいいかと.




Minolta A5
●レンズ: Rokkor TD 45mm/F2.8(3群4枚)
? ●焦点調節: 全群ヘリコイド距離計連動、レンジファインダー方式
? ●シャッター: オプチパーシチズンMLT B.1~1/1000秒
●絞り:2.8~22 ●最短撮影距離:90cm
●セルフタイマー:レンズ部に内蔵
? ●ファインダー: 採光式式ブライトフレーム 基線長45mm 倍率0.6倍
●フィルム送り: レバー巻き上げ クランク巻き戻し
? ●フィルター径:40.5mm ●サイズ:137×80×66mm.720g
? ●当時価格: 19000 ●発売:1960年(昭和35年)
*ファインダーはミラーに代ってプリズムを使用した贅沢な造り.
日本製カメラがアメリカでも評価されるようになった「A」の後継機.
Minolta AL-S
●レンズ: Rokkor 40mm/F1.8
? ●焦点調節: 全群ヘリコイド距離計連動、レンジファインダー方式
? ●シャッター: オプチパーシチズンMLT B.1~1/500秒
●絞り:1.8~16 ●最短撮影距離:80cm
●露出計:外光式CdS ●セルフタイマー:レンズ部に内蔵
? ●ファインダー: 採光式式ブライトフレーム 基線長45mm 倍率0.6倍?
●フィルム送り: レバー巻き上げ クランク巻き戻し
? ●フィルター径:40.5mm ●サイズ:127×73×60mm.550g
? ●当時価格: 19000円? ●発売:1966年