チェコスロバキアの、Druoptaというカメラメーカーのゾーンフォーカス
カメラ「Corina 2」～本来は120規格のフィルムを使用するが、撮影結果
をはやく知りたくて今回は，35mmフィルムを使って撮影を．シャッター
はB,1/25,1/50,1/75秒．準広角の約60mmの二枚玉ガラスレンズを装備．
距離は目測ゾーンフォーカス式．絞りはF11,16の二段階．3段階に分けら
れたピントが不明だが、1.2m.2.5m.無限遠と考えていいらしい．絞りが
大きいので被写界深度の効果で、たぶんピントは大丈夫だと思う．今回は
変則的に35mmフィルムを使って撮影をしてみる．レンズを分解掃除して、
組み立て直す時に信じられないことだが、レンズの向き～凹凸を間違えて
しまったので、前回の撮影結果ががひどいものだったゆえ、再度の撮影だ．
うれしいことに、いい写りに戻っていた．やはりレンズの向きを間違えて
いたのだ．自分でも信じられないほどのミス．老いの怖さをまた実感して
しまうことに．感度200/36枚撮りのカラーネガフィルムを使用．露出に
制限がある機種なので，写りのよくないカットもわずかにあるがほとんど
が感心してしまうほどの、それぞれの多様な質感や陰影を再現してくれて
いるのだ．半世紀以上も昔に作られたカメラとは思えないほどの、斬新的
なボディデザインとともに，すでにお気に入りのカメラになってしまった．
