昨日は祝日だったから、私は自宅でくつろいでいたかった。
本棚の奥にしまい込んでいたクラッシックカメラを出した。
眺めてそして感触を楽しんだ。1930年から50年代にかけて
ドイツと旧ソ連で作られた、機械式のマニュアルカメラ。
何年か前に中古カメラのネットショップで買ったのが2台。
~写真の上と右下。試写を行なって、状態がよかったこと
をなんとなく記憶している。ある友人から昨年もらったの
が1台。一眼レフだ。フィルムを入れて撮影していない。
RETINA-1、Zorki-1は、どうやらシャッターとフィルム送り
の機構に不具合が出たらしい。触っていてなんとなく異常
を感じてしまった。レンズとファインダーにくもりもある。
ZENIT-Cは、まだ充分に現役カメラのように見える。簡単
な手入れをしてから、試写を行ってみよう。
近いうちに3台とも、カメラの修理専門店で診てもらおう
と思っている。調整や修理などが必要な場合は、見積もり
金額と相談のうえで、支払える時期も考えながら依頼を。
それぞれのカメラに、24枚撮り程度のフィルムを装填して、
撮影を終えてしまうまでには、結構、日数がかかるだろう。
私はつづけて何枚も速攻で撮影するタイプではないので。
マニュアルカメラの操作~露出に関する知識が、私の頭の
中から消えうせていることに気がついた。カメラについて
も長いブランクがあり、他の多くのかけがえのない記憶と
ともに喪失してしまった感覚。かなりショックである。