今日は25日。12月の。腰の具合が悪いままに、したいと望む、
掃除や持ち物の整理などの、いくつかの作業が中断している。
年が変わるということは、この私にも、積極的な根拠はない
のだが、なんらかの淡い期待感を抱かせてくれる。何かいい
変化があるかもしれない。誰かと会えるかもしれないし…。
だからか、私はこの季節、師走も正月も好きなのだ。
漠然としてはいても、なんらかの期待があるから、私は身を
ただしていたい。ゆえにそのあらわれとして、室内の掃除も
持ち物の整理も、きちんと行いたいのだ。私のこんな性質が、
うつを呼びよせた、ともいえるのだろうが。
ひと箱以下に減らしていたタバコが、最近また増えはじめた。
日にふた箱近くも吸うようになってしまった。毎日のように、
夕方からは、呼吸のたびに胸が鳴っている。ぜいぜいひゅう
ひゅうと、自分とは別の生き物の、臨終まぎわの、はかない
吐息のようにも聞こえる。だがこれは私自身のこと。
昨日は、盆栽とサボテンなどの植物の世話を。水やりだけを。
あまりにも寒さを体感してしまい、午後はやく風呂を沸かし
全身を暖めた。無駄な力が抜けて落ち着くことができた。
今日は心療内科への通院。薬局で薬をもらう。各種の支払い
やペットフードや食料などの買い物も。今の私には、つらく
長い距離を歩くことになりそうだ。そして、できれば満員の
バスには乗りたくない。病院の待合室が患者であふれている
のも困る。閉じられた狭い空間では、ひとりだけでいたい。
カメラのフィルムも忘れないように。