コニカ、の古い時代の一眼レフカメラ「FP」～動作品だがファインダーの
内部にひどい曇りや汚れがある残念な個体．ひさしぶりにまた撮影をして
みようと、シャッターを切ろうとしたら反応がない．仕方なく試行錯誤を．
レンズをはずそうとしたら、突然に切れた．動作に不具合が発生したのか．
いろいろと部品などをいじってみた．なんとか正常動作に復帰しないもの
かと思いつつ．するとプレビュー＝絞り込み測光用のボタンを押しながら、
シャッターを押すと、不思議と、なんの問題もなく切れることを発見した．
故障したカメラが復活してくれたような気分に．…状態のいいもの、やや
よくないもの．２本持っている同社の同型レンズ Hexanon 52mm/f1.8
という少し有名な、を使ってみるのだ．写りを比べてみたいと思い．前述
のシャッター関連の不具合そして改善？の検証としても、試写を行なう．
動作に問題はなかったらしい．またもいい写りだった．ただメモを忘れて，
どのカットを、２本うちのどちらのレンズで撮影したのかは不明なままに．
まあすべてのカットみな、いい写りだったので，どちらのレンズも状態は
悪くないらしい．そう思っておこう．かなり年期のはいった個体なのだが，
こんなにも写りがいのなら，作られて半世紀もたった機種だが，これから
もずっと常用が可能である．可能ならメンテナンスを行なえば，不安なく
使いつづけられるのだが．せめてホコリが多く混入したファインダーだけ
でも清掃したいが．私には一眼レフカメラの分解は無理．…使用したのは
感度400のカラーネガフィルム．次回はモノクロ写真も撮ってみたい気も．
最高の写りを夢見ながら．その期待に充分応えられるカメラなのだから．
