何もしたくない

雨の朝。日曜日。私は何もすることがなく、今月も
早くも下旬をむかえる。そして、あとひと月で今年
も終わる。だから、今さら慌てることもないだろう
などと腹をくくる？　何もしたくない言い訳である。

昨日、雨が降りはじめる前に散歩した。１時間ほど
かけて３キロから４キロメートルは歩いただろうか。
大きな川沿いにある、郊外型のブックオフによった。
文学やミステリィや犯罪関連のノンフィクションを
探してみた。100円コーナーで５冊選んだ。この店
を折り返しに、家に戻ることにした。

スーパーで週末のセールがあり、肉や野菜を安価に
売っていた。２日分～２食分ほどの、食材を買った。
煙草とピーナッツ入りのチョコレートも。膝や足首
に痛みを感じていた。腰は相変わらず調子が悪い。

夕方に、風呂を沸かして入った。下半身の不具合を
ぬるめのお湯で温めて癒すために。ここでも読書を。
日が暮れる。風呂場も徐々に暗くなる、本の活字を
追えなくなってくる。腰などの痛みは薄らいだかも。

台所でひと仕事。簡単な食事を。ベッドで横になる。
テレビは短い時間、ニュースのみを。眠くなるまで
本～ミステリィを読んでいた。自分はいったい何者
なんだろうか、などと考えながら。

そして今朝。６時に起床。身体も精神も重くすぐに
起きられなかった。２時間ほどそのまま横になって
いた私というあやふやな物体。各局の報道？番組を
見ていた。さまざまなコメントを聞いていた。この
世界もこの現実も、私に劣らず歪んでいると感じた。

雨を眺めながら朝のコーヒーを飲む。昨日、買った
本の写真を撮った。今日も、ブログの記事～読書の
感想文を書くことと読書のみ。それ意外は何もした
くない。私はまだ、現実の重たさから逃げていたい。