鳥かごやハムスターやラットのゲージなどは年内にもう一度、
掃除をしたほうがいいだろう。ベランダにある犬のトイレも。
カメの水槽とヤドカリの飼育ケースも。…生き物はこれだけ。
複数を飼育しているものもいるので、世話は結構大変である。
小鳥たちは朝がはやい～今は、私のほうが先に起きているが。
ハムスターやラットは昼間は寝ている。犬とカメは人と同じ
生活のサイクル。ヤドカリは脱皮をした後、姿が見えない～
砂に潜っているのか。あれこれと悩みながら生きているのは、
ただ私だけである。ペットたちは、限られた空間ではあるが、
私にはのんきに生きているように思える。何も気にしないで。
一年前に我が家にやってきたスティンクポットニオイガメは、
体長が２cmだった。一週間、何も食べなかった。私をひどく
心配させた。今では10cmまで成長した。よくなついていたが、
ある日、水槽を脱走して、犬に見つかり弄ばれて、私までも
警戒するようになってしまった。喰いちぎって、黒い地肌が
現れたテニスボールで犬が遊んでいるのかと思ったら、その
黒いものがカメだった。さいわいどこにも怪我はなかったが。
この子たちがいるので、私はある側面では幸福であると思う。
別の面では、ひどく不幸である。私はあと少なくとも20年は
生きていたいが、なんといっても私はうつを患っているので、
どこかで、ある日、とつぜんに、消えてしまうかもしれない。
悲しいことだとは思うが、私は自分をコントロールできない
日がいつかやってくることも、なんとなく感じているのだ…。