Minoltaの110規格専用のカメラ「Autopak 460Tx」と「Autopak 470」
数年前に使用期限が切れた古いフィルムを使ったのに、どちらのカメラも
想像以上のいい写りだった.24枚撮りのそんな安価なフィルムを、2台の
姉妹機で使用.前半の9カットは 460Tx で.後半の15カットはフィルム
をダークバックの中で装填し直して 470 で撮影.そんな変則的なあるい
は貧乏性的な….Kodak 400/24:1~9.寝室:460TX/10.art~24:470
かなり小さな 110規格のフォーマットのフィルムだが、さすがはミノルタ
である.みないい写真だ.簡単な作りなので操作もシンプル.露出も簡素
なものだが、しっかり写る.いいメーカーのカメラゆえに期待ができるの.
Pocket AutoPack 470
●形式:プログラムEE電子シャッター付110カートリッジ使用カメラ
●画面サイズ:13x17mm
●レンズ:Rokkor 26mm/F3.5(3群4枚構成)
クローズアップレンズ内蔵(撮影距離50cm・パララックス自動補正)
●ピント方式:目測手動(5点フォーカスマーク合わせ:中間距離使用可)
撮影距離=0.8m~∞
●シャッター:2-1/1000秒(プログラムオート)
1/60秒以下は手ぶれ警告ランプ付
●露出制御:CDSプログラムオート
●フイルム感度:自動設定(100または400)
●ファインダー:アルバタ式ブライトフレーム
パララックス補正マーク付 表示:視野枠、距離設定、ストロボ警告
ファインダー内表示視野枠、フォーカス、クローズアップ確認
バッテリーチェック兼手ぶれ警告・露光中警告ランプ
●フィルム送り:一操作スライドノブ式
●セルフタイマー:なし ●デート機構:なし
●電池:酸化銀JIS記号G13(1.5V) 2個(LR(SR)44代用)
●サイズ:117.5×27.5×55mm.180g(電池別)
●当時価格:24500円(本体) ●発売:1977年
*ストロボ:外付け:POCKET FLASH 110
*ガイドナンバー:11(ASA100・m)
*照射角度:上下36度、左右50度
*閃光時間:約1/5000秒
*撮影距離:(ISO80-100)0.8~3.6mm、(ISO250-400)0.8~6.3mm
*電池:単3型1本
*大きさ:59×27×55mm.65g(電池別)
AUTOPAK 460TX
●カートリッジ式の110フィルムを使用
●レンズは二焦点式のロッコール26mmF3.5および46mmF4.7
●シャッターは1/200秒固定 絞りは手動設定
●ピントは最短90cm.1.2m,2,3.5,10m~無限遠
接写レバー+最短のゾーン指示でクローズアップ撮影50cm
●フラッシュ内蔵.露出計はフラッシュ使用指示用のみ.
●フィルム感度は100~400までの自動設定 ●シャッター速度は1/200秒の固定
*単3電池で露出不足のアラームやフラッシュが発光
*この個体はフラッシュ使用時のインジケータは発光しない.