ミノルタ初の35mmハーフサイズカメラ「Repo」シリーズ.その初代機
のシルバーとブラックボディ、を組み合わせてⅠ台に.シャッターの動作
のみが確認済みの、ジャンク扱いのシルバー.そのボディに、完全に故障
していたブラックのトップカバーをかぶせる.それで動作をする、撮影が
可能なⅠ台のカメラに.残念だが、露出計は機能していない.しかし他の
動作に問題はない.好きなブラックボディになった Repoなのである.
露出計が機能しない場合は、フラッシュ撮影用の絞り値を流用して撮影を
することになる.その場合シャッター速度は 1/30秒固定.絞りは大小各
サイズを使用出来る.すばらしいデザインのカメラであるし、写りもいい.
使えるようになって私はうれしい.…撮影の結果もやはり良かった.
感度 400/24枚撮りカラーネガフィルムの半分ほどを使用.ハーフサイズ
ゆえに約24カット撮影できた.レンズに若干曇りや傷が会ったが、写りに
ほとんど影響はなかったようだ.撮影中に気がついたが、ストロボは発光
しなかった.配線が劣化でもしているのか.その人工の光りは試写で動作
確認の意味で使用するだけだから、私の場合はとくに問題はないが.
Minolta Repo.black body
●レンズ:Rokkor 30mm/F2.8
●シャッター速度:B・EV8=1/30秒,F2.8~EV16=1/250秒,F16
●焦点調節:距離計はなく、前玉回転式の目測式
●サイズ:107×66×46mm ●重量:約400g
●電池:セレン光電池 追針式露出計 ●発売年:1963年
Olympus EES-2:~19
MInolta Repo:200/15×2=30:Counter=20:F 絵画~
(EV8=1/30.F2.8~EV16=1/250/F16)
このカメラでの、簡易接写レンズは、対応が難しかったようだ.
ピントの合う範囲がよくわからない.かなり狭いようだ.