完全マニュアル操作の、旧ソビエト製の古い一眼レフカメラ「Zenit-C」
その撮影時の露出を決める参考にするため,キャノンのコンパクトデジ
タルカメラ「IXY10」も散歩に持参。感度設定をフィルムとおなじ100
にしておいて,液晶モニタに表示される,シャッター速度と絞りの数値
をアレンジして,Zenit-Cに置き換える。ほぼ適正な?露出になるのだ。
昨日ブログにアップした、Zenit-Cで撮影をした写真は,そうやって露出
を決めた。今日の記事に添付した写真はすべて、その時 IXY10でも撮影
したもの。半世紀もの歴史を経過して作られた2台のカメラ。そのこと
を考えれば,Zenit-Cでの写りはよく健闘をしているといえるのでは?
デジタルカメラは非常に便利ではあるが,撮影をするという意味あいが、
それ以前に作られた歴代のさまざまなカメラとは微妙に違う。今私には、
どちらも必要だ。カメラは時を止め私に思考したり発見したりする喜び
も与えてくれる。ものごとや物体などの意味や質感も知ることになる。