blueな日々

( Art で逢いましょう)

もちろん人も動物である

2006年11月08日 | NEWS

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また象のことを。数日前のFNNのニュースから。多く
の動物は、鏡の中の自分を見て別の動物と思うらしい。
他の動物の話題も、最近のネット配信のニュースから。
    (記事も写真もFNNから転載・編集・加工)

象も人間と同じく、鏡に映った自分を認識する能力が
あることが初めて確認された。これまで「鏡映認知」
の能力は、人間とサルとイルカでしか確認されていな
かった。そのため象にもこの能力があることは大変な
発見となった。アメリカの大学の研究チームが巨大な
鏡を置いたところ、象たちは鏡の裏側をのぞき込んだ。
そして34歳の象が鏡の前で、前へ行っては後ろに戻る
動作を繰り返した。「象は、自分の姿をチェックして
いたのです。同じ動作を繰り返すことで鏡の中の動き
を確認しているんです」と大学の博士は説明。さらに
研究者は、象の目の上に白い「バツ」マークを張った。
すると象は鏡の前で「バツ」マークに鼻で触り、その
鏡の中に見える象が、自分だと気づいた様子を見せた。
みずからを自覚することは、社会生活を営むのに欠か
せない高度な能力だとされていて、今後さらに、象の
知能の研究が進むことになるだろう。

………次はイルカ。
和歌山県で「クジラの町」として知られている場所で、
足が退化したとみられる腹ビレがついたイルカが発見
された。専門家らは、世界でも初めての出来事として
注目している。胸びれとは別に、腹びれを持つ極めて
珍しいバンドウイルカ1頭が見つかった。博物館では、
鯨類の祖先が21世紀に再出現したといえる。胎児には
ある陸上生活の痕跡の後ろ脚が退化せず腹びれとして
残ったと考えられ、突然変異による先祖返りのイルカ
ではないか。学術的にも貴重な発見、としている。

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………これは牛。
米国・ニュージャージー州で、食肉加工施設から3歳
のオス牛が脱走 街頭で立ち往生したこの牛は夜中に
食肉加工施設から脱走したもの。警察官たちは、体重
が300kg近くもある、この牛を相手に必死の逮捕劇を
展開した。騒動は翌日の明け方までつづいたが最後は
動物保護官による投げ縄が牛をキャッチ。精神安定剤
で眠らせて、ようやく収まった。牛は、加工施設には
戻されず、動物園に移されることになったという。

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………最後は犬。
愛知県の山中。2頭のクマに遭遇した飼い主の男性を
犬~ゴールデンレトリーバーの「ペニー君」が救った。
ペニー君は好奇心おう盛で人なつこい。性格はおとな
しいという。男性は山中の散歩道で、親子と思われる
クマを発見。急いで逃げたが、クマに追いかけられた。
ペニー君は初めて見るクマに興味津々で、男性が手を
離した瞬間に、クマ目がけて向かっていった。これに
びっくりしたクマは一目散に逃げ出した。ペニー君が
クマを追いかけて行ったあと、男性は自宅の駐車場へ
とつづく道を必死の思いで走って逃げた。そして犬の
名前を呼ぶと、体にはクマに襲われたのか、じゃれて
遊んだのか、無数の傷があったが、元気そうに帰って
きたという。役所では、この散歩道を閉鎖して付近の
巡回や看板を立てるなど、住民に注意を呼びかける。

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みんなそれぞれに生きているんだな、とニュース映像
を見ながら感じた私。人間から生存場所を追われたり
保護されたり喰われたり飼いならされたりではあるが。

一度、イルカと遊んでみたい。その肌に触れてみたい。
牛肉は長い間、食べていない。豚肉のほうが安いから。
私とふたりきりで、我が家で暮らす、愛犬のキャルに、
鏡に映る姿を見せても、それが自分だと認識できない。
私は自分の姿を知るのが嫌なので、滅多に鏡を見ない。
キャルは臆病な犬である。他の人間も他の犬の存在も、
ほとんど知らないから。飼い主が孤立しているからだ。
象は、現世での私の別の姿である~勝手に考えている。
つまり滅んでゆく生命~私の、象徴であるなどと。


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